Gamers Zone

move to login

GAME PCゲームで勝ち抜くための情報満載!

「Steam」の基本的な使い方 アカウント作成から支払いまでご紹介!

目次
  1. 「Steam」はPCゲームを購入・管理できる超有名ショップ
  2. Steamを遊ぶべき6つの利点 
    1. 1. クレジットカードやウォレット機能など様々な支払い方法が選べる
    2. 2. 購入したゲームを一括して管理できる
    3. 3. ゲームのアップデートを知らせてくれる
    4. 4. 1つのSteamアカウントで複数のPCで遊べる
    5. 5. ゲームの追加パックを簡単にインストールできる
    6. 6. 通常の価格より安価に購入できる場合がある
  3. Steamで遊べる代表的なeスポーツPCゲーム
  4. Steamが動作するPCのスペックは?
  5. Steamをインストールしてみよう
  6. Steamアカウントを作成しよう
  7. SteamでPCゲームを購入しよう
今回ご紹介するのは、PCでさまざまなゲームを遊べるプラットフォーム「Steam」です。


日本ではコンシューマゲーム機が発展し、さらにスマートフォンアプリも充実しているので、パソコンでゲームをする人は一部の人間に限られてしまっています。

ただ、世界レベルでみるとPCゲームはコンシューマゲームと肩を並べる、もしくはそれ以上の人気を誇っています。eスポーツもPCゲームを扱ったものが多いので、興味があるならPCゲームに触れておいて損はないでしょう。VRゲームも「HTC Vive」や「Oculus Rift」はPCで使用します。

とはいっても、PCゲームはハードルが高いと思っている人も多いでしょう。そこで今回は、PCゲームを始める第一歩として「Steam」を紹介したいと思います。

「Steam」はPCゲームを購入・管理できる超有名ショップ


Steamとは、アメリカのValve社が運営するPCゲームのプラットフォームです。PlayStation StoreやGoogle Playストア、App Storeと同じように、様々なPCゲームを購入してダウンロードできるものだと思えば分かりやすいですね。

カプコンSNKスクウェア・エニックスといったメジャーなゲームメーカーもSteamでゲームを販売していますし、“無名だけどやってみると面白い”インディーゲームも多数あります。インディーゲーム選びは宝探しみたいで面白いですよ。

Steamを遊ぶべき6つの利点 


さらに、Steamは購入するだけに留まりません。PCゲームを遊ぶ上で役に立つ利点・メリットがたくさんあるのです。ひとつひとつご紹介しましょう。

  1. クレジットカードやウォレット機能など様々な支払い方法が選べる
  2. 購入したゲームを一括して管理できる
  3. ゲームのアップデートを知らせてくれる
  4. 1つのSteamアカウントで複数のPCで遊べる
  5. ゲームの追加パックを簡単にインストールできる
  6. 通常の価格より安価に購入できる場合がある

1. クレジットカードやウォレット機能など様々な支払い方法が選べる

Steamには、クレジットカード決済はもちろん、お金をあらかじめチャージして使う「Steamウォレット」と呼ばれる電子マネー機能などもあります。Steamウォレットには銀行振込やコンビニエンスストア、Pay-easyなどからチャージが可能です。クレジットカードを持っていない学生さんでもゲームが購入できるのは嬉しいですね。

▲支払い方法には、VISAやマスターカードといったクレジット決済をはじめ、コンビニ決済や銀行振込、さらにnanacoやSteamプリペイドカード、WebMoneyといった電子マネーにも幅広く対応。日本国内でのこれらの支払いには、Degicaの技術が使われている

2. 購入したゲームを一括して管理できる

Steamで購入したゲームは、Steamのプラットフォームで一括して管理してくれます。Steamのアカウントさえ覚えておけば、ゲームごとにシリアル番号などの管理が不要です。一度購入したゲームは、アカウントを削除しない限りいつまでもユーザーは遊べます。友達にゲームを貸してなくなってしまうようなことは起きない一方で、気軽に貸し借りをすることはできません。

ただし、家族であれば「ファミリーシェアリング」というかたちで、一時的にプレイ権利を譲ることはできます。なお、この場合は許可されたプレイヤーはひとりだけで、たとえばオンラインで家族同士でプレイするといった場合には、別々のアカウントとゲームの購入が必要です。

■関連記事:Steamゲームを親子で安全&お得にシェアできる「ファミリーシェアリング」のやり方
https://gamerszone.jp/post/3690

3. ゲームのアップデートを知らせてくれる

Steamで複数のゲームを購入した場合に、すべてのアップデートを知らせてくれるのもSteamの強みです。ゲームにもよりますが、原則として最新バージョンにアップデートしなければ起動できないため、常に最新のゲームをプレイできます。

バックグラウンドで自動的にアップデートさせたり、他のゲームプレイ中はアップデートを休止するといった機能も持っています。

4. 1つのSteamアカウントで複数のPCで遊べる

さらに、自宅のデスクトップとモバイル用のノートPCなど、複数のPCに1つのアカウントでゲームをインストールして、どこでも遊ぶことができます。ただし、2つ以上のPCで同じアカウントで同時にログインできると1本のゲームを購入するだけで友達とシェアできてしまうので、それは不可能です。


