『RiME』その主人公はいったい誰なのか? ゲームとプレイヤーの関係性に迫る【インディーゲームレビュー 第16回】
私たちはゲームをプレイする時、無意識のうちにプレイヤーキャラクターと自分とを同一視して考える。プレイヤーキャラクターには「拡張された身体」という機能があるからだ。『RiME』はそのことに自覚的なタイトルの一つだ。
「ゲーム批評」編集長などを経て、2000年からフリーランス。「ゲーム教育ジャーナリスト」「コミュニティサポーター」「ゲーム教育者」という3つの分野で活動している。主な役職にNPO法人ゲーム開発者協会名誉理事・事務局長、ゲームライターコミュニティ代表、日本ゲームシナリオライター協会監事、東京国際工科専門職大学講師など。主な著書・編著に『ゲームクリエイターが知る97のこと(2)』(オライリージャパン)などがある。
私たちはゲームをプレイする時、無意識のうちにプレイヤーキャラクターと自分とを同一視して考える。プレイヤーキャラクターには「拡張された身体」という機能があるからだ。『RiME』はそのことに自覚的なタイトルの一つだ。
サラエヴォ包囲下における一般市民の暮らしを疑似体験する『This War of Mine』。ゲーム体験の意味について問いかけてくる本作を通して、ゲームの持つ可能性について考えてみたい
現実社会とゲームをつなげる「ストレスとその解放(ストレスループ)」という概念。緊急電話を受けて車両を手配する『911 Operator』も、現実とゲームの関係性について考えさせられるタイトルだ。
日本ゲーム大賞2014「ゲームデザイナーズ大賞」を受賞した『Brothers: A Tale of Two Sons』。ルール・インタラクティブ・ジレンマの「ルイージ主義」から考える、その魅力とは?
世界最大級のゲーム見本市「E3」。特設ブース「IndieCade」と「MIX」の2つから、2017年注目のインディーゲームをご紹介!
ポイント&クリックタイプのアドベンチャーゲーム『スキタイのムスメ:音響的冒険劇』。ストレスと開放のループ構造をより刺激的なものにする、キーファクターとしてのパズルセンスに注目だ
デルは米国・ロサンゼルスで2017年6月13日〜15日まで開催された米E3(Electronic Entertainment Expo)で、フラッグシップマシンのAMD「Ryzen Threadripper」を搭載する「
「センスオブワンダーナイト2014」のファイナリスト作品『Expand(イクスパンド)』。ゲームの基本に忠実な作りの本作が見せた“センスオブワンダー”とは。
PCオンラインゲーム大国として知られる韓国。その象徴がプロゲーマーで、連日さまざまな試合が行われ、動画配信が行われている。PCオンラインゲーム大手のネクソングループが運営する「NEXON ARENA」で最前線を取材した。
宇宙船の船長となって銀河を旅する『FTL: Faster Than Light』はアナログゲームのプレイ体験を思い起こさせる「発掘的デザイン」ゲームだ。
ネクソングループが主催する韓国最大級のゲーム開発者会議「Nexon Developers Conference(NDC)」が2017年4月25日から27日まで、ソウル郊外のネクソンコリア本社で開催された
第19回文化庁メディア芸術祭をはじめ、全世界で数々のアワードを受賞した『Thumper』。優れたゲーム体験は細かい工夫の積み重ねで作られる。「当たり前のことを当たり前としない」インディーゲームならではの工夫が光っている
ロシアが生み出した「怪作」インディーゲーム『Beholder』は、作品に力を与えるコンテキストで語られるべきタイトルだと言える。このゲームで問われる人間としてのモラルを実際にプレイして確かめて欲しい。
「IGF 2017」のExcellence in Audioに選出された『GoNNER』。そのオーディオ体験が評価された理由とは?
米GDCでゲームアワード「IGF」「GDCA」2017年度の発表授与式があり、『Quadrilateral Cowboy』と『Overwatch』が大賞を受賞した