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「スタダGG!」配信&ゲームでALIENWAREが活躍!! スタダGG!メンバーの今後の目標は? 【ALIENWAREとワタシ(2)】

世界に向けて活躍できる選手を発掘・育成し、活躍の場を創り出すとともに日本におけるeSports文化を盛り上げようと、芸能事務所スターダストプロモーションが展開する「STARGAMERS PROJECT」。

その第一弾として発足したスタダGG!(スターダストゲームガールズ)は女子プロeSports選手育成プログラムで、プロゲーミングチームに勝利することを目標に選出された所属タレントが公式番組放送を通じて腕前を磨いていった。現在では、一般女性ゲーマーも交えてプロeSportsチームを結成、さらなるプロジェクトが進行中となっている。

そのスタダGG!では、配信用マシンとゲームプレイ用マシンにそれぞれALIENWAREが使用されていた。これはスタダGG!のスポンサーにALIENWAREが入っていることもあるが、ALIENWAREがあったからこそ快適な配信、ゲームプレイが可能となっていたはずだ。

今回はプロジェクトの企画、配信を担当したスタッフ”fanta”こと皆川貴征氏と、スタダGG!から”Kinan”こと西村季里子さんに話をうかがい、ALIENWAREを導入した理由や、「女子プロゲーマー」を目指した経緯とこれからについてお聞きした。

▲皆川貴征氏(左)と西村季里子さん

配信とゲーム環境はALIENWAREで統一

――スタッフの皆川さんは、現在ALIENWARE 15をお使いになられているとのことですが、ALIENWAREにされたきっかけについてお教えください。

皆川:買ったのは2017年の夏ごろですね。もともとスタダGG!用にDELLさんから貸してもらったんですが、自分でもゲームをプレイするため個人用としてALIENWARE 15を買いました。

――デスクトップではなくノートにされたのは利便性の問題でしょうか。

皆川:本当はデスクトップにしたかったですし、「Auroraを使ってみたらいいじゃないですか」って言われてたんですが、僕が家にいないときに子供たちがパソコンをいじってしまうことがあるんですよ。たとえばキーボードを取り外してPS4に繋げたり、段ボールでモニターを作ってセットアップして遊んでいたり(笑)。でもノートだったらしまっておけば触られることはないので、こちらにしました。

スタダGG!のメンバーもALIENWARE15か17を使っています。配信をやっているときにも視聴者の方から「なんでデスクトップじゃないんですか?」って聞かれたんですが、メンバーの子は配線や組み立てといったセッティングができないんですよ。ノートパソコンなら開くだけですし、使う場所も選ばないのでちょうど良かったんです。

――皆川さんはこれまでゲーミングPCに触られたり、所有されていたことはありましたか?

皆川:僕はもともとゲームメーカーでマーケティング企画をやっていたんですが、FPSタイトルの宣伝を担当していたときに「ゲームができるPC」というものに初めて触りました。といっても、ゲームが最低限遊べるようにグラフィックボードが載っていた程度で、そこからさらに高級グラボにしようという感じではなかったですね。

――番組開始時はいろいろ苦労もあったと思いますが……。

皆川:開始するまでがいろいろ大変でしたね。メンバーの成長過程を見てもらいながらみんなに応援してもらうというのが定期配信の目的だったので、メンバーが自宅で練習するためにPCが大量に必要だったんです。配信の見せ方についても、チーム戦だったら8台から12台、観戦モードのPCも入れると13台近くのPCが必要になりますし、その他もろもろを含めて「トータルで20台以上必要だよね……」という話になってしまい(笑)。

準備するのが一番大変でしたが、DELLさんにご理解とご支援いただいたからできました。企画のお話させていただいたときはビックリされましたが、おかげで機材面で困ることはなかったです。


――スタダGG!の配信マシンとしてALIENWARE 15を使われていたとのことですが、メンバーのみなさんにゲームを遊ばせるうえで、ご自分でも予習できるようにゲーミングPCを選ばれたという流れでしょうか?

皆川:もちろんそれもあります。ゲーム会社でプロモーションをやっていたときはニコニコ生放送で番組配信を行っていたんですが、そのときもALIENWAREのノートを使ってたんですよ。僕としてはゲーム以外にも使えることや持ち運びもできるので重宝していますね。GTX1070といったハイエンドなグラフィックボードが載っているというのも良かったです。

――スタダ!GGではFRESH!、Twitch、YouTube Liveと同時配信をされていましたが、やはり相当のマシンパワーは必要としますよね?

