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“ALIENWARE vs Predator”第2弾は『LoL』勝負!?「eスポーツMaX」で再び実現!!
「エイリアンvsプレデター」
……と聞いて映画を思い出すのはちょっと待ってください。
ゲーマーにはやっぱり、ゲーミングPCのブランド「ALIENWARE」と「Predator」を思い出してほしいところです。
通常この手の、競合企業どうしが絡む機会はほとんどありません。
たとえば自動車メーカーやビールメーカー……。他社と名前が並ぶだけでも、広報部は背筋が凍るとか凍らないとか。
しかし、このゲーミングPC2社の広報担当者たちはクレイジーでした。もちろんいい意味で。
TOKYO MXの『eスポーツMaX』という番組をPredatorをもつ日本エイサーがスポンサードいます。その番組でALIENWAREとPredatorが一緒に登場するというだけでも普通は冷や汗ものですが、彼らはなんと『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』を使って、ALIENWAREとPredatorのPCを使った企業対抗戦を企画をしました。
eSportsで遊んでいる企業がゲーマーを集めたチーム同士で勝負をするというのです。
1年ぶりに『LoL』を起動するという人からガチゲーマーまでレベルも様々で、現地で「ロールどうする?」なんて話も飛び交っているかと思えば、チャレンジャーティアーのスーパープレーまでよりどりみどりのゲームでした。
それ以上にこの企画のど真ん中は、「どんなレベルであってもグループでプレイする『LoL』は楽しい」ということの再確認です。各チームの選手たちは時に騒ぎながら笑いながら、「大人がこんな顔してるの、なかなか見ないな」という真剣な表情でモニターを凝視していました。
ALIENWAREチームとPredatorチーム、どちらが勝ったかは番組を見てもらうとして……。
どうしてこんな楽しくも“危険”な企画が成立したのか、番組メインスポンサーである日本エイサーの安藤康夫さんに聞いてみました。
――この企画、広告代理店が真っ青になりそうですが、どうやって実現したんですか?
「僕たち日本エイサー側からALIENWAREさんに声をかけました。ALIENWARE ZONEで行った『エイリアンvsプレデター』の対談もありましたけど、皆さんが思ってるより距離は遠くないんですよ」
■今回の対決企画のきっかけとなった「エイリアンvsプレデター」ゲーミングPC担当者同士の対談の模様はこちら↓
ALIENWARE × Predator対談【前編】「エイリアンに勝つため、名前をプレデターにした」
ALIENWARE × Predator対談【後編】「eSportsの普及でやるべきことは賞金ではない」
――でも競合他社、ですよね。
「もちろんそうなんですけど、日本でeSportsを大きくしたいっていう意味では仲間ですからね。あと会社員っぽいことを言うと、日本支社同士ですから、本社のプレッシャーがきついよねっていう共感もあったりします(笑)」
――番組的には日本エイサーさんがメインスポンサーなのに「エイリアンvsプレデター」とALIENWAREが先に来てるのも寛容だなぁと驚きました。
「元ネタの映画がその順番ですからね(笑)。あと、この取材だって、ALIENWAREのメディアに日本エイサーが出してもらえるのも十分寛大ですよ」
――言われてみればたしかにです(笑)。にしても選手たちは楽しそうにゲームしてましたね。
「そうなんですよね。eSportsを東京五輪にとか、野球やサッカーのように多くの人に認めてもらえるものに、とかあるんですけど、どこまで噛み砕いても最初の最初は『ゲームって楽しいよね』という感覚だと思っています。こうやって年齢も実力もバラバラのメンバーでも一緒に楽しくゲームができる、っていう部分が伝わったら嬉しいですね」
一方、オファーを受けた側のALIENWAREの岡田さんも、躊躇はなかったそう。
「ゲーミングPCの市場は日本でも大きくなっていますし、ALIENWAREとしても力を入れるようになってきています。『エイリアンvsプレデター』は社内でも結構面白そうじゃない? という反応でしたし、迷いませんでした」
奇しくもこの収録日は『LoL』の世界大会MSI決勝と同日でした。
絶対に自分にはできないプロのプレイと、自分でもできそうな普通の大人たちのプレイ。観客の数はくらべものにもなりませんが、ゲームしたい欲を煽る度合いは、案外いい勝負なのかもと思いました。
ちなみに参戦していたあるチームのメンバーに、普段使っているPCを聞いてみたら、ある人からはこんな答えが……。
「○△☆(どちらでもなかったので自主規制)」
もちろん両社の名誉のために言えば、ALIENWAREとPredatorのどちらを使っている人もいたのですが、自分の感覚に合った好きなマシンであれば、まぁそこはいいんじゃない? というゆるい雰囲気が、この“危険”な企画を成立させたおおらかさなのかもしれません。
■eスポーツMaX 放送情報
「eスポーツMaX」は、毎週月曜日の20:00〜20:56(TOKYO MX1)にて放送中の「BE-BOP SPORTS」内コーナーとして絶賛放送中!
