ピッチイベント「Catapult」を経て世界に展開するケベック・シティーのゲーム
カナダのケベック州ケベック・シティーで2018年4月5日に行われた、市内のインディーゲーム開発者を対象としたピッチイベント「Catapult」をご紹介する。
カナダのケベック州ケベック・シティーで2018年4月5日に行われた、市内のインディーゲーム開発者を対象としたピッチイベント「Catapult」をご紹介する。
10分で1ゲームが終了するカジュアルRTS(リアルタイムストラテジー)『Tooth and Tails』。同ジャンルのエッセンスを凝縮させたタイトルだ。本作のポイントは生産に必要なリソースに限界があること。背景には海外の
ゲームと物語は水と油の存在だ。アドベンチャーゲームの歴史は、この両者を融合させるための、さまざまな挑戦の過程だといえる。絵本風のグラフィックとカートゥーン的なドタバタ劇が楽しい『CHUCHEL』もまた、そうしたゲームの一つだ。『フィンチ家の奇妙な屋敷で起きたこと』で論じたように、ゲームとはプレイヤーに再挑戦を強いるメディアだ。もっとも、そのためにはルールが常に同じでなければならない。事実、コンティニューのたびにゲームのルールが変わるようでは、プレイヤーが過去の経験を活かせないことは明白だろう。プレイヤーは
テレビゲームは、プレイヤーの関与を経て初めて価値が生まれる「永遠の未完成品」だ。そのためゲームの魅力を正しくプレイヤーに伝える必要がある。MSX向けに制作された『タロティカ・ブードゥー』も、伝えることに自覚的なゲームだ。
国産インディーズゲームには、「人間でないもの」をプレイヤーキャラクターに据えた、ユニークなゲームの潮流がある。海産物になって仲間を従え、海の王者になる『エース・オブ・シーフード』も、きわめて日本的なインディーゲームだ。
茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方に「守破離」がある。この考え方はゲームデザインにおいても同様だ。RPGツクールでオリジナル版が作られた『OneShot』もまた、ゲームデザインにおける「守破離」を感じさせる内容だ
人間は短期的に7桁の数字を認識できるという「マジックナンバー7」。しかし、実際には多すぎるとして否定されている。この問題を逆手に取ったゲームが、英爆撃機が主役の『BomberCrew』だ。
『RUINER』はツインスティックシューターで遠距離攻撃・近距離攻撃・アビリティなどを使い分けながら、周囲の敵をなぎ倒していくアクションシューティング。自由度の高い成長システムと、その果てにある究極の「ゲーム」像とは?
ドイツのディベロッパーが開発した和風ステルスゲーム『Shadow Tactics: Blades of the Shogun』は、静と動の状況をプレイヤー自らが演出し、独自のリズム感でゲームを進めることができる快作だ。
老舗ゲーム会社バンダイナムコエンターテインメントからリリースされた『リトルナイトメア』。UE4の大域照明による「光と影」を生かしたパズルが特徴の本作は、様々な表現技法が投入されたリアルタイム3DCGの集大成だ。
アメリカの民間刑務所をモチーフにした異色の経営シミュレーションゲームが『Prison Architect』だ。当のアメリカで民間刑務所の段階的な廃止が進む一方で、本作が世界的なヒットを収めている。
台湾の白色テロの時代を扱った異色の2Dアドベンチャーゲーム『返校』。独自の世界観を生み出すストーリーテリングと、2Dのカメラ視点が与える演劇的な効果とは。
丁寧に作られた日本語版で真価を発揮した『UNDERTALE』。ゲームが個人で作れるようになった今、ローカライズのあり方もまた変わっていくのではないか……。
近年、インディーゲームのムーブメントが高まる中国ゲーム業界。国内外のインディーゲームが集結した、その象徴ともいえるイベント「WePlay Game Expo」(2017年10月28、29日上海で開催)をリポートする。
インディーゲームを盛り上げるための国際的な取り組み「Global Top Round(GTR)」が、10月23、24日にオーストラリアで開催。カンファレンス選出10作品の紹介と、インディーゲームを取り巻く現状をレポート