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世界最薄を謳うAlienwareのゲーミングノート「Alienware x14 R1」ってどんなモデル?

2022年に突入し、早くも宇宙最強のゲーミングパソコン「Alienware」シリーズのノートモデルラインナップが充実しつつある。

1月の「Alienware x15 R2」と「Alienware x17 R2」の発売に続き、2月15日には「世界最薄」を謳う14インチモニター搭載ゲーミングノートとして「Alienware x14 R1」が発売となった。

「Alienware x15 R2」と「Alienware x17 R2」は、前世代から大幅に性能を向上させた第12世代Intelチップ「Alder Lake-s」を採用し、GPUはNVIDIA RTX 3080 Tiまでサポートしている、薄型ながらもハイエンドなゲーミング性能を持つAlienwareのノートモデルである。

それに対し、今回発売となった「Alienware x14 R1」は、同じく第12世代Intelチップを搭載するゲーミングノートでありながら、外部グラフィックス非搭載のコンパクトノートPCに引けを取らない携帯性を誇り、「Alienware x15 R2」「Alienware x17 R2」よりもコストパフォーマンスに優れた製品という位置づけだ。

今回の記事では、そんなAlienware史上最もモバイル性に優れた新作ノートモデル「Alienware x14 R1」の魅力やどんなゲーマーにおすすめか解説する。


“世界最薄”のゲーミングPC


「Alienware x14 R1」は、2022年3月現在において、Alienwareブランドの最新機にあたるモデルだ。


「Alienware x14 R1」最大の特徴は、何といってもその優れたモバイル性能だ。

ゲーミング用途のノートPCでは、高性能なCPUおよびGPUを搭載し、高負荷での使用が続いてもサーマルスロットリングを防ぐために筐体内部の排熱性能を確保しなければならないことから、ある程度本体の厚さ・重さがあることが宿命でもある。

「Alienware x14 R1」は、これまでのAlienware製品の中で最も最薄であった「Alienware x15」よりも1.4mm薄く、約500gの軽量化が図られており、内蔵グラフィックスのノートPCと同水準の薄さとなっている。これは他ブランドのゲーミングノートと比較しても最薄級だ。


また、14インチモニターのゲーミングPCとしては世界最高レベルの大容量を誇る80WHrリチウムイオンバッテリーが採用されており長時間の使用にも耐えうる。

さらに同モデルは、Alienware製品初のUSB Type-C充電ポートを搭載したモデルであり、ACアダプター自体も非常に小型化・軽量化され、より持ち運びしやすくなった。

このあらゆる環境にも柔軟に対応できる懐の深さにも着目したい。

BTOオプションで選択できるパーツの性能や拡張性では他のモデルに軍配が上がるが、外出先でのゲームの機会が多く、固定のゲーミング環境を構築しにくいユーザーにとっての利便性においては突出したモデルだ。

第12世代Intelチップを搭載したAlienwareの最安モデル


「Alienware x14 R1」は、第12世代Intelチップを搭載するAlienwareノートのラインナップの中で最安となっており、コストパフォーマンスに優れている点も魅力的だ。

第4世代Ryzenチップや第11世代Intelチップを搭載したモデルを視野に入れるともっと安いモデルもあるが、前世代から最大で約28%ゲーミング性能が向上している第12世代Intel Core i7を搭載している「Alienware x14 R1」を選択する価値はある。

なお、グラフィックス性能に関しては、RTX 3060までしかサポートしておらず、エントリー~ミドルクラスのグラフィックス性能に留まる点には注意が必要だ。

4K高品質設定で遊びたいユーザーやVRゲームを高品質設定で遊びたいユーザーはゲームタイトルの推奨スペックを事前に確認してほしい。

とはいえ、RTX 3060には、ほとんどのタイトルでフルHD解像度であれば高リフレッシュレートを出すだけのポテンシャルはある。「Alienware x14 R1」に搭載されている14インチ/144Hz/3msモニターの性能を引き出すには十分だ。

