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【Epic Games Store 無料ゲーム紹介】レストラン経営の光と闇、どちらも体験できるシミュレーションゲーム『Recipe For Disaster』が無料配信中
目次
Epic Games Storeより、毎週提供されている期間限定無料ゲームをご紹介するこの企画。
今週の無料ゲームは、レストランを立ち上げて成功に導く経営シミュレーションゲーム『Recipe For Disaster』。スタッフの体調管理や人間関係、役割分担をはじめ、オリジナル料理を考えたり、お客さんのクレーム処理を行ったりとやることはいっぱいだ。
無料配信期間は2023年2月17日 1:00までとなっている。
価格:1868円
無料期間:~2023年2月17日 1:00
開発者:Dapper Penguin Studios
パブリッシャー:Kasedo Games
リリース日:2022年8月11日
日本語:対応
https://store.epicgames.com/ja/p/recipe-for-disaster-83726f
『Recipe for Disaster』、直訳すれば「災難のための処方箋」といったところだろうか。
普通に考えれば「レシピ=料理のレシピ」となるだろうが、プレイしてみると「Disaster」は「やっかいごと」、「Recipe」は「処方箋」や「解決策」といった意味の方が近い。
システムとしてはたしかにレストラン経営シミュレーションなのだが、常に降りかかってくる面倒ごとを解決してばかりな気がする。ある意味では人間臭く、リアルに感じられる部分でもある。
多くのプレイヤーが最初にプレイするであろう「シナリオモード」には、経営不振のレストランを復活させたり、人間関係の悪いスタッフをやめさないようにうまく回したり、とにかくより大きなレストランへと成長させるなど、さまざまなミッションが与えられる。
とことん育成していくエンドレスモードもあるが、やることはまったく変わらない。『オーバークック』のようなゲームをイメージしていると痛い目に合うのでご注意を。
本作でできることは、レストラン経営に関する“あらゆること”だ。ただし、プレイヤーにできるのは設備を整え、メニューを考案し、必要な素材が切れないように仕入れてストックし、人を雇って配置する。
店がオープンしてからは1日の時間経過に従って、客が来店したらスタッフは与えられた役割や担当テーブルなどに従って自動的に動く。そして、各シナリオに設定された「目標」を達成すれば次のシナリオが解放される。
店を回しながら、調理設備を追加したり、動的にスタッフの配置を入れ替えられるのはゲームならでは。客が増えすぎたらテーブルを増やしたりグリルを追加して料理の待ち時間を減らすといった店舗側の努力をすぐに反映できる。壁を破壊して店舗を広げるといったこともできるし、逆に超高級メニューを作って1席だけで勝負するといった、田舎レストランのようなものも実現は可能だ(儲かるかどうかはプレイヤー次第だが)。
1日の営業が終わると、売上やスタッフの給料、客の評判などを振り返るフェーズがある。サボり気味のスタッフがいたら別の仕事を割り振ったり、売れないメニューのレシピをてこ入れしたりできるところも面白い。
ゲームは基本的にAIによって自動的に進行するため、スタッフひとりひとりに指示を出せるわけではない。重要なのはスタッフそれぞれに割り当てられた得意・不得意のスキルだ。大きく分けて「調理」スキル(フライヤー・グリル・オーブン・コンロ・天板)と、「接客」スキル(掃除・カリスマ・配膳)が数値で示され(5段階で5が最も優秀)、得意な項目には青いハートが、苦手な項目には赤いバツ印付きのハードがついている。これらを参考にしてスタッフを配置することで、調理や接客をスピーディにこなしてくれたり、ストレスを感じることなく仕事をしてくれる。
仕事は大きく分けて、「調理」「配膳」「清掃」の3つ。キッチンの調理器具、ホールのテーブルなどにひとつにつき3人まで、優先的にそこで作業をするスタッフ、忙しい時にサブで入るスタッフなどを指名できる。グリルが得意なスタッフはグリルの1番に指定し、接客が得意なスタッフはホールのテーブルに割り振るといったイメージだ。
