Gamers Zone

move to login

GAME PCゲームで勝ち抜くための情報満載!

「サバイバルモード」初日にやりたいこと【子どもと楽しむ『マイクラ』のコツ 第3回】

目次
  1. 文明の利器、道具を作る
  2. 石の道具にアップグレード!
  3. 初めての夜に備えよう
『Minecraft(マインクラフト)』ファンの子どもがいる家庭の親御さんに向けた、『マイクラ』レクチャー企画。第3回目の記事では、「サバイバルモード」の序盤でやっておきたいこと、そのために役立つテクニックなどを紹介していきたい。

『マイクラ』序盤での目標を理解すれば、実際に何をすればいいのかが見えてきて、子どもたちと役割分担で作業を進めることもできるだろう。


さて、実際にゲームを始める前に、基本知識を知っておきたい。『マイクラ』は昼夜の概念があり、昼と夜は10分ずつ、20分で1日が経過するサイクルになっている。本作では、モンスターは暗い場所に出現するため、夜はフィールド全域が危険地帯となる。「ゲーム序盤だし、モンスターと言ってもスライムとかでしょ?」と思うかもしれないが、『マイクラ』は序盤であっても危険なモンスターがそこいらに出現する。

よく出会うモンスターのうち、注意したいのはスケルトン。遠くから弓矢で攻撃してくるガイコツのモンスターだ。この矢の攻撃を受けるとノックバックして少し後ろに戻されてしまうため、近づくのが難しく、倒すまでに大ダメージを受けてしまう。弓矢か盾を作るまでは、逃げたほうがいいモンスターのひとつだ。

▲ガイコツのモンスター、スケルトン。弓矢で遠距離から攻撃してくる。木などの遮へい物に身を隠しながら近づくのが戦闘のコツ

もうひとつ、緑色のクリーパーというモンスターは要注意。コイツは近づくと自爆し、ダメージを受けるのはもちろん、時間をかけて作った自宅なども容赦なく破壊される。また上記のスケルトンやゾンビは日光に当たると燃える性質があるため、日中はいなくなるのだが、このクリーパーは日光に当たっても燃えない。そのため、日中に出会う可能性もある。

▲本作を象徴するモンスターのひとつ、クリーパー。遠距離から近づかれないよう弓矢で攻撃するのが手っ取り早い

このように、本作は序盤からモンスターがやっかいなので、モンスターが出現する夜はできるだけ安全に過ごしたい。そのためには、(敵が出現しない)明るい拠点、できればベッド付きの家がほしくなる。またダメージを受けたときに体力を回復するための食料も重要。つまり、第一に家と明かり、第二に食料を求めることが、序盤の目的となる。

というわけで、いよいよ実際にゲームをスタート……させるその前に、少しだけ設定を調節してほしい。『マイクラ』でゲームを遊ぶためには、まずワールドを作成する。このとき設定で「座標の表示」をオンにしておきたい。こうすると、画面の左上に自分がいる場所が座標で表示される。

▲設定画面で「座標の表示」をオンにしておこう。この設定はいつでも変更可能だ

『マイクラ』は地図を確認するのに結構手間がかかるゲームのため、スタート地点や自宅の場所、現在地などを、この座標で把握するのが攻略の基本となる。重要な場所の座標はメモを取っておくクセを付けておこう。

前置きが長くなったが、いよいよゲーム開始直後に何をするべきか、具体的に話していこう。

▲じつはゲームスタート時に地図を1枚所有してスタートする(設定による)。新たな地図も作れるが、材料にはコンパスが必要で、初心者が序盤に作るには少々大変

文明の利器、道具を作る

『マイクラ』では、何をするにも道具が重要。というわけで、まずは木の道具を作るべく、材料の木材を集めよう。周囲を見回してみれば、樫や白樺などの木が生えているのが見つかるはずだ。木の幹をねらい、左クリックし続ければ、手で木のブロックを壊すことができる。正確にはブロックがアイテム化されてドロップするので、近づいて取得しておこう。

もし、スタート地点が砂漠や孤島で周囲に木がない場合は、かなり難度が上昇してしまうため、初心者の場合は新たなセーブデータでやり直したほうがいいだろう。

▲木を見つけたら、このように手で叩いてみよう。多くのブロックは入手するのに道具が必要だが、木は素手でも取れるブロックのひとつ

さて、木をいくつか入手したら、Eキーを押してインベントリ画面を開いてみよう。右側には所持しているアイテムが表示されるはずだ。左側はクラフト画面。ここでレンガの壁のような「構築」タブを選んでみよう。きっと「○○の木材」といったアイコンが表示されているハズなので、それを選んでみよう。すると、先ほど入手した原木ひとつを材料に、木材が4個作れたと思う(マウス操作の場合は、右側のボックスから取り出すことで作られる)。『マイクラ』はこのようにして、入手したブロックからアイテムを作り出せる。

▲インベントリ画面では、簡単なアイテムもクラフトできる。ここでは原木から木材を作成しよう

さて、今度はベッドのアイコン「アイテム」タブを選び、同じように木材から「作業台」をひとつ作ろう。この作業台は、ブロックと同じように配置して使えるアイテムのひとつ。近くの使いやすい場所に、右クリックで設置し、また右クリックして使ってみよう。先ほどのインベントリ画面と似ている、クラフト画面が表示されたと思う。この作業台でも、同様にアイテムを作ることができる。

この作業台を使用すれば、先ほどの素手では作れない、より高度なアイテムが作れる。特に、これから作ろうとしているツルハシやシャベルといった道具は、この作業台でしか作れないため、ゲームを進める上で必須といえるブロックだ。ちなみに材料は木材4個とカンタンに作れるため、よく使う場所ごとに設置しておくのがおすすめだ。

▲作業台では、さらに多くのアイテムがクラフト可能

というわけで、この作業台を使い、木材から「棒」をいくつか作ったら、「木のツルハシ」を作ろう。『マイクラ』では作業の基本となる、道具の完成だ。

石の道具にアップグレード!

