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『ファイナルファンタジーXIV』のレイドボスで範囲攻撃を確実に避ける4つのコツ 【今日から始めるFF14 第3回】

Hatyです。前回前々回と『ファイナルファンタジーXIV』(以下『FFXVI』)のご紹介や小技のようなことを書いてきましたが、ALIENWEARE ZONEは"PCゲームで勝ち抜くために"というコンセプトのウェブメディアです。

FF14』において勝ち負けというのは難しいのかもしれませんが、私自身も結構勝ち負けにはこだわるタイプです。MMORPGでいえば他人よりいい装備を持ちたい……などでしょうか。

「いい装備」と言えば、各パッチで実装される零式等のレイド装備ですね! 高性能な装備や独特なルックスが街中でも目立ち、人気者になれること請け合いです。

最近の『FF14』におけるレイド装備は、絶コンテンツ装備を除いては比較的入手しやすいものになってきました。そこで今回は、レイドに挑む勇気が出ない方へ向けてのアドバイスと、コアプレイヤーへ向けてのテクニックを同時にお伝えしていこうと思います。

レイドボスでは「後ろ」ではなく「前」を見ろ

『FF14』のレイドボスにおいてポピュラーな攻撃として、下の画面のような扇型・円型などの範囲攻撃(Area of Effect。AoE)があります。

▲ラムウのサンダースパーク。範囲は狭いですが、当たると即死級のダメージを受けてしまいます

AoEが苦手な方もいらっしゃると思いますが、ボス戦などでは避けて通れない道です。さて、みなさんはどのように回避しますか? メジャーな回避手段として「後ろに下がって回避する」という方が多いのではないでしょうか。

大体の場合はそれで問題ないのですが、今回オススメしたいのは「前方向への回避」です。

1.前方回避のメリットを知ろう

まず前方回避のメリットについて説明しましょう。

扇状のAoEの場合、前に進むことで先細りしていく範囲ということになりますので、横方向や斜め方向への移動の選択肢が増えます。後ろに下がるよりも立ち位置によっては短い距離で回避できるものもありますし、近接DPSであれば方向指定を取って攻撃の継続ができ、火力を落とさない立ち回りにもつながっていくのではないでしょうか。

近接DPSからすれば当たり前の光景かもしれませんが、普段後ろに構えているヒーラーや遠隔DPSのみなさんは、前方に回避するという発想がなかなか出にくいかもしれません。でも、有利に働きそうな場面では選択肢に入れておいても損はないですよ。

▲絶バハムート討滅戦でのネールのアイアンチャリオット。範囲が見えず発生が非常に速いエフェクトに、食い込むようなタイミングで回避できれば最速ですが、おススメはしません

反対に、範囲が見えない攻撃の回避方法としては、前方回避等を行うことは推奨しません。というのも、攻撃範囲が曖昧であるがゆえに、向きや距離感が把握しづらく、タンク担当の誘導方向や移動距離の関係で攻撃に当たってしまうことが予想されるからです。

さらに言えば、詠唱が見えない攻撃では事前に敵のアクション確認が必要となるため、オーバーな回避の方が安定して避けられる可能性が高くなります。そういった判断から、このような場合は私はよほど自信がない限りは前方回避はせず、なるべく大回りに回避するようにしています。

さきほどの画面にあるアイアンチャリオットはその典型で、判定が出るまでが非常に速く、詠唱も見えず、範囲も曖昧な円形の範囲攻撃です。当たれば即死ですので、事前に大きく回避する手段を取っています。

2.判定タイミングを見切ろう

アイアンチャリオットの回避で軽く触れましたが、『FF14』の敵の攻撃には詠唱があるものとないもの、AoEの範囲が見えるものと見えないものがあります。

敵の攻撃判定はさまざまですが、AoEを踏んでいるように見えても避けられていたり、その逆があったりします。回避タイミングの目安としては、詠唱バーを見て7割程度で攻撃位置や範囲の確定、詠唱終了で判定発生というのが通例ですが、いくつかの例外もあるので、相手の攻撃パターンをよく把握することが重要です。

▲零式:シグマ編のケフカの、ぶっとびテレポの直後に実行してくるばりばりイルンガ。非常に判定が遅く設定されているので、慌てずに移動して回避しましょう

こうした攻撃を受けてしまった場合、「もう一発殴れそう」「まだ粘れそう」といったシーンもあるかと思います。しかしそれは落とし穴。各攻撃の判定発生のタイミングを把握していないと、思わぬ事故の元となってしまいます。

自信がないうちは無難に回避して生存率を上げていくことが攻略のカギになるでしょう。

3.マウスやコントローラーの感度を調整しよう

FPSプレイヤーの皆さんにとっては非常に耳なじみのある感度設定。もちろん『FF14』にもあります。

設定画面を見たことはあっても、細かいところまで調整されていない方が多い印象を受けます。素早い判断を要求されるシーンもありますので、行き過ぎない範囲で高い感度を設定しておいたほうがいいでしょう。

最近のコンテンツではぐるぐると周囲を見回したり、フィールド外周を見て判断したりするギミックも増えてきたので、この感度設定も『FF14』を攻略するうえで非常に重要になっています。

▲意外と見落としがちな環境設定項目。詳細な設定ができるので、自分好みな設定を見つけましょう

4.チルトカメラを活用しよう

案外聞き覚えがないワードだと感じる方も多いのではないでしょうか。

チルトカメラとは縦軸カメラの位置のことで、縦方向の視界の広さに影響するため、設定を変更するだけで大幅に見え方が変わってきます。


▲チルトカメラを活かすことで縦の幅を持たせ奥まで見えるようになりました。上の写真二つを見比べると、キャラクターの表示位置が大きく変わっているのがわかります。筆者は70程度に設定しています

チルトカメラの値を大きくすると、画面のキャラクター位置が下の方に表示されるようになります。こうすることで画面上部にゆとりができ、奥行きのある場所で見通しがよくなり、広い視界を得ることができます。

前回のHUDの記事でも書きましたが、視界が広くなるとそれだけでバトル時に有利になります。『FF14』にはさまざまな設定項目があるので、まだ触ったことのない設定項目がたくさんあるプレイヤーもいるはずです。少し設定を変えるだけでぐっと遊びやすくなる場合もあるので、感度設定やチルトカメラはぜひ設定を調整してみてください。

これからレイドに挑む方々へ

これまでのMMORPGの場合、装備を強化していったりレベルを上げたりすることで、際限なく強くなっていくことができました。ところが『FF14』はいわゆる無双状態になることはなく、常に難易度を増し、攻略にはそれに対応する腕前が必要になります。

つまり、プレイヤーの腕前がレイドボスを倒せるかどうかに直結します。

なおかつ、敵の行動パターンはHPの減少や時間経過によって決まってくるので、反復練習によって攻略の精度が上達していく内容であるということがわかります。レイドに挑むということは反復練習をするのと同じなので、負けて当たり前。気負わず参加してみてください。最初はできなくても、チャレンジするたびに上達していきます。

私もそれほどうまい部類ではありませんが、ボスを倒すために『FF14』を遊んでいるんだ! という気持ちでレイドには参加しています。皆さんもぜひ新たな敵に挑戦してみてください!

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【連載】Hatyの今日から始める『ファイナルファンタジーXIV』

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