『ABZÛ』画面の一部が常に揺れ動く世界での探索【インディーゲームレビュー 第6回】
プレイヤーをゲーム世界に引き込むのは派手な銃撃戦やアクションだけではない。自身の操作に従って、緊張と緩和のループを作り出せれば、プレイヤーを捉えて放さないゲーム体験が提供できる。その見本ともいえるタイトルが『ABZÛ』だ
「ゲーム批評」編集長などを経て、2000年からフリーランス。「ゲーム教育ジャーナリスト」「コミュニティサポーター」「ゲーム教育者」という3つの分野で活動している。主な役職にNPO法人ゲーム開発者協会名誉理事・事務局長、ゲームライターコミュニティ代表、日本ゲームシナリオライター協会監事、東京国際工科専門職大学講師など。主な著書・編著に『ゲームクリエイターが知る97のこと(2)』(オライリージャパン)などがある。
プレイヤーをゲーム世界に引き込むのは派手な銃撃戦やアクションだけではない。自身の操作に従って、緊張と緩和のループを作り出せれば、プレイヤーを捉えて放さないゲーム体験が提供できる。その見本ともいえるタイトルが『ABZÛ』だ
2Dピクセルアートの見下ろし型2Dアクション『Hyper Light Drifter』は、ゲームならではのナラティブ(物語体験)を提示しようとした、意欲的な作品だ
ドラマ『ツイン・ピークス』を彷彿とさせる『Rusty Lake: Roots』。本作はクリア動画がウェブ上で公開されている点でも異色の存在。答えがすべて明らかになっているにもかかわらず、プレイヤーを引きつけてやまない点と
ナラティブ(=ストーリー)ゲームが海外で正当評価されるのは難しい。ローカライズの費用が高い壁となって立ちふさがるからだ。そうした中、良質なローカライズで日本でも高い評価を受けている海外ゲームを、インタビューと共に紹介する
ゲーム内容のメモをとりながらゲームを進める……かつては当たり前だった行為の楽しさを、再認識させてくれるゲームが『Her Story』だ。
『LIMBO』で一世を風靡したデンマークのインディー、Playdeadの新作が『INSIDE』だ。モノトーンで描かれたディストピアを、少年はただひたすら逃走していく。その先に待ち受けるものとは……。
2016年で20周年を迎えるデルのゲーミングPCブランド「ALIENWARE」。PAXオーストラリア2016では、これを記念して関係者によるパネルディスカッションが行われた。
韓国最大級のゲーム展示会「G-STAR 2016」が釜山のBEXCOで11月17日から20日まで開催された。モバイルゲーム市場が急成長する韓国だが、PCオンラインゲームの新作も多数出展され、人気を集めた。
いよいよ普及期を迎えたVRゲーム。メルボルンで11月に開催された「PAXオーストリア2016」でも、インディーゲーム開発者によるVRゲームが多数出展されていた。ここでは2017年に発売が予定されている注目作を紹介する。
メルボルンで11月に開催された「PAXオーストラリア2016」では、個性的なインディーゲームが多数出展された。ここではその中から、特に注目を集めた3作品を紹介する。いずれも発売は2107年を予定している。