忘れてはいけないのが「清掃」。人が集まれば当然汚れはたまってくるので、ふたつの仕事とは別に範囲指定しておく必要がある。人が利用すればするほど汚れてくるものなので、それほど頻繁にする必要はないものの、客の評判として「掃除が行き届いていない」という悪評が立ってしまうこともある。こまめな清掃がポイントだ。
ただし、スタッフ個々の能力に任せていてはうまく回らない。たとえば店内で人が多く座る席へのオーダーは「基準値」を上げて優先度を高めることができる。これはスタッフについても同様で、「配膳」「調理中」「掃除」の優先順位を変えることで、調理もするけど配膳を優先するなど、スタッフの動きをマネジメントできる。疲れすぎたら時には強制的に休憩させたり、解雇する権限もある。
さらにさらに、実は客側にもこういったパラメーターが用意されている。この世界では店に来た客の好みが読み取れるらしく、「好きな食べ物」の種類や「気が荒い」といった性格もわかる上に、特定のスタッフに対する敵意や、噂話を広げがちな人といった情報も見えてしまう。
客に好き嫌いがあるのならスタッフ側にも嫌いな客はいる。苦手な客のテーブルには近づかないようにするといった配慮は、オーナーであるプレイヤーだからこそできることだ。
設備を整え、専任スタッフを雇い、一流レストランにすることもできるし、小さなお店で少人数のスタッフで細々とした店を作るのもいい。肉専門、スープ専門といった料理にこだわった店づくりもできるなど、プレイヤーの思うとおりの店が作れる。時には評判を聞きつけて雇ってほしいと売り込んでくる人や、もう辞めたいとこぼすスタッフも現れる。
うまく回すコツは、できるだけスタッフが得意とする役割を割り当てて、配膳・調理と清掃をバランスよく回すこと。特に清掃を怠ると評判がガクンと落ちるので、見落としがないようにしっかり設定しておきたい。
ゲームならではの楽しみ方として、ワンオペでどこまで回せるかを考えるといったシミュレーションをしてみるのも面白い。シナリオからエンドレスまで長く遊べるので、シミュレーションが好きな人はこの無料配布期間にぜひ遊んでみてほしい。
今週の無料ゲームは、レストランを立ち上げて成功に導く経営シミュレーションゲーム『Recipe For Disaster』。スタッフの体調管理や人間関係、役割分担をはじめ、オリジナル料理を考えたり、お客さんのクレーム処理を行ったりとやることはいっぱいだ。
無料配信期間は2023年2月17日 1:00までとなっている。
Recipe For Disaster(レシピ フォー ディザスター)
価格:1868円
無料期間:~2023年2月17日 1:00
開発者:Dapper Penguin Studios
パブリッシャー:Kasedo Games
リリース日:2022年8月11日
日本語:対応
https://store.epicgames.com/ja/p/recipe-for-disaster-83726f
メニューを考え、人材を育成し、店舗のレイアウトも……やることが多いレストラン経営シミュレーター
『Recipe for Disaster』、直訳すれば「災難のための処方箋」といったところだろうか。
普通に考えれば「レシピ=料理のレシピ」となるだろうが、プレイしてみると「Disaster」は「やっかいごと」、「Recipe」は「処方箋」や「解決策」といった意味の方が近い。
システムとしてはたしかにレストラン経営シミュレーションなのだが、常に降りかかってくる面倒ごとを解決してばかりな気がする。ある意味では人間臭く、リアルに感じられる部分でもある。
多くのプレイヤーが最初にプレイするであろう「シナリオモード」には、経営不振のレストランを復活させたり、人間関係の悪いスタッフをやめさないようにうまく回したり、とにかくより大きなレストランへと成長させるなど、さまざまなミッションが与えられる。
とことん育成していくエンドレスモードもあるが、やることはまったく変わらない。『オーバークック』のようなゲームをイメージしていると痛い目に合うのでご注意を。
知られざるレストラン経営の裏側
本作でできることは、レストラン経営に関する“あらゆること”だ。ただし、プレイヤーにできるのは設備を整え、メニューを考案し、必要な素材が切れないように仕入れてストックし、人を雇って配置する。
