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『SUPER PEOPLE』ファイナルβレビュー:バトロワ苦手な人でも遊べる? 5つの新要素
目次
韓国のWonder Peopleが開発したバトルロイヤルゲーム『SUPER PEOPLE』。8月17日からSteamにて行われてきたファイナルβテストも、いよいよ本日8月31日で終了となる。この機会に実際に触れた方も多いだろう。
正直パッと見た目はバトルロイヤルゲームの代表作と言える『PUBG:BATTLEGROUNDS』とよく似ている気はする。動きも雰囲気もとても近い。
しかし、実際にプレイしてみると中身は全然違う。バトロワを苦手とする筆者でもこのタイトルは楽しめたし、(まだプレイ人口が少ないからとはいえ)なんと人生初の“ドン勝”も取れた。とにかく新参ユーザーでもチャンスが与えられている印象だ。
▲『PUBG』の「ドン勝」にあたる「超甘」(SUPER SWEET)
eスポーツとしてのレビューは他のゲームメディアでたくさん紹介されると思うので、今回は筆者のようにバトロワに苦手意識を持つ人でも『SUPER PEOPLE』ならいけるかもしれないというポイントをご紹介しよう。あくまで苦手な人に向けたレビューのため、FPSが大好きで得意という方には目新しい情報はないかもしれない。来たるアーリーアクセスに向けて、知識を身に着けて準備しておきたい。
まずは『SUPER PEOPLE』がどんなゲームかをおさらいしよう。
ルールを一言で言うと王道のバトルロイヤルゲーム。最後まで生き残った者が勝ちというとてもシンプルなものだ。プレイヤーたちはとあるフィールドに降ろされ、現地にある武器や防具を使って生き残りをかけて戦う。何もしないでいるとプレイヤーたちを凍死させてしまうほどの「雪崩」が押し寄せてきて、フィールドはどんどん狭められていく。
▲マップに押し寄せてくる青いエリアが「雪崩」
武器や防具はフィールド内にある建物や、一定時間が経つと降ってくるアイテムボックスなどから現地調達しなければならず、その点は運の要素も大きい。他に、体力を回復するアイテムや、プレイヤーの能力を一時的に向上させるバフアイテムなどもある。
プレイヤーができる行動は、歩く、走る、しゃがむ、伏せる、ジャンプするといった一般的なもので、FPSとしての基本的な立ち回りは変わらない。マッチングする際にFPS(1人称視点)かTPS(3人称視点)か、プレイヤーの人数をソロ、デュオ(2人1組)、クワッド(4人1組)から選べる。
おそらく筆者以外にも、バトロワが苦手、あまり好きではないという方も意外と多いのではないだろうか。筆者の場合、その理由は以下のようなものだ。
これらはいずれも、裏を返せば面白さの要素でもあるのだが、初心者や素人であればあるほど、そしてゲームのリリースから時間が経てば経つほどに、新たに参加しにくく初心者お断りになっていく要素でもある。そのため、今から『PUBG』を始めようと思っても、よほど物知りで一緒に遊んでくれる友人がいなければ難しいだろう。
『SUPER PEOPLE』には、こうした部分を解消し、初心者でも行けそうな要素が盛り込まれている。
『SUPER PEOPLE』の最大の特徴といえば、まずはレベルアップの概念があることだろう。誰かを倒したり、生存時間を長引かせることで経験値が上がり、レベルアップしていく。つまり、なにもしなくてもただ隠れているだけで強くなれる。
▲右下に表示されているのがレベル
このレベルは試合中だけのもので、試合が終わればリセットされる。たとえ目当ての武器が拾えなくても、FPSのプレイに慣れていなくても、安全なフィールドに移動さえできれば生き残れる可能性はあるということだ。
これが従来のバトロワだと、キャラクターの能力差がない=プレイヤースキルだけで勝敗が決まってしまうため、初心者が勝利することは非常に難しかった。当然、他のプレイヤーも同じようにレベルアップはしていくのだが、自キャラの能力が上がることで生存能力自体が高まるので、勝てる見込みは純粋に高くなると考えていいだろう。
また、フィールドに落ちているカプセルやエナジーバーによって、ゲーム中の能力を手軽にアップさせることもできる。移動速度や攻撃力などが上がり、使うことによるデメリットもないので、積極的に使っていきたい。
