Gamers Zone

move to login

GAME PCゲームで勝ち抜くための情報満載!

「サバイバルモード」と「クリエイティブモード」、どっちで遊ぶ?【子どもと楽しむ『マイクラ』のコツ 第2回】

目次
  1. ランダムな世界で生き抜く 「サバイバルモード」
  2. ブロックを自在に使える建築向けの 「クリエイティブモード」
  3. 子どもたちが遊びたがるのは「サバイバルモード」
  4. サバイバルと建築以外の『マイクラ』の楽しみかた
    1. ●冒険
    2. ●採掘
    3. ●装置を作る
    4. ●内装
『Minecraft(マインクラフト)』ファンの子どもがいる家庭の親御さんに向けた、『マイクラ』レクチャー企画。前回の記事では初心者向けに『マイクラ』の種類や購入方法について紹介してきたが、第2回目はゲーム内容に踏み込んでいこうと思う。

まず、『マイクラ』は大きく2種類のゲームモード、「サバイバルモード」と「クリエイティブモード」が存在している。最初にこのモードの違いを理解し、どちらのモードで遊べば良いのかを考えていきたい。


ランダムな世界で生き抜く
「サバイバルモード」

まずは「サバイバルモード」について。こちらは『マイクラ』の基本的なモードで、ゲームがスタートするとランダムに生成された世界に放り出される。

『マイクラ』の世界は立方体のブロックで出来ており、それらを取ることが可能。例えば地面を掘れば土ブロックが、木を壊せば原木ブロックが手に入る。

▲『マイクラ』は世界がブロックで構築されていることが特徴。ツルハシやシャベルなどの道具を使うと、木や土、石を取れる

これらのブロックから新しいアイテムを作り出したり、世界にブロックを再配置して建物を作ることもできる。拠点となる家を作ったり、剣や鎧といった装備品を作ることも可能だ。

このモードの大きな特徴は、プレイヤーにライフや満腹度といったパラメーターが存在すること。またモンスターも登場し、倒されるとスタート地点からリスタートになってしまう。そのため、なるべく倒されないよう装備を強化し、生き延びることを楽しむゲームモードと言える。

▲「サバイバルモード」は、体力などのパラメーターが存在するゲームっぽいモード。モンスターに加え、ヒツジやブタといった動物も登場する

ブロックを自在に使える建築向けの
「クリエイティブモード」

もう一方の「クリエイティブモード」は、世界がブロックでできていたり、モンスターが出現したりと、基本的なルールは「サバイバルモード」と同一だ。

異なるのは、プレイヤーにライフや満腹度といったパラメーターがなく、完全に無敵であること。また空中移動も可能だ。

▲こちらが「クリエイティブモード」。プレイヤーは無敵で、空中も自由に移動できる

さらに好きなアイテムやブロックを、好きなだけリストから取り出して使うことができる。レアなブロックや最強の装備だって、一瞬でゲットできる。またどんなブロックも一瞬で破壊可能。サバイバルでは壊せない、世界の一番下にある「岩盤」ですら壊せてしまう。

▲ブロックやアイテムは好きなだけ使用可能。「サバイバルモード」では入手にメチャクチャ苦労する最強のネザライト装備も、カンタンにゲットできる

このように、「クリエイティブモード」はサバイバルの緊張感から開放され、建築を集中的に楽しむことに適したモードと言える。ほかにも、ちょっとアイテムを試したいとか、新しい装置を生み出すなど、練習の場としても役立つだろう。

子どもたちが遊びたがるのは「サバイバルモード」


さて、どちらのモードで楽しむべきかという問いだが、これは「サバイバルモード」をおすすめしたい。ブロックやアイテムを集める収集の楽しさ、モンスターとのバトル、プレイヤーキャラクターの強化、世界の冒険など、さまざまな楽しさを味わえるからだ。

サバイバルをある程度遊び、ゆっくりと『マイクラ』の全体像を掴んで、序盤で入手したいアイテム、モンスターとの戦いかたなど、セオリーを学んでいくのがおすすめ。子どもとマルチプレイで遊ぶ場合、「○○をして!」と頼まれることが多いため、すぐに対処できるよう知識を蓄えておいてほしい。

ちなみに本作のゲームモードは、遊ぶときにどちらかのゲームモードを選択してプレイ……という感じではなく、セーブデータごとに設定する仕組み。しかも、ゲーム中であっても簡単に切り替えられるため、「これまでサバイバルモードとして遊んでいたワールドを、ちょっとクリエイティブモードにする」といったことも可能だ。