eスポーツの面白さ、奥深さに魅せられたゲームの達人達のガチンコバトルと、駆け引き、超絶技の秘密など、 初心者にも分かりやすくeスポーツの魅力をお伝えしています。
今回のALIENWARE vs Predatorの試合の模様は、6〜7月放送の「eスポーツMaXにて放送予定です。
http://s.mxtv.jp/sports/bebop_sports/
……と聞いて映画を思い出すのはちょっと待ってください。
ゲーマーにはやっぱり、ゲーミングPCのブランド「ALIENWARE」と「Predator」を思い出してほしいところです。
通常この手の、競合企業どうしが絡む機会はほとんどありません。
たとえば自動車メーカーやビールメーカー……。他社と名前が並ぶだけでも、広報部は背筋が凍るとか凍らないとか。
しかし、このゲーミングPC2社の広報担当者たちはクレイジーでした。もちろんいい意味で。
TOKYO MXの『eスポーツMaX』という番組をPredatorをもつ日本エイサーがスポンサードいます。その番組でALIENWAREとPredatorが一緒に登場するというだけでも普通は冷や汗ものですが、彼らはなんと『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』を使って、ALIENWAREとPredatorのPCを使った企業対抗戦を企画をしました。
eSportsで遊んでいる企業がゲーマーを集めたチーム同士で勝負をするというのです。
会場となったSTUDIO COAST。同フロアでパンクラスの試合(有料)も実施されており、リアル格闘技とeSportsが同会場で行われるというのも興味深い
グループで遊ぶ『LoL』の楽しさを伝えたい
5月20日、東京・STUDIO COASTでのオリジナルeスポーツイベントの第4弾「eスポーツMax ゲーミングフェスティバル 4」の公開収録現場にお邪魔しましたが、試合内容・勝敗がどうこうというタイプの大会ではもちろんありません。1年ぶりに『LoL』を起動するという人からガチゲーマーまでレベルも様々で、現地で「ロールどうする?」なんて話も飛び交っているかと思えば、チャレンジャーティアーのスーパープレーまでよりどりみどりのゲームでした。
「コス企画チーム」には、日本のLoLのランキングで上位につけている実力者も
それ以上にこの企画のど真ん中は、「どんなレベルであってもグループでプレイする『LoL』は楽しい」ということの再確認です。各チームの選手たちは時に騒ぎながら笑いながら、「大人がこんな顔してるの、なかなか見ないな」という真剣な表情でモニターを凝視していました。
ALIENWAREチームとPredatorチーム、どちらが勝ったかは番組を見てもらうとして……。
どうしてこんな楽しくも“危険”な企画が成立したのか、番組メインスポンサーである日本エイサーの安藤康夫さんに聞いてみました。
『LoL』の企業対抗戦は、ALIENWARE側とPredator側、それぞれでチームをピックして対決。こちらはチームライゼスト。野太い声が飛び交う
eSportsを大きくするという目的では“仲間”
番組スポンサーでもある日本エイサーからは、Predatorのタワー型デスクトップPCを用意
――この企画、広告代理店が真っ青になりそうですが、どうやって実現したんですか?