『PUBG』や『フォートナイト』はキャラクターの見た目は変えられても、プレイヤーごとの能力自体は変わらない(『Apex Legends』は特例)。ある意味では、スタート時点ではすべてイーブンで無力というのが、バトロワの不文律とも言えるかもしれない。
それに対して『SUPER PEOPLE』は、「クラス」というかたちで能力に違いをつけてきた。キャラクターごとの「職業」と言い換えてもいいだろう。名前の通りの「超人」がそこにいる。
プレイヤーはマッチングする際に、自分の「クラス」を選択できる。最初は自動的に割り当てられ、選択し直すにはチケットが必要となるため、完全に任意とまではいかないのだが、実はクラスごとに得意な武器があり、最初から所持できるというメリットがあるのだ。
▲クラスのひとつ「捜索隊」は、移動に秀でたアサシンのような能力を持つ
さらに、クラスごとに秀でた能力値やスキルも異なる。「機動部隊」ならダッシュに秀でており、防弾シールドや高所から飛び降りのダメージを減らせるし、「スナイパー」ならスコープで覗いて射撃したときに攻撃力が上がる、といった具合だ。
また、ゲーム内でゴールドを拾っておくと、メニュー画面の「武器庫」から自分だけのカスタムアイテムボックスを作れる。これは、一定時間が経過すると降下してくる自分専用のアイテムで、その中身をあらかじめ自分で設定しておけるのだ。しかも、クラスに特化した武器も同梱されるので、拾えれば間違いなく戦いが有利になることが約束されている。
▲「武器庫」メニューの「個人用補給品」で、ゴールドを使って自分だけのアイテムボックスを作れる
ゲームスタートから完全に運任せではなく、最初からある程度自分の特性をわかった上で動けるのは、バトロワゲームとしての心の準備ができる点でかなり遊びやすい。しかも、能力値はレベルアップによってさらに強化されていくので、移動、攻撃、防御といったクラスごとの長所がわかっていれば立ち回りやすくもなる。慣れてきたら自分のプレイスタイルに合ったクラスを選ぶことで、勝率を上げることもできるはずだ。
これらの要素により、これまで「不条理」と思わされてきた運の要素が、プレイヤーの戦術によって補完できるようにもなるだろう。
3つ目のポイントは、ゲーム中に持っている武器を強化できる点だ。
『SUPER PEOPLE』では、フィールドによくわからないアイテムが結構転がっており、距離も含めてどこにあるかが常に表示されている。それらのアイテムを集めていくと、自分が持っている武器を強化することができるのだ。
▲設計図と素材を集めることで、より強力な武器を製造できる
他のバトロワにも、拾った武器のレア度が設定されていることはある。しかし、自分でトンカンやりながら武器を作れるという点は新しい。『エルデンリング』の鍛石による武器強化のように追加効果をつけていくようなもので、強化することで撃ち合いで勝てる確率も生存できる確率も上がることは間違いない。
ちなみに、より強い武器や防具を見つけたときに、いま装備しているものよりも強いかどうかを色でわかりやすく表示してくれるところも、初心者には親切だ。
スキルやアルティメットなどが用意されているバトロワとしては『Apex Legends』がある。『SUPER PEOPLE』にもそういった必殺技(ゲーム内では「必殺機」と表記されている)が盛り込まれている。ここが、見た目は普通の人間のようでありながら実は超人たちが集まっている「SUPER」なポイントと言えるだろう。
この必殺技もクラスによって異なり、強力な攻撃や移動などがある。いわゆる「チート技」が公式に実装されているというイメージだ。中にはゲーム的にも大丈夫かと思えるようなものもある。
▲画面右下に光っているのが「G」キーで発動する「必殺機」。2倍でダッシュし離脱にも接近にも使える
「必殺機」の例
これらはレベルアップによって使用可能になるため、前述のとおり生き残れば逆転の可能性が出てくる。特に終盤になるほど武器もアイテムも乏しくなっていくバトロワで、後半になっても楽しめる要素とも言える。
最後はあまりゲーム自体とは関係がないかもしれないが、プレイヤーの外見についてだ。
アバターとして作れるバトロワのキャラクターの多くは、スペックなどの問題もあり、かっこいい&かわいいキャラクターは少ない。『Apex Legends』や『Call of Duty』のようにキャラクターの顔と名前が固定されているもの、『PUBG』や『フォートナイト』のように特に誰でもないものもあるが、『SUPER PEOPLE』は後者にあたる。
