『陶芸マスター』SNS時代が可能にした自己承認欲求とゲームの関係【インディーゲームレビュー 第63回】
モニター上で好きな壺を作る異色のインディーゲーム『陶芸マスター』。難易度の極めて低い作業的なゲームで、なぜ人は延々と楽しめるのか。そこにはSNS時代ならではの承認欲求が関係している。
モニター上で好きな壺を作る異色のインディーゲーム『陶芸マスター』。難易度の極めて低い作業的なゲームで、なぜ人は延々と楽しめるのか。そこにはSNS時代ならではの承認欲求が関係している。
現代人が異世界に転生して無双する「異世界転生モノ」のインディーゲームが韓国から登場した。三国志の世界を舞台とした『Lu Bu Maker』は一見するとイロモノながら骨太なゲームデザインが光るタイトルだ。
箱庭系インディーゲーム『Forager』は、なぜ高い評価を得ているのだろうか。そこには、ゲームジャムから誕生したという制作経緯と、ファンコミュニティを意識した現代的なゲームのあり方があった。
独立したクリエイターが元のゲームエンジンをベースに新作を開発することは海外で多い。中でも学校経営シミュレーター『Academia : School Simulator』は、アーリーアクセス版ながら今後が期待される作品だ。
『FTL: Faster Than Light』開発チームの新作ゲーム『Into the Breach』は、ワンアイディアでターン制ストラテジーに革新をもたらし、GDCAのBestDesign部門も受賞した作品だ。
人間は短期的に7桁の数字を認識できるという「マジックナンバー7」。しかし、実際には多すぎるとして否定されている。この問題を逆手に取ったゲームが、英爆撃機が主役の『BomberCrew』だ。
アメリカの民間刑務所をモチーフにした異色の経営シミュレーションゲームが『Prison Architect』だ。当のアメリカで民間刑務所の段階的な廃止が進む一方で、本作が世界的なヒットを収めている。
サラエヴォ包囲下における一般市民の暮らしを疑似体験する『This War of Mine』。ゲーム体験の意味について問いかけてくる本作を通して、ゲームの持つ可能性について考えてみたい
現実社会とゲームをつなげる「ストレスとその解放(ストレスループ)」という概念。緊急電話を受けて車両を手配する『911 Operator』も、現実とゲームの関係性について考えさせられるタイトルだ。
宇宙船の船長となって銀河を旅する『FTL: Faster Than Light』はアナログゲームのプレイ体験を思い起こさせる「発掘的デザイン」ゲームだ。