『スキタイのムスメ』にみるストレスと開放のループ構造、そしてパズルのセンス【インディーゲームレビュー 第12回】
ポイント&クリックタイプのアドベンチャーゲーム『スキタイのムスメ:音響的冒険劇』。ストレスと開放のループ構造をより刺激的なものにする、キーファクターとしてのパズルセンスに注目だ
ポイント&クリックタイプのアドベンチャーゲーム『スキタイのムスメ:音響的冒険劇』。ストレスと開放のループ構造をより刺激的なものにする、キーファクターとしてのパズルセンスに注目だ
「センスオブワンダーナイト2014」のファイナリスト作品『Expand(イクスパンド)』。ゲームの基本に忠実な作りの本作が見せた“センスオブワンダー”とは。
ロシアが生み出した「怪作」インディーゲーム『Beholder』は、作品に力を与えるコンテキストで語られるべきタイトルだと言える。このゲームで問われる人間としてのモラルを実際にプレイして確かめて欲しい。
プレイヤーをゲーム世界に引き込むのは派手な銃撃戦やアクションだけではない。自身の操作に従って、緊張と緩和のループを作り出せれば、プレイヤーを捉えて放さないゲーム体験が提供できる。その見本ともいえるタイトルが『ABZÛ』だ
ドラマ『ツイン・ピークス』を彷彿とさせる『Rusty Lake: Roots』。本作はクリア動画がウェブ上で公開されている点でも異色の存在。答えがすべて明らかになっているにもかかわらず、プレイヤーを引きつけてやまない点と
ナラティブ(=ストーリー)ゲームが海外で正当評価されるのは難しい。ローカライズの費用が高い壁となって立ちふさがるからだ。そうした中、良質なローカライズで日本でも高い評価を受けている海外ゲームを、インタビューと共に紹介する
ゲーム内容のメモをとりながらゲームを進める……かつては当たり前だった行為の楽しさを、再認識させてくれるゲームが『Her Story』だ。