店がオープンしてからは1日の時間経過に従って、客が来店したらスタッフは与えられた役割や担当テーブルなどに従って自動的に動く。そして、各シナリオに設定された「目標」を達成すれば次のシナリオが解放される。
店を回しながら、調理設備を追加したり、動的にスタッフの配置を入れ替えられるのはゲームならでは。客が増えすぎたらテーブルを増やしたりグリルを追加して料理の待ち時間を減らすといった店舗側の努力をすぐに反映できる。壁を破壊して店舗を広げるといったこともできるし、逆に超高級メニューを作って1席だけで勝負するといった、田舎レストランのようなものも実現は可能だ(儲かるかどうかはプレイヤー次第だが)。
1日の営業が終わると、売上やスタッフの給料、客の評判などを振り返るフェーズがある。サボり気味のスタッフがいたら別の仕事を割り振ったり、売れないメニューのレシピをてこ入れしたりできるところも面白い。
なんだかんだ言ってもやはり「人」が大事
ゲームは基本的にAIによって自動的に進行するため、スタッフひとりひとりに指示を出せるわけではない。重要なのはスタッフそれぞれに割り当てられた得意・不得意のスキルだ。大きく分けて「調理」スキル(フライヤー・グリル・オーブン・コンロ・天板)と、「接客」スキル(掃除・カリスマ・配膳)が数値で示され(5段階で5が最も優秀)、得意な項目には青いハートが、苦手な項目には赤いバツ印付きのハードがついている。これらを参考にしてスタッフを配置することで、調理や接客をスピーディにこなしてくれたり、ストレスを感じることなく仕事をしてくれる。
仕事は大きく分けて、「調理」「配膳」「清掃」の3つ。キッチンの調理器具、ホールのテーブルなどにひとつにつき3人まで、優先的にそこで作業をするスタッフ、忙しい時にサブで入るスタッフなどを指名できる。グリルが得意なスタッフはグリルの1番に指定し、接客が得意なスタッフはホールのテーブルに割り振るといったイメージだ。
忘れてはいけないのが「清掃」。人が集まれば当然汚れはたまってくるので、ふたつの仕事とは別に範囲指定しておく必要がある。人が利用すればするほど汚れてくるものなので、それほど頻繁にする必要はないものの、客の評判として「掃除が行き届いていない」という悪評が立ってしまうこともある。こまめな清掃がポイントだ。
ただし、スタッフ個々の能力に任せていてはうまく回らない。たとえば店内で人が多く座る席へのオーダーは「基準値」を上げて優先度を高めることができる。これはスタッフについても同様で、「配膳」「調理中」「掃除」の優先順位を変えることで、調理もするけど配膳を優先するなど、スタッフの動きをマネジメントできる。疲れすぎたら時には強制的に休憩させたり、解雇する権限もある。
さらにさらに、実は客側にもこういったパラメーターが用意されている。この世界では店に来た客の好みが読み取れるらしく、「好きな食べ物」の種類や「気が荒い」といった性格もわかる上に、特定のスタッフに対する敵意や、噂話を広げがちな人といった情報も見えてしまう。
客に好き嫌いがあるのならスタッフ側にも嫌いな客はいる。苦手な客のテーブルには近づかないようにするといった配慮は、オーナーであるプレイヤーだからこそできることだ。
設備を整え、専任スタッフを雇い、一流レストランにすることもできるし、小さなお店で少人数のスタッフで細々とした店を作るのもいい。肉専門、スープ専門といった料理にこだわった店づくりもできるなど、プレイヤーの思うとおりの店が作れる。時には評判を聞きつけて雇ってほしいと売り込んでくる人や、もう辞めたいとこぼすスタッフも現れる。
うまく回すコツは、できるだけスタッフが得意とする役割を割り当てて、配膳・調理と清掃をバランスよく回すこと。特に清掃を怠ると評判がガクンと落ちるので、見落としがないようにしっかり設定しておきたい。
ゲームならではの楽しみ方として、ワンオペでどこまで回せるかを考えるといったシミュレーションをしてみるのも面白い。シナリオからエンドレスまで長く遊べるので、シミュレーションが好きな人はこの無料配布期間にぜひ遊んでみてほしい。
【連載】Epic Games 今週の無料配信ゲーム
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