皆川:パワーのあるゲーミングパソコンは、こういう配信にもその力を発揮しますね。何の問題もなく快適に配信することができました。配信だけならそんなにマシンパワー使わないって思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。CPUもグラボもゲーム向けに高性能なもののほうがいいです。

じつはALIENWARE 15を本格的に配信で使い始めたのは、僕が西村さんの個人配信で企画、ディレクションを担当するようになってからなんです。内容を打ち合わせしたら自分のALIENWARE 15でひととおり準備して配信するという形になったので、スタジオに置いてあるエンコーダーで仕込みの作業をせずに済むのは便利になりました。

メンバーを個別に担当するのは3月いっぱいで終わったんですが、いままでやってきたことを他の配信でも展開できるように社内で共有しています。

――スタダGG!は全員による番組配信から個人配信に移り変わっていますが、やってるタイトルは相談しながら決めてるのでしょうか。

皆川:軸としてはeSportsタイトルを選んでいるんですが、カジュアルで幅が広がりそうなゲームであれば本人たちと話しながら選んでます。たとえばホラーゲームアドベンチャーゲームですね。eSportsタイトルばかりだとゲームを嫌いになっちゃうかもしれないので(笑)。

――ちなみにDELLのノートパソコンXPS 13も使われているとお聞きしました。

皆川:別に「DELL大好き!」というわけではなく、たまたま結果的に、ですけどね(笑)。仕事にも使えるノートPCを買うとき、前から気になっていたXPS 13を買ったんです。実際に使って見たらすごくよくて。薄型でベゼルが細いのに画面が大きく、しかもバッテリー持ちもいい。あまりに使い勝手がよかったので、妻のぶんも買いました(笑)。なので、うちにはXPS 13が2台、ALIENWARE 15が1台あるんです。

――それだけ聞くと、相当DELL好きなんだなと思われますよね(笑)。

皆川:本当にたまたまです、たまたま(笑)。


ゲーム経験ほとんどナシの女の子がプロゲーマーを目指す

――さて、ここからはKinanさんこと西村さんにお話を伺います。西村さんはスタダGG!で活動されるまでにPCを触る機会はありましたか?

西村:大学生のときにレポートを書くためにノートPCを使っていました。大学を卒業後、大学職員として働いていた時にも事務作業にはPCを使ってましたし、大学のPCセンターでは学生や教授が使用するPCの対応もしていました。

PCでゲームと言ったら、トランプゲームの『ソリティア』で遊んだことはありますが、ゲーミングPCという存在を知ったのはスタダGG!に入ってからです。

――ちなみにこれまでテレビゲームを遊んだ経験は……?

西村:兄がゲーム好きだったので家庭用ゲーム機はいろいろあったんですが、私は『スーパーマリオブラザーズ』とか『ぷよぷよ』をちょっと遊んだぐらいですね。スマホを持つようになってからも有名なパズルゲームを少し遊ぶぐらいだったので、格闘ゲームはもちろん、「FPS」なんて知らない世界でした(笑)。


――スタダGG!ではプロゲーマーを目指して活動されていますが、「やってみよう」と思われたのはどういうきっかけだったのでしょうか。

西村:プロジェクトの説明を受けたとき、まず「eSportsってなんだろう?」って思いましたし、どんなものかわからなかったんですが、「プロを目指せるんだったら挑戦してみたいです!」と足を踏み入れたのがきっかけです。
「ゲームのプロの選手」「オリンピックの競技になるかもしれない」と、知らないところでそんなに大きなものがあるなんて。新たな発見でしたね。

――ALIENWARE 15を使いながら日々、練習をされているんですね。

西村:「ゲームをやる時間」って今まで自分の生活になかったので、一日一回は絶対にさわろうと決めている以上、家に帰るのがどんなに遅くてもゲームをするということを体に覚えさせようとしてます。プレイヤーが多く集まるのが21時から24時と聞いていたので、うまくなるためにはそれまでに帰らないと練習できないんですよ。友達と会う約束をしても「ごめん、今日これからゲームしたくて……」って断ったことは何度もあります。
朝方までやっちゃうぐらいにハマってますし、メンバーで集まれるときは「朝までやろう!」って連絡を取り合って遊んでます。

――スタダGG!ではまず『オーバーウォッチ』をプレイすることになりましたが、初見はどんな印象を持たれました?