先ほど作った木のツルハシを使えば、石が掘れる。というわけで、早速石を取りに行こう。

近くに山や洞窟などがあれば、露出している石が見つかると思う。マウスホイールでツルハシを選び、そのまま左クリックで掘ってみよう。木と同じように石がアイテム化してドロップするはずだ。平原など近くに石が見当たらない場合は、シャベルで地面を掘ってみよう。3~4ブロック掘れば、土の下から石が見つかるはずだ。

▲石がない場合は、このように階段状に地面を掘っていこう。土の下から石が見つかるハズ

じつは『マイクラ』では、このように適切な道具を使ったときだけ、取れるブロックが存在する。石はそのひとつで、木以上グレードのツルハシを使わないと取れない。木のように素手でたたくと、時間はかかるが破壊することはできる。しかし、アイテムとしてドロップしないため、石を入手することはできない。

ちなみに石は、ツルハシで掘ると「丸石」というボコボコした石ブロックになってしまうが、これで問題ない。しばらく掘って、石を2~30個ほど集めよう。

さて、丸石が集まったら、先ほどと同様に作業台で「石のツルハシ」「石のシャベル」、それに「石の斧」と「石の剣」も作成しよう。

『マイクラ』ではこのように、「木」や「石」などさまざまな種類の武器や道具が存在している。じつはそれぞれで耐久度や性能が異なり、大まかに言うと「木→石→鉄(チェーン)→金→ダイヤモンド→ネザライト」と性能が上昇していく。先ほど作った木はいちばん性能が低いため、石の道具が作れるようになったら即乗り換えて、以降は石の道具を使うようにしよう。試しに石を掘ってみれば、木のツルハシよりも早く掘れるのが実感できるハズだ。

▲『マイクラ』の道具は、材料が貴重になるほど性能が向上する。一般的には、すぐ壊れるためほぼ使われない「金の道具」だが、じつは掘る速度などの性能は高い

初めての夜に備えよう

そろそろ日が傾いてきた頃合いだろうか。ついに『マイクラ』の夜が訪れるワケだが、初日に家を作るのは作業量的にまず無理だろう。そこで、先ほど石を掘っていた穴を拡張し、簡易的な洞窟ハウスを作って夜をしのごう。入り口にはドアを作って、敵が入ってこないようにしておこう。

▲ドアは木材で作ることが可能。材料にする木材によってデザインが変わる。ドアの周りは土や丸石を置いて、敵が入らないよう隙間をなくしておこう

夜の間はこの洞窟内でできることをしておこう。まずは、丸石を使って「かまど」を作りたい。これは作業台と同じように設置して使う。洞窟ハウスの好きな場所に置き、調べてみよう。するとアイテムを入れるような画面になるので、上に原木、下に木材を入れよう。

かまどではこのように、下に燃料アイテムを入れると、上に入れたアイテムを焼くことができる。燃料は石炭などが使いやすいが、木材や木の製品も(効率はよくないが)使える。最初に作った木のツルハシやシャベルがまだあったら、ここで燃料として使ってしまおう。

しばらく待つと、原木が焼けて木炭が完成したはずだ。この木炭と棒を組み合わせれば、たいまつを作れる。たいまつは設置すると周囲を明るく照らす光源のひとつで、地面だけではなく壁に貼り付けることも可能だ。

▲かまどでは、食材や鉱石など、さまざまなアイテムを焼くことができる。燃料は石炭が入手しやすくて効率がよくおすすめ

▲たいまつは設置すると明るくなる光源アイテム。洞窟探索などでは設置しながら進むため、100個単位で消費するアイテムだ

明るいと見やすくなるだけではなく、「暗い場所にモンスターが現れる」本作では特に重要となるアイテム。自宅の中や周囲に設置して明るくすれば、そこにモンスターが出現せず、安全になる。今後もガンガン使うので、たくさん作って確保しておきたいアイテムのひとつだ。

なお、木炭がいくつかできたら、かまどの燃料として使うのもおすすめ。木材より長時間燃焼するため、たくさんのアイテムを焼ける。

もし、今後洞窟などで石炭鉱石を見つけたら、ぜひ採掘して石炭を集めておこう。石炭は木炭と同じく、かまどの燃料や、たいまつの材料に使える。

道具を作る方法や役立つテクニックなど基本的な情報をまとめてきたが、そろそろ、無事に1日目の夜は乗り越えられただろうか。今後の目標は、まず羊を探してウールを集め、ベッドを作成したい。というわけで、次回は2日目以降にやっておきたいことを解説していく。

Mojang ©2009-2022.「Minecraft」は Mojang Synergies AB の商標です。

『Minecraft』日本公式サイト
https://www.minecraft.net/ja-jp
『Minecraft』日本公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/minecraftjapan
Windows10版『Minecraft』MS Store
https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/minecraft-for-windows/9nblggh2jhxj
『Minecraft』日本公式Twitterアカウント
https://twitter.com/minecraftjapan

WRITER RANKING プロゲーマーやゲーム業界人などの人気ライターランキング