▲ゲームモードは設定で自由に変更可能。ちなみに「アドベンチャー」はブロックの配置などが行えないサバイバルモードのような感じで、自作のワールドを配布したりする時に使用する

クリエイティブモードではアイテムを自由に入手できるため、サバイバルから少し切り替えて最強の装備をゲットし、サバイバルに戻す……なんてズルも、じつはカンタンにできてしまう。ただし、一度クリエイティブに切り替えたセーブデータでは、実績が獲得できなくなってしまう。サバイバルに戻して条件を達成してもダメだ。

子どもたちもサバイバルとクリエイティブの違いは知っており、特にクリエイティブで何かをしても「全然スゴくない」という価値観を強く抱いている子も多い。そのためにも、基本的にはサバイバルモードで遊び、クリエイティブに切り替えることもしないよう、注意したい。何かを試したい場合は、新しいセーブデータを作り、そちらをクリエイティブモードにして実験するといいだろう。

▲クリエイティブモードに切り替える際、以降は実績が解除できなくなるとアナウンスされる

サバイバルと建築以外の『マイクラ』の楽しみかた

今回は、『マイクラ』でサバイバルを遊んだり、建築を楽しむということを述べてきた。このように、『マイクラ』はさまざまな遊びかたが楽しめる、じつに奥深い作品である。

そこで最後に、サバイバルと建築以外の楽しみかたを、ざっくり紹介していく。

●冒険

『マイクラ』の世界はランダムで生成され、さまざまなバイオーム(草原や砂漠といった気候帯)が作り出される。バイオームごとに入手できるブロックやアイテムが異なるため、アイテムを求めて各地を冒険するというわけだ。

▲雪山から海底神殿まで、探索したくなるような地域や建造物がたくさん存在している。景色を楽しめるのも本作の魅力

●採掘

世界には鉄や金、ダイヤモンドといった鉱石が存在。これらを材料に武器や防具、道具を作れる。鉱石は地中で多く見つかるため、地下深くを採掘して鉱石を探すのも、『マイクラ』の楽しさのひとつだ。

▲レアな鉱石を求めて採掘するのも楽しい

●装置を作る

レッドストーンという電気のような動力があり、スイッチやピストンなどを組み合わせて、さまざまな装置を作ることが可能だ。自動ドアや電灯などカンタンな物から、アイテム分別機など複雑な装置まで作ることができる。

▲自動ドアはカンタンに作れる初歩的な仕掛けのひとつ

●内装

「建築」と言われると建物だけを作るように思えるかもしれないが、イスやテーブルなど、さまざまな家具を作り、自宅を彩るのも王道の楽しみかた。ドアやランタンなどゲーム内にあるアイテムを使用するだけではなく、たとえば階段ブロックを置いて「イス」に見せかけるなど、ブロックを使っていろいろな家具を再現する楽しさもある。

▲拠点の装飾も王道の楽しみかた。さまざまな工夫で家具や家電を再現するのが楽しい

今回紹介した楽しみかたはほんの一例。これ以外にも、たとえば自宅や学校を『マイクラ』内で再現したり、ゲーム実況を見るなど、プレイヤーの数だけ遊びかたがあると言える。

逆に、楽しみかたの選択肢が多すぎるため、「次に何をするべきか」「何が楽しいか」を自分で見つけられないプレイヤーには、少々厳しいゲームともいえるだろう。子どもと一緒に遊んでいてもイマイチ楽しさがわからない場合は、まずひとりでプレイし、上記のような楽しみかたを試してみてはいかがだろうか。

いずれかのプレイに「楽しい」と感じ、『マイクラ』を楽しめるようになったら、きっと子どもたちもマルチプレイをさらに楽しく感じてくれることだろう。

Mojang ©2009-2022.「Minecraft」は Mojang Synergies AB の商標です。

『Minecraft』日本公式サイト
https://www.minecraft.net/ja-jp
『Minecraft』日本公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/minecraftjapan
Windows10版『Minecraft』MS Store
https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/minecraft-for-windows/9nblggh2jhxj
『Minecraft』日本公式Twitterアカウント
https://twitter.com/minecraftjapan

WRITER RANKING プロゲーマーやゲーム業界人などの人気ライターランキング