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【Epic Games Store 無料ゲーム紹介】「死霊のはらわた」原作の非対称対戦ゲーム『Evil Dead: The Game』と、王道ファンタジーシミュレーションRPG『Dark Deity』
目次
Epic Games Storeより、毎週提供されている無料ゲームをご紹介するこの企画。
今週の2本は、ゾンビや悪霊がこれでもかと登場する、co-opやPVPのド派手なマルチプレイアクションゲーム『Evil Dead: The Game』と、ファンタジーシミュレーションRPG『Dark Deity』を紹介する。
価格:4180円
無料期間:~2022年11月25日
開発者:Saber Interactive
パブリッシャー:Saber Interactive
リリース日:2022年5月13日
https://store.epicgames.com/ja/p/evil-dead-the-game
誰しも、ホラー映画の主人公になって恐怖におののいてみたい、と思ったことはあるだろう。そんな夢を実現してくれるんのが、『Evil Dead: The Game』だ。これは映画の名前で、邦題は「死霊のはらわた」。サム・ライミが監督を務めたことでもおなじみだろう。本作はそのシリーズ3作品と、STARZオリジナルテレビシリーズ『Ash vs Evil Dead(死霊のはらわた リターンズ)』からインスピレーションを得たゲームとなっている。
プレイヤーは、「アッシュ」「スコッティ」「アーサー王」「ケリー・マックスウェル」といった映画の世界に登場するさまざまなキャラクターを操作でき、「ブルース・キャンベル」などのキャストが演じる新たなセリフも収録されている。
▲サバイバー側のキャラクター。チェーンソーは必須アイテム
▲カンダリアン・デーモン側のキャラクター。3キャラを操ることができ、死霊、ゾンビ、異形の存在から選べる
マルチプレイモードは、生き残りをかけて戦う「サバイバー」4人か、彼らを襲う「カンダリアン・デーモン」1人のどちらかとなって対戦する非対称対戦ゲームとなっている。「サバイバー」側はフィールド内にあるマップ、死者の書、ダガーを集めてガーディアンを倒す。また、「カンダリアン・デーモン」側はゾンビや悪霊を操ってサバイバーたちを生きて帰さないことが目的だ。
▲ゲームモード。対人戦だけでなくAI戦もある
なんといっても、サバイバー側が攻撃できるところがほかの非対称対戦ゲームとは違うところ。武器や能力はキャラによって異なるが、手持ち武器と銃の両方を使い分けられる。ナタ、スコップ、ミンチハンマー、肉切り包丁、チェーンソーなどでゾンビを殴りつつ、「F」マークが表示されたら大ダメージやフィニッシュブローの合図。自身も血だらけになりながらゾンビたちに引導を渡していく。
映画同様、スプラッター色はかなり強い。画面は常に血だらけだが、一度遊べばその快感にハマってしまうことだろう。振りかぶってスコップで人型のゾンビを殴るなんて、当然人生で経験できるはずもないし、体力回復にコーラを飲むあたりもぶっ飛んだ設定でいい。
▲ゾンビの体力はだいたい4回で倒せるほど。1発殴るとすぐに画面が血だらけになる
マルチプレイだけでなく、映画原作に沿った形のPvEモードも用意されている。こちらもアイテムなどを獲得しながら悪霊を倒すという流れで、作品ごとにミッションが分かれている。アッシュが悪霊に襲われて亡くなったリンダの墓を暴くなど、ストーリー性があるので楽しみやすいだろう。
▲映画をPvEとして遊べるほか、アドオンコンテンツなどもある
正直一度でもゾンビを殴ってしまうと、もはや理屈など吹っ飛んでしまう。嫌な先輩や上司を思い浮かべながら目の前に飛び出してきたゾンビを血祭りに上げていくだけで、日本は平和になりそうだ。
もちろん、18歳以上禁止のタイトルなので、くれぐれも分別のつく大人の方だけ楽しんでほしい。
価格:2580円
無料期間:~2022年11月25日
開発者:Sword & Axe LLC
パブリッシャー:Freedom Games
リリース日:2021年12月18日
新登場:2021年6月15日
https://store.epicgames.com/ja/p/dark-deity-0b08d1
▲マス目を移動しながら戦うタイプ。青が移動可能な場所、赤が攻撃可能な場所を示す
『Dark Deity』は、惑星テラザエルを舞台としたファンタジーシミュレーションRPG。個性的でさまざまな職業を持つキャラクターを指揮するターン制シミュレーションで、キャラクターごとにレベルアップやクラスチェンジなどを行っていく育成要素もある。『ファイアーエムブレム』『ラングリッサー』『タクティクスオウガ』といった王道シミュレーションを強く意識している様子がうかがえる。