そのキャラクターのデザインがとにかくかっこいい&かわいい。日本と近しい韓国発のゲームだからということもあるかもしれないが、とても力が入っている印象だ。
▲キャラクターはかなりリアル志向。コスチュームなどは日常から戦闘まで幅広い
▲こちらはスポーティーな衣装
『黒い砂漠』のように顔の表情まで細かく作り込めるほどではないが、人種や髪型、髪色などはこれまでのバトロワの中でも群を抜くリアルさ。プレイしていくと追加されるコスチュームなどもとても豊富なので、個性を演出することも可能だ。
筆者のようにFPSがそれほど得意ではない人の場合、バトルロイヤルはゲームがリリースされた直後から始めるのがベストだ。リリース直後であれば実力差もそれほどなく、知識量によってその差を埋められる。
『SUPER PEOPLE』はさらに、上記のようなユニークな要素によって遊びやすくもなっている。時間が経てばどんどんその差は縮まっていくので、スタートダッシュが重要だ。
他にも、試合で拾った設計図などを持ち帰ってレアアイテムを製造できたり、賞金制のオンライントーナメントが毎週開催されるなど、さまざまな要素が盛り込まれている。基本プレイは無料なので、10月に始まるアーリーアクセスから『SUPER PEOPLE』を始めてみよう。
©️ Wonder People Co.,Ltd. All Rights Reserved.
SUPER PEOPLE|GeeGee
https://geegee.net/ja/main
正直パッと見た目はバトルロイヤルゲームの代表作と言える『PUBG:BATTLEGROUNDS』とよく似ている気はする。動きも雰囲気もとても近い。
しかし、実際にプレイしてみると中身は全然違う。バトロワを苦手とする筆者でもこのタイトルは楽しめたし、(まだプレイ人口が少ないからとはいえ)なんと人生初の“ドン勝”も取れた。とにかく新参ユーザーでもチャンスが与えられている印象だ。
▲『PUBG』の「ドン勝」にあたる「超甘」(SUPER SWEET)
eスポーツとしてのレビューは他のゲームメディアでたくさん紹介されると思うので、今回は筆者のようにバトロワに苦手意識を持つ人でも『SUPER PEOPLE』ならいけるかもしれないというポイントをご紹介しよう。あくまで苦手な人に向けたレビューのため、FPSが大好きで得意という方には目新しい情報はないかもしれない。来たるアーリーアクセスに向けて、知識を身に着けて準備しておきたい。
『SUPER PEOPLE』とは?
まずは『SUPER PEOPLE』がどんなゲームかをおさらいしよう。
ルールを一言で言うと王道のバトルロイヤルゲーム。最後まで生き残った者が勝ちというとてもシンプルなものだ。プレイヤーたちはとあるフィールドに降ろされ、現地にある武器や防具を使って生き残りをかけて戦う。何もしないでいるとプレイヤーたちを凍死させてしまうほどの「雪崩」が押し寄せてきて、フィールドはどんどん狭められていく。
▲マップに押し寄せてくる青いエリアが「雪崩」
武器や防具はフィールド内にある建物や、一定時間が経つと降ってくるアイテムボックスなどから現地調達しなければならず、その点は運の要素も大きい。他に、体力を回復するアイテムや、プレイヤーの能力を一時的に向上させるバフアイテムなどもある。
プレイヤーができる行動は、歩く、走る、しゃがむ、伏せる、ジャンプするといった一般的なもので、FPSとしての基本的な立ち回りは変わらない。マッチングする際にFPS(1人称視点)かTPS(3人称視点)か、プレイヤーの人数をソロ、デュオ(2人1組)、クワッド(4人1組)から選べる。
なぜバトロワが苦手なのか
おそらく筆者以外にも、バトロワが苦手、あまり好きではないという方も意外と多いのではないだろうか。筆者の場合、その理由は以下のようなものだ。
- 自分が使いたい武器が拾えるとは限らない
- 生き残るフィールドがどこになるかわからない不安感
- かくれんぼの範囲が広すぎて緊張感に耐えられない
- 撃ち合い以外の要素(建築やスキルなど)に習熟する必要がある
- 純粋にプレイヤーの能力が試されるので、上手くなる前にやられてしまう