■関連記事:「Steam」をもっと便利に使いこなそう! 意外と知られていない裏技7連発【Steam使いこなしテク 第1弾】→(4)2台以上のPCでSteamゲームをプレイする
https://gamerszone.jp/post/2330

また、ひとりのSteamアカウントを家族とシェアしてプレイする「ファミリーシェアリング」機能もあります。こちらはゲームソフトを貸し出すのと同じ感覚のため、同時に2台以上のPCで同じアカウントのゲームをプレイすることはできませんが、自分がプレイしていない時に家族がプレイするなど、ゲームを個別に購入する必要がないためお得に遊べます。

■関連記事:Steamゲームを親子で安全&お得にシェアできる「ファミリーシェアリング」のやり方
https://gamerszone.jp/post/3690

5. ゲームの追加パックを簡単にインストールできる

ゲームによっては、キャラクターの追加やアイテム、新しいストーリーやモードの追加といったダウンロードコンテンツ(DLC)が販売されていますが、これらの追加もSteamなら簡単です。発売日にいちいち販売店に行って購入したり、追加コンテンツを内蔵HDDにインストールするといった手間もなく、PC1台とインターネット環境さえあれば、いつでも新しいコンテンツをすぐに楽しめます。

6. 通常の価格より安価に購入できる場合がある

Steamでは、季節ごとに大型のセールが行われており、95%引きといった大幅な値引きが行われることがあります。大きく分けてスプリング〜ウィンターのセールや、特別なイベントのセール、メーカーごとのセールなど多種多様です。遊んでみたいけど価格が……と悩んだ時には、「ウィッシュリスト」に登録しておくと、安くなった時に通知してくれて便利です。

ほかにもチャットや掲示板など、他のユーザーとの交流ができるのも特徴です。お得にゲームを楽しむためにもSteamはぜひ入れておきたいですね。

Steamで遊べる代表的なeスポーツPCゲーム

Steamで遊べるeスポーツタイトルの中から、代表的なものをピックアップしてみました。別のPCゲームプラットフォームでも購入できるものもありますが、Steamだけで管理できるとアカウント管理なども楽になります。「無料」と書かれているのは、基本プレイ無料版が用意されているタイトル。アカウントを作成するだけで、すぐに遊ぶことができます。

対戦格闘ゲーム

●シューティング(FPSTPS

パズルゲーム

MOBA

デジタルカードゲーム

スポーツゲーム
  • NBA 2Kシリーズ
  • FIFAシリーズ
  • eFootballシリーズ(無料)

レースゲーム
  • アセットコルサ コンペティツィオーネ

Steamが動作するPCのスペックは?

Steamクライアント自体の動作環境は、それほどハイスペックでなくても問題ありません。むしろ、各ゲームタイトルごとの動作環境が重要になります。

PCゲームはコンシューマーゲームと異なり、画質をある程度抑えてパフォーマンスを上げるなどの調整が可能です。どれを買ったらいいかわからない時は、Steamが公開しているユーザー調査のデータが参考になります。ここをチェックした上で、自分が遊びたいゲームの動作環境をクリアしているPCを選ぶといいと思います。

2023年8月時点の「最も人気なPCスペック」の調査結果はこちらです(%は利用割合)。

OS:Windows 10 64ビット(58%)
メモリー:16GB(50%)
CPUクロック周波数(インテル製):2.3〜2.69GHz(20%)
CPUコア数:6コア(32%)
ビデオカード:NVIDIA GeForce GTX 1650(5%)
ビデオメモリー(VRAM):8GB(29%)
メインモニター:1920×1080(62%)
ストレージ:1TB以上(52%)
https://store.steampowered.com/hwsurvey/Steam-Hardware-Software-Survey-Welcome-to-Steam?l=japanese

もちろん、これは利用率が最も高いものを並べただけで、最新のゲーミングPCと比べるとかなり低スペックです。

たとえばGPUはRTX 3060シリーズなどのミドルレンジを合わせると10%以上を占めています。また、OSはWindows 11が4割近くまで増加しています。

CPUやGPUが高スペックなゲーミングPCであれば、たとえPCの性能が数年先に向上したとしても、余裕をもってリッチなグラフィックとパフォーマンスでPCゲームを楽しむことができるでしょう。

Steamをインストールしてみよう

では、さっそくSteamをインストールしていきましょう。


Steamを始めるにあたり、まずは「Steamクライアント」をインストールします。Setupのアプリケーションがダウンロードされたら、クリックして展開し、セットアップウィザードに従ってセットアップしていきます。

Steamのサイトから「STEAMをインストール」をクリックし、セットアップファイルをダウンロードして起動します


Setupのアプリケーションをクリックし、セットアップウィザードを起動します

言語を選択します

インストール先を選択し、インストールします

インストールが完了したら、「完了」をクリック

インストールされると、Steamアカウントの入力を求めてきます。初めて遊ぶ人は当然アカウントを持っていないので、「新しいアカウントを作成する」を選んでアカウントを作りましょう。