主人公は、ブルックステッド陸軍士官学校に通う軍の英雄を兄に持つ戦士のアービン、士官学校長の息子で弓使いのギャリック、司祭の少女マレンとその弟で魔法使いのアルデンの4人。卒業試験に合格したばかりの彼らの前に、アービンの兄・スターリングが現れる。彼の目的は、敵対する国との戦闘に、皇帝の命によりブルックステッドの学生全員を徴兵することだった。
▲主人公の4人
現皇帝のなりふり構わないやり方に異論はあるものの、軍に所属することになった4人は、王都に向けて旅立つ。旅の途中で出会う仲間、立ち寄った町での盗賊退治、その黒幕との戦いなど、否応なしに戦いに巻き込まれていく。そして、さまざまな出会いと出来事が重なり合い、世界を揺るがす巨大な戦争の中で4人は戸惑いながらも成長していく……というストーリーだ。
戦闘シーンはオーソドックスな見下ろし画面で、移動範囲や攻撃範囲を確認しながらターンごとに戦う。魔法や弓は壁や溝などを超えて攻撃可能で、素早さの差により複数回攻撃なども可能になる。
▲攻撃された際に射程範囲内であれば、必ず迎撃も行う。命中率、ダメージ、クリティカル率なども表示される
また、クラスごとに固有能力があり、クレリックは味方の回復、アーチャーは味方の移動を1マス増やす、ローグは敵の装備を解いて攻撃不可にさせる、魔法使いは隣り合うキャラを反対側に移動させるなどなど、単純にマス目を移動するだけではない戦略が取れるのも面白い。これらの固有能力は使うだけで経験値が得られるため、敵から遠く戦えないような時も、「ターン終了」にせずに実行できる固有能力は必ず使っておこう。特に、レベルが低い序盤はわずかな経験値でも成長速度が上がるので有効だ。
▲メイジの隣の仲間を移動させる能力(「テレポート」が「テポート」となっている)
戦闘の合間、つまり各章が終わったところで、獲得したゴールドを使って回復・バフ・武器グレードアップのためのキャラ同士でアイテムを交換したり、武器のグレードをアップさせることも可能だ。武器はそれぞれ4種類あり、たとえばウォリアーなら攻撃力が高い「ロングソード」、クリティカル(必殺)が高い「サーベル」、命中率が高い「小太刀」、重量が軽い「ショートソード」の4種類を切り替えられ、それぞれアップグレードすることで強化できる。
▲ウォリアーであるアービンの4つの武器。画面下にある①~④がアップグレードに使うアイテムの所持数
さらに、経験値により一定のレベルに達すると「クラスチェンジ」が可能に。ひとつのクラスに4つの個性的が進化が可能で、個性を伸ばすのもよし、格闘が強いヒーラーのような伸ばし方をしたりと、ユーザーによって遊び方の幅も広い。
▲クレリックの4つのクラス。パラメーターもかなり異なる
重厚なストーリーも特徴だ。キャラごとの性格や関係性の描写は、章の合間に「絆」というシステムで展開される。過去のエピソードや戦いへの考え方などを知ることで、キャラへの愛着なども変わってくるだろう。
▲休憩時に「絆」コマンドから会話を楽しめる
日本人好みのアニメ調キャラや、完ぺきとは言えないまでも自然なローカライズで、システム的にも遊びやすい。残念ながら、戦闘中に突然アプリが落ちてしまう深刻なバグが報告されているが、ストーリー、BGM、システムなど完成度の高い作品だ。
Evil Dead: The Game|Epic Games Store
https://store.epicgames.com/ja/p/evil-dead-the-game
Dark Deity|Epic Games Store
https://store.epicgames.com/ja/p/dark-deity-0b08d1
【これから始めるPCゲーム】「Epic Games Store」の使い方
https://gamerszone.jp/post/2327
今週の2本は、ゾンビや悪霊がこれでもかと登場する、co-opやPVPのド派手なマルチプレイアクションゲーム『Evil Dead: The Game』と、ファンタジーシミュレーションRPG『Dark Deity』を紹介する。
『Evil Dead: The Game』
価格:4180円
無料期間:~2022年11月25日
開発者:Saber Interactive
パブリッシャー:Saber Interactive
リリース日:2022年5月13日
https://store.epicgames.com/ja/p/evil-dead-the-game
「死霊のはらわた」の世界をゲームで追体験!