西村:『スーパーマリオブラザーズ』だったら画面の中にいるマリオを操作できるじゃないですか。でも『オーバーウォッチ』はマウスで視点を変えながら、しかも自分の視点であちこち進むということに驚きでした。ゲームの指導をしていただいた教官の操作をみんなで見ながら「Wで進む」ってメモしました(笑)。

PCでゲームをするとなったら、まずこれを覚えなきゃいけないところからのスタートでした。どうしてもゲームって男性プレイヤーが多いイメージでしたし、『オーバーウォッチ』は”戦うゲーム”と聞いていたのでちょっと怖いと思っていましたが、絵が綺麗で色鮮やかなところに惹かれて、今ではかわいいキャラクターもたくさんいて女子ウケもする楽しいゲームだなって思うようになりました。

▲【スタダGG!】kinan/西村季里子 オーバーウォッチプレイ動画 【Overwatch

――ちなみにキーボードとマウスでの操作には慣れましたか?

西村:最初は小指まで使うとは思ってなかったですし、日常生活でも小指だけを使うことってあんまりないじゃないですか(笑)。でも、いまはもう親指や小指を使うって操作することに慣れました。ゲームするならキーボードとマウスがないと遊べませんね。

皆川:個人配信用にゲームパッドを使わせてみようと思って用意していたんですが、西村さんはゲームパッドを外してキーボードでやり始めたんですよ。「パッドじゃうまく操作できない!」って(笑)。

西村:ゲームパッドを持って遊ぶっていう経験がほとんどないので、キーボードのほうが圧倒的にやりやすいんですよ(笑)。ホラーゲーム配信をしたとき、ゲームと連動してパッドが震えたのが本当に怖かったんですよね。みなさんにとっては当たり前だと思うんですが、私はそれを知らず、「これ震えてます!」ってリアクションしながら、震えているゲームパッドをいちいち見せて(笑)。

皆川:見てる人たちはみんな振動することは知ってるんですけどね(笑)。パッドだと真っ直ぐ歩けなかったり、周りを見回すことができなかったので、ゲームパッドを使うのは止めました。

――最初のころは、3D酔いについて心配されていましたよね。

西村:配信の前にプレイしてみたときに酔っちゃったんです。でも、それがいわゆるゲームの3D酔いだと知らず、体調が悪いのかなって思っていたんです。『オーバーウォッチ』をやる度に酔ってしまうので、初めのころは酔い止め薬を飲んでいました。3D酔いというものがあるというのを知ったのは、ずいぶん経ってからでした。

――いまはもうだいぶ慣れました?

西村:ゲームによって、ですね。『オーバーウォッチ』は慣れたので大丈夫なんですけど、『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(以下『PUBG』)はいまだに酔っちゃうこともあります。2時間ずっと配信でゲームをやっているんですが、視覚と聴覚を集中させているので、1時間30分を超えるとだんだんグラグラしてきますね(笑)

YouTubeのプレイ動画を見るだけでも酔っちゃうんですよ。ゲーム酔いの対策を知らずにこの世界に入っちゃったので、「私だけ酔ってるのかな?」とか「ゲーマーの人は酔わない」っていう勘違いや思い込みがあったんですが、みなさん酔うと知って心が軽くなりました(笑)。

▲【視聴者参加】スタダGG! kinan のFPS修行 PUBGに挑戦!#16

――ちなみに『PUBG』を初めて遊んだときに「うわっ、血……」「銃撃怖い!」って思いませんでした?

西村:思いました! でも『オーバーウォッチ』の教官と同じように『PUBG』でもプロゲーミングチームの方と一緒にスクワッドを組ませてもらったんですが、私が動けずにうろうろしていたら「武器持って来たよ」とか「包帯いる?」って手厚いサポートをしてくださって……(笑)。いわゆる姫プレイではありましたが、でもそこで一気に学ぶことが多くて楽しかったんです。私が何もしなくても普通にドン勝をとれたんですよ。

そんな感じで「勝つ喜び」を最初に味わえたのが大きかったですね。ソロで武器やアイテムを集めていくとなったら相当な時間がかかるでしょうし、すぐやられちゃうので、ドン勝をとれる喜びを知らないままだったと思うんです。いまでも撃たれたときは「あぁ、怖い……」って思いますけど、逆に自分がキルをとれたときはめちゃめちゃ嬉しいですね(笑)。


ゲームを通して広がった視野、そして人との繋がり

――配信を始めてから西村さんご自身で変わったことや、周りからの反響はありましたか?

西村:ゲーマーの方からいただいたアドバイスのおかげで私も『PUBG』の大会に参加できるようになったり、いろんな方がいろんなきっかけで配信を見てくれているので、続けてきてよかったって本当に思います。

配信は仕事や私生活のことをファンの人たちと話すきっかけや場になっていますし、スタダGG!以外の仕事が決まったときも応援してくださるんですよ。『オーバーウォッチ』や『PUBG』といったプレイ人口が多いタイトルゆえに批判的な意見もあったんですが、そういう声に負けずに折れずにやっていたら、私を応援してくれる人ができたので、嬉しかったです。たとえ友達との約束を破っても(笑)、私の生活の中ではメインになっています。

――『オーバーウォッチ』以外に、「これ得意かも!」って思えるジャンルは見つかりました?

