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【『LoL』世界大会2018現地レポート】100T AnDa選手「今大会での自身の評価は65点くらい。プレッシャーを感じたのは初戦だけ」
『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』世界大会「World Championship」の歴史において、北米地域の悲願がノックアウトステージ準決勝、そしてその先の優勝なのは間違いない。シーズン1(2011年)にチーム「Team SoloMid」が決勝戦まであと一歩のところに迫って以来、北米チームの成績は振るっていない。春夏間の国際大会「MSI」では大きく躍進した年もあったが、タイトル獲得にはたどり着けなかった。こういった事情から、国際大会出場が決まった北米チームには全米から大きな期待がかかるのが通例だ。
また北米では、地域内出身の新人選手の人数が少ないという状況がある。『LoL』プロシーンにおいてはスターティングメンバー内の外国人選手は2名までという制限が存在しているが、ほとんどの北米チームは限界まで外国人選手を投入しており、さらに補欠選手としても確保している場合が多い。
こうした中でプレイする北米出身の新人選手は、地域外で既に華々しい名声を得ている外国人選手と常に比べられる運命にある。しかしその中でも今年は、Licorice選手(C9・トップ)やZeyzal選手(C9・サポート)のようにWorlds初出場となった「Worldsルーキー」の活躍が目覚ましい。チームとしてもWorlds初出場となる北米チーム「100 Thieves(100T)」は、10月16日に決着がついたグループDで3位敗退という結果になった。この100Tから、自身もWorldsルーキーである北米出身ジャングラー・AnDa選手のインタビューをお届けする。
――長く厳しい一日の終わりにインタビューを承諾いただきありがとうございます。おめでとうございます、というのが適切かどうかわかりませんが、「1試合あたりの最大キル数」のWorlds記録更新おめでとうございます。こちらの記録についてはどのように感じられていますか?
AnDa: やっぱり、いい気分です。Worldsが終わる前に、視聴者のためにも 少し仕事ができたかなと。
――100Tは設立一年目で、AnDa選手はWolrds初出場でした。振り返って、ご自身のパフォーマンスを評価するとしたらどうなるでしょうか?
AnDa: どうだろう…60点から65点くらいです。もっと良いプレイができたはずだ、というのが正直な気持ちなので。Worlds開幕前に知らなかったことが色々あって、それをあらかじめ把握できていたらもっと良いプレイが出来ていたのに、と。
――100Tはグループステージからの参加でしたが、AnDa選手自身は最初からプレッシャーに潰されることなく動いていたように見えました。北アメリカの選手は期待の大きさもあり相当なプレッシャーがかかったと思うのですが、どのように克服されたのですか?
AnDa: 個人的には初戦のFnatic戦だけ少しプレッシャーを感じました。1ヶ月以上もステージでプレイしていない状態だったから、プレイ勘が錆びついているんじゃないかと心配していたんです。それ以降は全然緊張しませんでした。NA LCSの時と同じようにプレイできました。
――プレイした試合で一番印象に残ったことは何だったでしょうか?
AnDa: Caps(Fnatic・ミッド)とRookie(Invictus Gaming・ミッド)のプレイでしょうか。2人ともマッププレッシャーが凄まじく、安定して圧力をかけてくる。そしてプレイ自体も凄かった。素晴らしいプレイヤーだと思いました。
――試合以外で何か印象に残ったことはありましたか? やはり観衆や声援でしょうか?
AnDa: ホテルでいろんな選手に会えたことでしょうかね。会場がそれほど大きいわけではなかったので観客が少ないことに驚くということはなかったです。韓国ファンの声援は嬉しかったですけれどね。やっぱりいろんな選手と会ったり話せたりしたことですね。
――日本には数こそ少ないもののとても熱心にNA LCSを観戦している人たちがいるのですが、そんなファンに向けて一言いただけないでしょうか?
