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【World of Warships レビュー】第4回 魚雷戦で気を付けること。 TK(チームキラー)、ダメ!絶対!!
文●まるしば
『World of Warships』で勝つ!ための連載第4回は、砲撃戦に慣れたら次はお待ちかねの魚雷戦に勝ちたいね! という原稿を書くつもりで魚雷をばらまいていたら、とんでもないことをしてしまった! という懺悔の回となりました。
TK(チームキラー、チームキルなど)とは、FF(フレンドリー・ファイア=味方撃ち)で味方にダメージを与え続け、一定の量が蓄積されるとなる不心得者の烙印。アカウントや艦のシンボルアイコンがピンク色になってしまいます。故意か過失かは関係ありません。
ガチで遊んで原稿を書いているとはいえ、WoT も含めてTK になっちゃったのは初めてで、轟沈させた味方さんに申し訳ない。かなり落ち込んでいます。
皆さんもTKにならずに楽しくプレーを続けるために、他山の石として参考にしてくださいね。
初心者が魚雷戦を楽しむにはうってつけの日本海軍・ティア2駆逐艦「海風」。この高性能が今回は仇になりました
今回は、本来低ティア初心者の方に魚雷戦の楽しさをお伝えしようと思っていたわけです。
そうしたら、やはり魚雷戦に特化した駆逐艦でプレーするのがいいな…やっぱりティア2の「海風」が楽しいだろうなぁ、と思い、再就役させたんですな。この「海風」、ティア2にしてはオーパーツな感じで、砲撃力はアメリカやソ連艦に劣るものの、なんと457mm魚雷連装2基4門を24秒間隔でばらまきます。
次回で詳しく説明しますが、魚雷戦で重要な艦の隠蔽性に関しては、海面発見距離が5.6kmなのに対し、魚雷の射程が8.0kmなんですな。つまり、敵艦に発見されないのに雷撃ができる。迂闊な敵はこちらの魚雷が接近していることに直前まで気づかずに、「いきなり横腹にドカーン!」なんてことも。気づいても鈍重な運動性の戦艦では発見が遅れると回避不能です。自分で遊んでいても、ボンボン魚雷をばらまき、敵艦の横腹に大きな水柱が立つたびに日常の鬱憤を晴らすことができる優れた艦です。
いかにして人はTKに堕ちるのか
とりあえず、TKになるプレイヤーの特徴を挙げていきましょう。- 1.攻撃に夢中になってしまいマップを見ない・ろくに状況確認をしない
- 2.味方との連携を考えずに、自分の撃沈数を稼ぐことしか頭にない
- 3.撃つ前に自分の射線のシミュレートをせず、味方艦の未来位置に無関心
- 4.発射可能になったら取り敢えずマウスを左クリックしてしまうトリガーハッピー
砲撃で敵艦を撃沈したのはいいのですが、スコープ右端に日章旗が見えることからわかるように、味方艦の艦尾がかなり近くなります。実際にFFしないようにスクショを撮るのはヒヤヒヤします
緑の帯は魚雷針路予測、白い帯は目標への偏差射撃値なので、緑と白の帯が重なるように撃てば、敵艦が進路変更したり速度を変えたりしない限り命中コースとなります。このシチュエーションのように、味方艦と魚雷針路が重なったら絶対に発射してはいけません
今度は、こちらがFFされそうになったケース。味方魚雷が(白い三角)束になってこちらに向かってくる!この位置関係だと簡単に回避は可能ですが、もう少し注意して欲しいです
これが砲撃の場合は、誤って数発味方に当たってもシステムから警告されるくらいですみますが、雷撃だとそうはいきません。FFの被害者は、自艦と敵艦の射線の間に入って攻撃をしている場合が多いです。でも、まさか反対舷から味方の攻撃が来るとは考えないから、敵への攻撃に意識を集中してしまう。そこへ、味方が敵艦への命中コースだからと不用意にも放り投げた魚雷が後ろから忍び寄り…何が起きたか分らぬまま水柱とともに海にの藻屑に、という具合になります。魚雷は、無傷でも2、3発当たれば致命傷になり得ます。
筆者の場合は、誤射が起こりやすい砲撃でもあまりFFした記憶がないのに、この魚雷バラマキ事件のためにあっさりピンク色になってしまいました。FFしないためには、上記のようなプレイをしないように、心がけてください。
でも人間だから、気を付けていても間違いを起こすことがありますよね。そういう場合は、普段チャット機能を使ってない人でもリターンキーを押して、「ff sry」(=FF sorry)と素直に謝りましょう。まぁでも、さすがに撃沈しちゃったらどう謝っていいのかわからないですよね。こんな場合は、加害者の獲得クレジットとか経験値とかすべて没収して、被害者にあげてもいいような気がします。
私の場合、いかにしてFFをしてしまったか流れを書いていきたいと思います。
記事を書くために分かりやすく見た目の良いスクリーンショットを撮る必要があります。それを意識していたら事件が起きました。
「絵になるように、取り敢えず魚雷バンバンばらまくかぁ」
「海風、ひさしぶりで楽しいなー」
「おー、水柱。さっそく一隻食えた」
「撃つべし撃つべし撃つべし!」
「よーし、もう一隻!撃沈!あれ、島影から味方巡洋艦がー!」
「マイガッ!緑のアイコンがグレーアウトしたー!!すまぬ!すまぬ!!」
こんな状態で戦果をあげたってね…
そして、僕はTKに堕ちてしまったのでありました(泣)
かくして、私はチームキラーとなってしまったわけです。
戦闘ではどうしても我を忘れてエキサイトしがちですが、常に冷静な状況判断が必要だと反省しました。
トリガーハッピーは、百害あって一利なし。
いくら自分が撃沈数を稼いでも、味方チーム自体が敗北する原因を作ってしまっては、元も子もありません。
もちろん現在ご紹介している対COM戦の「COOP戦」でも絶対ダメですが、これからご紹介する対人戦の「ランダム戦」ではチームメイトに与えるダメージはより深刻なものとなります。チームプレイであるという前提を忘れて、自分勝手に功を焦ってはいけませんね。
カルマ落としは、敵艦を5隻撃沈すればいい・・・のかな・・・・・・。FFして撃沈してしまった方、チームメイトの皆さん、ごめんなさい。次回は心を入れ替えてちゃんと魚雷戦に取り組みます(すみません・泣)
待たれよ、次回!
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【連載】『World of Warships』レビュー
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