Steamアカウントを作成しよう

Steamアカウントでは、Steamでのゲームの購入情報を記録しており、万が一PCになにかあった場合などに、アカウントさえあれば再度インストールしたり、別のPCにゲームをインストールし直したりすることができます。また、ゲームによってはSteamのサーバー上にプレイデータのバックアップを置いておくことも可能です。

そのほかにも、ユーザー同士でつながるコミュニティ機能や、ゲームの評価コメントを書く際の名前としても使われます。

Steamを起動。初めて遊ぶ人は、「新しいアカウントの作成…」をクリック

メールアドレスと居住地域を指定して、利用規約などを読んでおきましょう


「続行」ボタンを押すと、Steamアカウントの認証画面が表示され、登録したメールアドレスにメールが届きます。そのメールのURLにアクセスすることで登録が完了します

希望するSteamアカウントを入力すると、登録したメールアドレスに認証メールが送られますので、確認し認証します。無事起動したらSteamアカウント名とパスワードを設定します。アカウント名はゲームの評価をつける際に名前として表示されるものです。何かあった時のためにアカウントの保護について表示されるので、それも登録しておきましょう。

アカウント名はすでに使われていると登録できないので、数字をつけたりして工夫をしましょう。パスワードは8文字以上です。

「サインアップを完了」を押すとアカウント登録は完了です。「続行」を押してSteamに戻り、正常に完了したか確認します

Steamアプリに戻り、ログインしてみましょう


ログインが完了しました。「ストア」に移動するとPCゲームの購入が、「ライブラリ」では購入済みのゲームの閲覧や起動、「コミュニティ」ではゲームごとのプレイヤーとの交流ができます

これで、ようやくSteamのメイン画面が表示されます。

SteamでPCゲームを購入しよう

今回は一例として『ストリートファイターV チャンピオンエディション』を購入してみましょう。ストアで「ストリートファイター」と検索すれば、すぐに『ストリートファイターV』が見つかります。

右上の「ストアを検索する」で『ストリートファイターV』を検索

有料ソフトは、VISAやMasterCard、アメリカン・エキスプレス、JCBといったクレジットカードや、コンビニ払い、PayPal、ペイジー、銀行振込、BitCashなど多様な支払い方法で購入できます。したがって、日本国内で支払い方法に困ることはまずありません。

クレジットカードや銀行振込、コンビニ払い、Webマネーを利用する場合は、一般的なネット通販サイトと購入の流れはほぼ同じなので、今回は交通系のICカードのように金額をチャージして使える「Steamウォレット」を使ってみたいと思います。

SteamウォレットへのチャージにもPayPalやクレジットカードなど様々な方法がありますが、クレジットカードがなくても誰でも支払いができる「Steamウォレットチャージ」がオススメです。

「Steamウォレットチャージ」は1円〜5万円まで1円単位でチャージできるため、欲しいゲームの金額分、無駄なくチャージできます。自分用にゲームを買うなら、「Steamウォレットチャージ」の方が支払いを行うだけで、チャージされるのでこちらの方が手間がありません。

※以前は、自分以外の誰かにSteamウォレットのチャージ金額をプレゼントできる「Steamウォレットコード」もありましたが、2019年3月をもってサービスを終了しています。

デジカ「PROスチーマー」のページ

まずは、デジカの「PROスチーマー」にアクセスし「Steamアカウントに今すぐチャージ」からSteamウォレットへの入金額を入力します。支払い方法は銀行振り込み、コンビニ支払い、Pay-easy、ウェブマネーから選択できます。

チャージ金額は1円単位で5万円まで設定できます

あとは、銀行振り込みやコンビニ支払いなど、自分が選択した支払い方法の案内に沿って代金を支払うと、Steamウォレットに自動的に支払った金額がチャージされます。チャージされたあとは、Steamの購入方法としてSteamウォレットが選択できるようになります。

「Steam ギフトカードまたはウォレットコードを有効化」のページで購入した「Steamウォレットコード」を入力すれば、金額がチャージされる

再度『ストリートファイターV』のページに戻って「カートに入れる」を選択し、ショッピングカートのページに移動します。ここで、自分用かギフト用かを選択しましょう

決済方法を「Steamウォレット」に設定します

ソフトを購入したら、次は当然ゲームのインストールです

指示に従って「次へ」を押し、ダウンロードを開始します

Steamのライブラリにもちゃんと『ストリートファイターV』が登録されました

あとはプレイを開始するだけ。遊びまくります!


関連記事
「Steam」をもっと便利に使いこなそう! 意外と知られていない裏技7連発【Steam使いこなしテク 第1弾】
https://gamerszone.jp/post/2330
「Steam」の不便なところを解消する裏技 7連発【Steam使いこなしテク第2弾】
https://gamerszone.jp/post/3796


©Valve Corporation.All rights reserved.
©CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED

Steam
http://store.steampowered.com/?l=japanese
PROスチーマー
http://steam.degica.com/

WRITER RANKING プロゲーマーやゲーム業界人などの人気ライターランキング