AnDa: 日本のファンのみなさんへ。いつも応援ありがとうございます。実はこの後、帰国前にちょっとだけ日本に旅行しようと思っているんです。おすすめ情報があったら教えてくれたら嬉しいです。改めて、いつもありがとうございます。
グループステージで敗退したものの、このWorldsで100Tが得た経験はかけがえのないものになったはずだ。来年のNA LCSで、さらに強くなって帰還するだろう100TとAnDa選手に期待を寄せつつ、オフシーズンにはしっかり休暇を取って疲れを癒やしてほしい。GGWP!
また北米では、地域内出身の新人選手の人数が少ないという状況がある。『LoL』プロシーンにおいてはスターティングメンバー内の外国人選手は2名までという制限が存在しているが、ほとんどの北米チームは限界まで外国人選手を投入しており、さらに補欠選手としても確保している場合が多い。
こうした中でプレイする北米出身の新人選手は、地域外で既に華々しい名声を得ている外国人選手と常に比べられる運命にある。しかしその中でも今年は、Licorice選手(C9・トップ)やZeyzal選手(C9・サポート)のようにWorlds初出場となった「Worldsルーキー」の活躍が目覚ましい。チームとしてもWorlds初出場となる北米チーム「100 Thieves(100T)」は、10月16日に決着がついたグループDで3位敗退という結果になった。この100Tから、自身もWorldsルーキーである北米出身ジャングラー・AnDa選手のインタビューをお届けする。
――長く厳しい一日の終わりにインタビューを承諾いただきありがとうございます。おめでとうございます、というのが適切かどうかわかりませんが、「1試合あたりの最大キル数」のWorlds記録更新おめでとうございます。こちらの記録についてはどのように感じられていますか?
AnDa: やっぱり、いい気分です。Worldsが終わる前に、視聴者のためにも 少し仕事ができたかなと。
――100Tは設立一年目で、AnDa選手はWolrds初出場でした。振り返って、ご自身のパフォーマンスを評価するとしたらどうなるでしょうか?
AnDa: どうだろう…60点から65点くらいです。もっと良いプレイができたはずだ、というのが正直な気持ちなので。Worlds開幕前に知らなかったことが色々あって、それをあらかじめ把握できていたらもっと良いプレイが出来ていたのに、と。
――100Tはグループステージからの参加でしたが、AnDa選手自身は最初からプレッシャーに潰されることなく動いていたように見えました。北アメリカの選手は期待の大きさもあり相当なプレッシャーがかかったと思うのですが、どのように克服されたのですか?
AnDa: 個人的には初戦のFnatic戦だけ少しプレッシャーを感じました。1ヶ月以上もステージでプレイしていない状態だったから、プレイ勘が錆びついているんじゃないかと心配していたんです。それ以降は全然緊張しませんでした。NA LCSの時と同じようにプレイできました。
――プレイした試合で一番印象に残ったことは何だったでしょうか?
AnDa: Caps(Fnatic・ミッド)とRookie(Invictus Gaming・ミッド)のプレイでしょうか。2人ともマッププレッシャーが凄まじく、安定して圧力をかけてくる。そしてプレイ自体も凄かった。素晴らしいプレイヤーだと思いました。
――試合以外で何か印象に残ったことはありましたか? やはり観衆や声援でしょうか?
AnDa: ホテルでいろんな選手に会えたことでしょうかね。会場がそれほど大きいわけではなかったので観客が少ないことに驚くということはなかったです。韓国ファンの声援は嬉しかったですけれどね。やっぱりいろんな選手と会ったり話せたりしたことですね。
――日本には数こそ少ないもののとても熱心にNA LCSを観戦している人たちがいるのですが、そんなファンに向けて一言いただけないでしょうか?
AnDa: 日本のファンのみなさんへ。いつも応援ありがとうございます。実はこの後、帰国前にちょっとだけ日本に旅行しようと思っているんです。おすすめ情報があったら教えてくれたら嬉しいです。改めて、いつもありがとうございます。
グループステージで敗退したものの、このWorldsで100Tが得た経験はかけがえのないものになったはずだ。来年のNA LCSで、さらに強くなって帰還するだろう100TとAnDa選手に期待を寄せつつ、オフシーズンにはしっかり休暇を取って疲れを癒やしてほしい。GGWP!
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