これらはいずれも、裏を返せば面白さの要素でもあるのだが、初心者や素人であればあるほど、そしてゲームのリリースから時間が経てば経つほどに、新たに参加しにくく初心者お断りになっていく要素でもある。そのため、今から『PUBG』を始めようと思っても、よほど物知りで一緒に遊んでくれる友人がいなければ難しいだろう。
『SUPER PEOPLE』には、こうした部分を解消し、初心者でも行けそうな要素が盛り込まれている。
初心者でもいけそうな理由(1)黙っていても強くなる
『SUPER PEOPLE』の最大の特徴といえば、まずはレベルアップの概念があることだろう。誰かを倒したり、生存時間を長引かせることで経験値が上がり、レベルアップしていく。つまり、なにもしなくてもただ隠れているだけで強くなれる。
▲右下に表示されているのがレベル
このレベルは試合中だけのもので、試合が終わればリセットされる。たとえ目当ての武器が拾えなくても、FPSのプレイに慣れていなくても、安全なフィールドに移動さえできれば生き残れる可能性はあるということだ。
これが従来のバトロワだと、キャラクターの能力差がない=プレイヤースキルだけで勝敗が決まってしまうため、初心者が勝利することは非常に難しかった。当然、他のプレイヤーも同じようにレベルアップはしていくのだが、自キャラの能力が上がることで生存能力自体が高まるので、勝てる見込みは純粋に高くなると考えていいだろう。
また、フィールドに落ちているカプセルやエナジーバーによって、ゲーム中の能力を手軽にアップさせることもできる。移動速度や攻撃力などが上がり、使うことによるデメリットもないので、積極的に使っていきたい。
初心者でもいけそうな理由(2)「クラス」ごとの得意武器が最初から使える
『PUBG』や『フォートナイト』はキャラクターの見た目は変えられても、プレイヤーごとの能力自体は変わらない(『Apex Legends』は特例)。ある意味では、スタート時点ではすべてイーブンで無力というのが、バトロワの不文律とも言えるかもしれない。
それに対して『SUPER PEOPLE』は、「クラス」というかたちで能力に違いをつけてきた。キャラクターごとの「職業」と言い換えてもいいだろう。名前の通りの「超人」がそこにいる。
プレイヤーはマッチングする際に、自分の「クラス」を選択できる。最初は自動的に割り当てられ、選択し直すにはチケットが必要となるため、完全に任意とまではいかないのだが、実はクラスごとに得意な武器があり、最初から所持できるというメリットがあるのだ。
▲クラスのひとつ「捜索隊」は、移動に秀でたアサシンのような能力を持つ
さらに、クラスごとに秀でた能力値やスキルも異なる。「機動部隊」ならダッシュに秀でており、防弾シールドや高所から飛び降りのダメージを減らせるし、「スナイパー」ならスコープで覗いて射撃したときに攻撃力が上がる、といった具合だ。
また、ゲーム内でゴールドを拾っておくと、メニュー画面の「武器庫」から自分だけのカスタムアイテムボックスを作れる。これは、一定時間が経過すると降下してくる自分専用のアイテムで、その中身をあらかじめ自分で設定しておけるのだ。しかも、クラスに特化した武器も同梱されるので、拾えれば間違いなく戦いが有利になることが約束されている。
▲「武器庫」メニューの「個人用補給品」で、ゴールドを使って自分だけのアイテムボックスを作れる
ゲームスタートから完全に運任せではなく、最初からある程度自分の特性をわかった上で動けるのは、バトロワゲームとしての心の準備ができる点でかなり遊びやすい。しかも、能力値はレベルアップによってさらに強化されていくので、移動、攻撃、防御といったクラスごとの長所がわかっていれば立ち回りやすくもなる。慣れてきたら自分のプレイスタイルに合ったクラスを選ぶことで、勝率を上げることもできるはずだ。
これらの要素により、これまで「不条理」と思わされてきた運の要素が、プレイヤーの戦術によって補完できるようにもなるだろう。
初心者でもいけそうな理由(3)ゲーム中に武器を強化(製造)できる
3つ目のポイントは、ゲーム中に持っている武器を強化できる点だ。
『SUPER PEOPLE』では、フィールドによくわからないアイテムが結構転がっており、距離も含めてどこにあるかが常に表示されている。それらのアイテムを集めていくと、自分が持っている武器を強化することができるのだ。
▲設計図と素材を集めることで、より強力な武器を製造できる