西村:私は『オーバーウォッチ』でヒーラーをやっていたので、チーム戦で遊べて、なおかつヒーラーがいるタイトルがあればやりたいです。ヒーラーだけのゲームなんてないですもんね(笑)。
『PUBG』もソロでやるより断然スクアッドのほうが楽しいので、1対1よりはチーム戦のほうが楽しいなと感じてます。

――ロール(役割)があって、チーム戦ということを考えると、『リーグ・オブ・レジェンド』は感覚的に近いと思いますね。

西村:eSportsを調べると絶対に出てくるゲームですし、たくさんの人がやっているゲームなので、高いレベルでやっている人たちに追いついて対戦したいっていう目標はありますね。

――皆川さんとしても『リーグ・オブ・レジェンド』は注目されていたのでしょうか。

皆川:スタダGG!で扱うゲームとして当然候補にありました。東京ゲームショウでプロゲーミングチームと対戦するというのがひとまずの目標だったので、ゲーム経験のない彼女たちに腕前がつくまでどれぐらいの期間が必要なのか、企画の発足から逆算で考えると『オーバーウォッチ』のほうが適切だろう、という判断になりました。

▲個人配信中の西村さんをスタッフ側から撮影したもの


「女性プロゲーマーが増えてほしい」というこれからの目標

――西村さんのゲーム関連活動について目標はありますか?

西村:『PUBG』では2017年12月23日に開催されたGeForce CUPにも出場した経験をさせていただいたので、これからも選手として参加していきたいです。本当は優勝できたら一番いいんですけど、「女の子でもゲームの大会に出場している」と知ってもらうために、まずは大会に出ることに意味があると思ってます。

スタダGG!はプロのeSports選手になるという企画ではありますが、選手だけではなくキャスター業というジャンルがあることを知ったので、ゲームの知識を増やし、大会での経験を積み、ゆくゆくはeSportsのキャスターのお仕事もできたらと思っています。

活動の場を広げてeSportsに関連した仕事をもっとしたいですし、将来的には自分でプロデュースしたグッズを販売することができたらいいなって思います。

――ちなみにどんなグッズを?

西村:女性用のゲーミングヘッドセットとかどうでしょう。女の子でも似合うヘッドセットもあるよと教えてもらったんですが、自分が好んで「これ欲しい!」って思えるようなものがなかなかないんですよ。女性がゲームを始めるきっかけになったり、女性ゲーマーがもっと増える後押しになるような可愛いグッズをプロデュースしてみたいです。

――女性プロゲーマーが増えたらいいなという思いを実現させるための目標がありましたらお聞かせください。

西村:ゲーマーの人たちって自分で発信してる人が多いなと感じているので、私も女性プレイヤーとしていろんなSNSで「こういうゲームをやってます」と発信することで興味を持ってもらいたいですし、そのためにも配信を続けていきたいですね。「オフライン大会に出ます」って言ったら現地に応援しに来てくれる人がいるかもしれないので、知ってもらうためのきっかけをどんどん作っていきたいです。その中でまずは女性の方々にも知ってもらって、「自分もできるかも」って思ってもらえたら……と思います。

――「『PUBG』をやってみたい」という女子ゲーマーがいたら、西村さんから「一緒にやろうよ」と誘うことができたら理想ですよね。

西村:私がいままでプロの方々に教えてもらったように、今度は私が「あっちのほうに敵がいるから気をつけてね」と教えることができたらいいですよね。

「Kinanと一緒に遊びたいから始めました!」っていう女の子が増えたら……本望です。『PUBG』を遊ぶとき、いまはどちらかというと「私を護衛したいから一緒に遊びたい」っていう人が多くて、それは嬉しいんですけど、これからの目標としては私をきっかけに『PUBG』を始めたり、一緒にやりたいっていう女性ゲーマーが増えたら本当に嬉しいです。これからもイチ女性ゲーマーとして、まずはいろんな大会に出たいと思っていますので、応援よろしくお願いします!


■関連リンク
スタダGG!公式サイト
http://stardust-ch.info/stardust-gg/
スタダGG!公式Twitter
https://twitter.com/stargamers_pj
西村季里子オフィシャルHP
http://yokohama.art.museum/visit/access.html
西村季里子オフィシャルTwitter
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西村季里子 OPENREC.tv配信ページ
https://www.openrec.tv/user/STDGG_kinan
スタッフ fanta Twitter
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