『FULFILLMENT』巨大配送センターとゲーミフィケーションの功罪【インディーゲームレビュー 第79回】
amazonのような巨大配送センターを風刺したゲーム『FULFILLMENT』。そこでの働き方にとどまらず、「ゲーミフィケーション」全般についても鋭い問題提起を投げかけている。
amazonのような巨大配送センターを風刺したゲーム『FULFILLMENT』。そこでの働き方にとどまらず、「ゲーミフィケーション」全般についても鋭い問題提起を投げかけている。
鉄道を作り上げていくゲーム『Train Valley』シリーズ。日本で注目を集めた『A列車で行こう』シリーズとの比較から見える、ゲームの「正しい」進化のあり方とは?
海洋研究チームとしてマッコウクジラの生態を調査するインディーゲーム『Beyond Blue』。ドキュメンタリーの手法を取り込みつつ、より多くの顧客にゲーム体験を提供しようとしている。
地下鉄構内構築シミュレーションで、地下鉄のホームと改札をつなぐ通路を作成し、案内板やエスカレーターなどを設置して混雑の緩和を目指す。正式版では「Steamワークショップ」や日本語に対応
シリーズ最新作! 歴史シミュレーションゲーム『三國志14』はどこが面白いのか、シリーズ全作遊んでいるライターによる渾身のレビュー!
新型コロナウイルスが世界規模で広がるなか、伝染病で人類を絶滅させることを目的としたインディーゲーム『Plague Inc: Evolved』に注目が集まっている。本作から見る現実とゲームの関係性とは?
アフガニスタン紛争からヒントを得たインディーゲーム『Rebel Inc: Escalation』。地域紛争というテーマを現実の抽象化と誇張化によって巧みにゲームに落とし込んだ意欲作である。
モニター上で好きな壺を作る異色のインディーゲーム『陶芸マスター』。難易度の極めて低い作業的なゲームで、なぜ人は延々と楽しめるのか。そこにはSNS時代ならではの承認欲求が関係している。
現代人が異世界に転生して無双する「異世界転生モノ」のインディーゲームが韓国から登場した。三国志の世界を舞台とした『Lu Bu Maker』は一見するとイロモノながら骨太なゲームデザインが光るタイトルだ。
箱庭系インディーゲーム『Forager』は、なぜ高い評価を得ているのだろうか。そこには、ゲームジャムから誕生したという制作経緯と、ファンコミュニティを意識した現代的なゲームのあり方があった。
独立したクリエイターが元のゲームエンジンをベースに新作を開発することは海外で多い。中でも学校経営シミュレーター『Academia : School Simulator』は、アーリーアクセス版ながら今後が期待される作品だ。
『FTL: Faster Than Light』開発チームの新作ゲーム『Into the Breach』は、ワンアイディアでターン制ストラテジーに革新をもたらし、GDCAのBestDesign部門も受賞した作品だ。
人間は短期的に7桁の数字を認識できるという「マジックナンバー7」。しかし、実際には多すぎるとして否定されている。この問題を逆手に取ったゲームが、英爆撃機が主役の『BomberCrew』だ。
アメリカの民間刑務所をモチーフにした異色の経営シミュレーションゲームが『Prison Architect』だ。当のアメリカで民間刑務所の段階的な廃止が進む一方で、本作が世界的なヒットを収めている。
サラエヴォ包囲下における一般市民の暮らしを疑似体験する『This War of Mine』。ゲーム体験の意味について問いかけてくる本作を通して、ゲームの持つ可能性について考えてみたい