フォートナイト』のような比較的GPU負荷の重くないタイトルであれば、外部モニターを使用して「中設定」で平均144fpsを狙うことも可能だろう。

Alienware x14 R1各モデルの構成


標準スペックとBTOオプションは以下の通り。CPUとモニターの性能は固定された「プラチナ」のみで、GPU・メモリー・SSDなどが異なる設定が3種類と、新生活応援モデルから選べる。メモリーはオンボードとなっているなど、購入後の拡張性は他のモデルほど高くないので、事前に自分に必要なスペックを十分に見極めてほしい。

Alienware x14 R1構成(2022年3月現在)
※太字は標準構成

薄型ながら高い冷却性能



薄型のゲーミングノートPCというと、気になるのが冷却性能ではないだろうか?

ゲーミングPCでは、CPUおよびGPUの使用率が高い数値で推移し、ケース内部が高温となるため、ゲーミングPCに求められる最大のミッションは高い冷却性能でサーマルスロットリングを未然に防ぐことだ。

「Alienware x14 R1」は、他のブランドのゲーミングノートと比較しても最薄級となっており、一見すると筐体内部に熱がこもりやすいように思うかもしれないが、Alienwareが長年蓄積してきた冷却テクノロジーのノウハウと哲学はしっかりと反映されている。

独自の「Cryo-tech冷却テクノロジー」で独立制御のファンとベイパーチャンバーで動作温度を低下させ、高負荷時でも変わらぬ性能が維持される。

さらに、CPUとヒートシンク間の接合にはカプセル化されたガリウムシリコン液体金属「エレメント31」を使用し、プロセッサの熱を効率よくヒートシンクに伝える緻密な設計となっている。これらの設計は市販のパーツを組み合わせただけでは到達しえない精度といえよう。

Alienwareらしい上質な使用感



数あるゲーミングPCブランドの中でもAlienwareが優れている部分として、デザイン性の高さも挙げられる。

「ハイコントラストレジェンド2.0デザイン」と名付けられたその筐体には、CNC機械加工のアルミニウムやマグネシウム合金、ステンレス製の素材の独自な組み合わせが採用されており、独自開発の塗装による上質な質感とゲーミングノートとしては最高レベルの薄さ・軽さを実現している。

USBポートやHDMI、microSDカードリーダーといったインターフェイスはすべて背面に配置され、ゲーム画面を表示するディスプレイ面とキーボード面が黒系でデザインされていることもあわせてゲームへの没入感を高める造りとなっているのは、さすがAlienwareといったところだ。

自宅でのゲームプレイにおいてはモニターやキーボード、マウスといった周辺デバイスをAlienwareブランドで統一することもできる。これもAlienwareならではの利点だろう。

Alienware Command Centerによる最適な環境構築



Alienwareの製品には「Alienware Command Center」という純正のゲーム環境設定アプリがプリインストールされているのも特徴だ。

Alienware Command Centerの機能によって、インストールされているゲームタイトルごとにオーバークロックやライティングの設定を管理でき、より簡単にゲームプレイの体験を次のステージに押し上げてくれるものとなっている。

Alienware x14 R1はどんな人におすすめ?



今回紹介した「Alienware x14 R1」は、モバイル性能に優れたゲーミングPCを選択したいユーザーやコストパフォーマンスに優れたモデルを求めるゲーマーにおすすめだ。

とにかく高解像度・高品質でのゲームプレイや高負荷VRゲームのプレイを求めるゲーマーにはRTX 3070や3080を選択できる他のモデルも選択肢になるが、ライト~ミドルゲーマーにとっては最高の選択肢といえよう。

購入後の拡張性については高くないので、たくさんゲームタイトルを遊びたいユーザーやメモリー容量を食うゲームタイトルを遊びたいユーザー、配信などのマルチタスクにも対応したいユーザーは大容量メモリー&SSD・RTX 3060搭載モデルを選択すると良いだろう。

Alienware x14 R1

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