他のバトロワにも、拾った武器のレア度が設定されていることはある。しかし、自分でトンカンやりながら武器を作れるという点は新しい。『エルデンリング』の鍛石による武器強化のように追加効果をつけていくようなもので、強化することで撃ち合いで勝てる確率も生存できる確率も上がることは間違いない。
ちなみに、より強い武器や防具を見つけたときに、いま装備しているものよりも強いかどうかを色でわかりやすく表示してくれるところも、初心者には親切だ。
初心者でもいけそうな理由(4)時間が経つと使える強力な「必殺機」がある
スキルやアルティメットなどが用意されているバトロワとしては『Apex Legends』がある。『SUPER PEOPLE』にもそういった必殺技(ゲーム内では「必殺機」と表記されている)が盛り込まれている。ここが、見た目は普通の人間のようでありながら実は超人たちが集まっている「SUPER」なポイントと言えるだろう。
この必殺技もクラスによって異なり、強力な攻撃や移動などがある。いわゆる「チート技」が公式に実装されているというイメージだ。中にはゲーム的にも大丈夫かと思えるようなものもある。
▲画面右下に光っているのが「G」キーで発動する「必殺機」。2倍でダッシュし離脱にも接近にも使える
「必殺機」の例
- ガトリング兵「火炎ガトリング」一時的に弾丸が炎上し、防御力が向上
- ショットガンマスター「JUMP」高い崖を上り、着地後にショットガンが強化
- 機動部隊「ダッシュ」5秒間、移動速度が2倍になる
- スナイパー「冷血」10秒に1回、攻撃力が50%アップ
- 捜索隊「超高速スライディング」6秒間、短距離を3回移動
- ガス兵「ファイアボール」強力な火炎球を放つ
- 海兵隊「海霧」霧のバリアを展開。音も防ぐ
- ニュークリア「戦術核投下」戦術核ミサイルを投下する
これらはレベルアップによって使用可能になるため、前述のとおり生き残れば逆転の可能性が出てくる。特に終盤になるほど武器もアイテムも乏しくなっていくバトロワで、後半になっても楽しめる要素とも言える。
初心者でもいけそうな理由(5)キャラクターがかっこいい&かわいい
最後はあまりゲーム自体とは関係がないかもしれないが、プレイヤーの外見についてだ。
アバターとして作れるバトロワのキャラクターの多くは、スペックなどの問題もあり、かっこいい&かわいいキャラクターは少ない。『Apex Legends』や『Call of Duty』のようにキャラクターの顔と名前が固定されているもの、『PUBG』や『フォートナイト』のように特に誰でもないものもあるが、『SUPER PEOPLE』は後者にあたる。
そのキャラクターのデザインがとにかくかっこいい&かわいい。日本と近しい韓国発のゲームだからということもあるかもしれないが、とても力が入っている印象だ。
▲キャラクターはかなりリアル志向。コスチュームなどは日常から戦闘まで幅広い
▲こちらはスポーティーな衣装
『黒い砂漠』のように顔の表情まで細かく作り込めるほどではないが、人種や髪型、髪色などはこれまでのバトロワの中でも群を抜くリアルさ。プレイしていくと追加されるコスチュームなどもとても豊富なので、個性を演出することも可能だ。
バトロワはリリース時から始めるのがベストだ!
筆者のようにFPSがそれほど得意ではない人の場合、バトルロイヤルはゲームがリリースされた直後から始めるのがベストだ。リリース直後であれば実力差もそれほどなく、知識量によってその差を埋められる。
『SUPER PEOPLE』はさらに、上記のようなユニークな要素によって遊びやすくもなっている。時間が経てばどんどんその差は縮まっていくので、スタートダッシュが重要だ。
他にも、試合で拾った設計図などを持ち帰ってレアアイテムを製造できたり、賞金制のオンライントーナメントが毎週開催されるなど、さまざまな要素が盛り込まれている。基本プレイは無料なので、10月に始まるアーリーアクセスから『SUPER PEOPLE』を始めてみよう。
©️ Wonder People Co.,Ltd. All Rights Reserved.
SUPER PEOPLE|GeeGee
https://geegee.net/ja/main
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