「僕たち日本エイサー側からALIENWAREさんに声をかけました。ALIENWARE ZONEで行った『エイリアンvsプレデター』の対談もありましたけど、皆さんが思ってるより距離は遠くないんですよ」
■今回の対決企画のきっかけとなった「エイリアンvsプレデター」ゲーミングPC担当者同士の対談の模様はこちら↓
ALIENWARE × Predator対談【前編】「エイリアンに勝つため、名前をプレデターにした」
ALIENWARE × Predator対談【後編】「eSportsの普及でやるべきことは賞金ではない」
――でも競合他社、ですよね。
「もちろんそうなんですけど、日本でeSportsを大きくしたいっていう意味では仲間ですからね。あと会社員っぽいことを言うと、日本支社同士ですから、本社のプレッシャーがきついよねっていう共感もあったりします(笑)」
――番組的には日本エイサーさんがメインスポンサーなのに「エイリアンvsプレデター」とALIENWAREが先に来てるのも寛容だなぁと驚きました。
「元ネタの映画がその順番ですからね(笑)。あと、この取材だって、ALIENWAREのメディアに日本エイサーが出してもらえるのも十分寛大ですよ」
――言われてみればたしかにです(笑)。にしても選手たちは楽しそうにゲームしてましたね。
「そうなんですよね。eSportsを東京五輪にとか、野球やサッカーのように多くの人に認めてもらえるものに、とかあるんですけど、どこまで噛み砕いても最初の最初は『ゲームって楽しいよね』という感覚だと思っています。こうやって年齢も実力もバラバラのメンバーでも一緒に楽しくゲームができる、っていう部分が伝わったら嬉しいですね」
ALIENWAREチーム側には、おなじみのエイリアンの顔が並ぶ。色も青と赤、真っ向対決といった雰囲気だ
一方、オファーを受けた側のALIENWAREの岡田さんも、躊躇はなかったそう。
「ゲーミングPCの市場は日本でも大きくなっていますし、ALIENWAREとしても力を入れるようになってきています。『エイリアンvsプレデター』は社内でも結構面白そうじゃない? という反応でしたし、迷いませんでした」
奇しくもこの収録日は『LoL』の世界大会MSI決勝と同日でした。
絶対に自分にはできないプロのプレイと、自分でもできそうな普通の大人たちのプレイ。観客の数はくらべものにもなりませんが、ゲームしたい欲を煽る度合いは、案外いい勝負なのかもと思いました。
ちなみに参戦していたあるチームのメンバーに、普段使っているPCを聞いてみたら、ある人からはこんな答えが……。
「○△☆(どちらでもなかったので自主規制)」
もちろん両社の名誉のために言えば、ALIENWAREとPredatorのどちらを使っている人もいたのですが、自分の感覚に合った好きなマシンであれば、まぁそこはいいんじゃない? というゆるい雰囲気が、この“危険”な企画を成立させたおおらかさなのかもしれません。
公開収録の最後には、Predator、ALIENWARE両社提供のプレゼント抽選会も実施。中には高額なモニターも!
■eスポーツMaX 放送情報
「eスポーツMaX」は、毎週月曜日の20:00〜20:56(TOKYO MX1)にて放送中の「BE-BOP SPORTS」内コーナーとして絶賛放送中!
eスポーツの面白さ、奥深さに魅せられたゲームの達人達のガチンコバトルと、駆け引き、超絶技の秘密など、 初心者にも分かりやすくeスポーツの魅力をお伝えしています。
今回のALIENWARE vs Predatorの試合の模様は、6〜7月放送の「eスポーツMaXにて放送予定です。
http://s.mxtv.jp/sports/bebop_sports/