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【ストリートファイターリーグ】Good 8 Squadは引き分けで首位堅守 2位には忍ism Gamingが浮上【第8節】

11月9日と11日に放送された「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021」第8節はGood 8 Squadが魚群と引き分け首位をキープ。前節3位の忍ism GamingがMildom Beast と引き分け、v6プラス FAV Rohto Z!を僅差でかわし2位に浮上した。


出場選手の情報は以下の記事を参照してほしい。
■「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021」ドラフト会議を経て全チームの出場選手が決定!

本リーグの各チームメンバーは4人で構成されており、ひとりがリザーブに回り、残り3人が先鋒・中堅・大将として出場する。先鋒戦と中堅戦はBO3の2本先取で勝者に勝ち点1、大将戦はBO5の3本先取で勝者に勝ち点2が与えられる。またホーム&アウェイ方式が採用されており、アウェイチームは先に出場選手と使用キャラを提示、ホームチームは1分間の相談タイムの後、出場選手とキャラクターを選択する権利を保有する。

●Good 8 Squad VS 魚群


首位を独走するGood 8 Squadはこの日、前節4位と上位を伺うマゴ率いる魚群を迎え撃った。

先鋒戦に登場したのはGood 8 Squadは現役最強の呼び声高いカワノ(コーリン)と魚群のリーダーマゴ(キャミィ)。ほぼ互角の展開となり両者ともにバトルを取り合い1-1で迎えた第3バトル第1ラウンド、カワノは積極的なマゴの攻めを冷静に返し、逆にEXパラベラムを駆使したラッシュでラウンドを奪い、マッチポイントを迎える。続く第2ラウンドも終始カワノが体力リードを保ち、最後は画面端のラッシュで一気に決めてまずGood 8 Squadが先勝する。

中堅戦はGood 8 Squadのキチパ(ザンギエフ)と魚群のまちゃぼー(キャミィ)が激突。フルセットフルラウンドの死闘となったが最終ラウンドにEXゲージを温存していたキチパがEXスクリューパイルドライバーとクリティカルアーツを決める派手な戦いぶりで勝利し、Good 8 Squadが2-0とリードする。

大将戦に勝利すれば2位以下に勝ち点8のセーフティリードを付けられるGood 8 Squadはガチくん(ラシード)を送り出し、魚群からは水派(コーリン)が登場。この試合も中堅戦に続いてフルセットフルラウンドの戦いとなり厳しい攻防が繰り広げられたが、最後はラシードのワール・ウインドショットをEXバニティステップで抜ける芸術的なプレイを見せた水派が押し切り、Good 8 Squadの勢いに待ったをかける貴重な勝利を掴んだ。

●ベストバウト


Alienware Zoneがセレクトした第8節のベストバウトは、名古屋OJA BODY STAR・どぐら(ベガ)とコミュファDetonatioN・板橋ザンギエフ(ザンギエフ)の一戦だ。この日はすでにコミュファDetonatioNが先鋒戦・中堅戦に勝利しており、ここで負ければ0-4となり上位陣の追撃が難しくなる状況下、どぐらの粘り強さが存分に発揮された戦いとなった。

どぐらと板橋ザンギエフは、共に対戦格闘ゲームの世界で長く活躍を続けるベテラン勢。互いに手の内を知り尽くした者同士の戦いは、肉を切らせて骨を断つ激闘となるのが世の常だ。この日の試合でも丁寧に立ち技をねじ込むどぐらと、隙とも言えないようなわずかな隙に強引にスクリューパイルドライバーをねじ込んでくる板橋ザンギエフの互角の打撃戦が繰り広げられた。

互いにバトルを奪い合い、2-2で迎えた最終第5バトル、第1ラウンドはどぐらが、第2ラウンドは板橋ザンギエフが取り、文字通り決着の舞台となった第3ラウンドでそれは起こった。互いにじわじわと体力を削り合っていた状況下、どぐらが小パンチを当てた次の瞬間、技の合間を縫うようにザンギエフのクリティカルアーツが炸裂し、板橋ザンギエフが大きな体力リードを獲得する。しかしどぐらはあきらめずにじわじわと反撃を重ねて体力差を追いつき、残り2秒でサイコクラッシャーをガードさせてわずかに体力リードを奪い、そのままタイムアップ。本当に僅差の戦いとなったがどぐらは見事に勝利し、チームに引き分けをもたらす貴重な勝ち点2を獲得した。


次回第9節は11月15日と16日の20時から前後半に分けてYoutube、Twitch、Mildom、スカパー、CAPCOM FIGHTERS JPチャンネルで放送される。最高峰の戦いを見逃すな。

●順位表

●勝敗表

●v6プラス FAV Rohto Z! 1-3 Saishunkan Sol 熊本〇
りゅうせい(ユリアン) 1-2 ヤナイ(G)
ボンちゃん(サガット)2-1 Shuto(ユリアン)
sako(メナト)2-3 ネモ(ユリアン)

△名古屋OJA BODY STAR 2-2 コミュファDetonatioN△
あきら(キャミィ) 1-2 ナウマン(ケン)
MOV(春麗)0-2 竹内ジョン(コーディ)
どぐら(ベガ) 3-2 板橋ザンギエフ(ザンギエフ)

△Mildom Beast 2-2 忍ism Gaming△
YHC-餅(ダルシム)2-1 ももち(あきら)
ふ~ど(ポイズン)2-1 ひぐち(ガイル)
ウメハラ(ガイル)1-3 藤村(キャミィ)

△Good 8 Squad 2-2 魚群△
カワノ(コーリン) 2-1 マゴ(キャミィ)
キチパ(ザンギエフ)2-1 まちゃぼー(キャミィ)
ガチくん(ラシード)2-3 水派(コーリン)
【レポート】ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2021

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