誰しも、ホラー映画の主人公になって恐怖におののいてみたい、と思ったことはあるだろう。そんな夢を実現してくれるんのが、『Evil Dead: The Game』だ。これは映画の名前で、邦題は「死霊のはらわた」。サム・ライミが監督を務めたことでもおなじみだろう。本作はそのシリーズ3作品と、STARZオリジナルテレビシリーズ『Ash vs Evil Dead(死霊のはらわた リターンズ)』からインスピレーションを得たゲームとなっている。
プレイヤーは、「アッシュ」「スコッティ」「アーサー王」「ケリー・マックスウェル」といった映画の世界に登場するさまざまなキャラクターを操作でき、「ブルース・キャンベル」などのキャストが演じる新たなセリフも収録されている。
▲サバイバー側のキャラクター。チェーンソーは必須アイテム
▲カンダリアン・デーモン側のキャラクター。3キャラを操ることができ、死霊、ゾンビ、異形の存在から選べる
マルチプレイモードは、生き残りをかけて戦う「サバイバー」4人か、彼らを襲う「カンダリアン・デーモン」1人のどちらかとなって対戦する非対称対戦ゲームとなっている。「サバイバー」側はフィールド内にあるマップ、死者の書、ダガーを集めてガーディアンを倒す。また、「カンダリアン・デーモン」側はゾンビや悪霊を操ってサバイバーたちを生きて帰さないことが目的だ。
▲ゲームモード。対人戦だけでなくAI戦もある
「サバイバー」なのにチェーンソーでゾンビどもを一掃
なんといっても、サバイバー側が攻撃できるところがほかの非対称対戦ゲームとは違うところ。武器や能力はキャラによって異なるが、手持ち武器と銃の両方を使い分けられる。ナタ、スコップ、ミンチハンマー、肉切り包丁、チェーンソーなどでゾンビを殴りつつ、「F」マークが表示されたら大ダメージやフィニッシュブローの合図。自身も血だらけになりながらゾンビたちに引導を渡していく。
映画同様、スプラッター色はかなり強い。画面は常に血だらけだが、一度遊べばその快感にハマってしまうことだろう。振りかぶってスコップで人型のゾンビを殴るなんて、当然人生で経験できるはずもないし、体力回復にコーラを飲むあたりもぶっ飛んだ設定でいい。
▲ゾンビの体力はだいたい4回で倒せるほど。1発殴るとすぐに画面が血だらけになる
マルチプレイだけでなく、映画原作に沿った形のPvEモードも用意されている。こちらもアイテムなどを獲得しながら悪霊を倒すという流れで、作品ごとにミッションが分かれている。アッシュが悪霊に襲われて亡くなったリンダの墓を暴くなど、ストーリー性があるので楽しみやすいだろう。
▲映画をPvEとして遊べるほか、アドオンコンテンツなどもある
正直一度でもゾンビを殴ってしまうと、もはや理屈など吹っ飛んでしまう。嫌な先輩や上司を思い浮かべながら目の前に飛び出してきたゾンビを血祭りに上げていくだけで、日本は平和になりそうだ。
もちろん、18歳以上禁止のタイトルなので、くれぐれも分別のつく大人の方だけ楽しんでほしい。
『Dark Deity』
価格:2580円
無料期間:~2022年11月25日
開発者:Sword & Axe LLC
パブリッシャー:Freedom Games
リリース日:2021年12月18日
新登場:2021年6月15日
https://store.epicgames.com/ja/p/dark-deity-0b08d1
戦争と魔法で狂った世界を生きる若者たちの物語
▲マス目を移動しながら戦うタイプ。青が移動可能な場所、赤が攻撃可能な場所を示す
『Dark Deity』は、惑星テラザエルを舞台としたファンタジーシミュレーションRPG。個性的でさまざまな職業を持つキャラクターを指揮するターン制シミュレーションで、キャラクターごとにレベルアップやクラスチェンジなどを行っていく育成要素もある。『ファイアーエムブレム』『ラングリッサー』『タクティクスオウガ』といった王道シミュレーションを強く意識している様子がうかがえる。
主人公は、ブルックステッド陸軍士官学校に通う軍の英雄を兄に持つ戦士のアービン、士官学校長の息子で弓使いのギャリック、司祭の少女マレンとその弟で魔法使いのアルデンの4人。卒業試験に合格したばかりの彼らの前に、アービンの兄・スターリングが現れる。彼の目的は、敵対する国との戦闘に、皇帝の命によりブルックステッドの学生全員を徴兵することだった。
▲主人公の4人
現皇帝のなりふり構わないやり方に異論はあるものの、軍に所属することになった4人は、王都に向けて旅立つ。旅の途中で出会う仲間、立ち寄った町での盗賊退治、その黒幕との戦いなど、否応なしに戦いに巻き込まれていく。そして、さまざまな出会いと出来事が重なり合い、世界を揺るがす巨大な戦争の中で4人は戸惑いながらも成長していく……というストーリーだ。
戦闘シーンはオーソドックスな見下ろし画面で、移動範囲や攻撃範囲を確認しながらターンごとに戦う。魔法や弓は壁や溝などを超えて攻撃可能で、素早さの差により複数回攻撃なども可能になる。
▲攻撃された際に射程範囲内であれば、必ず迎撃も行う。命中率、ダメージ、クリティカル率なども表示される
また、クラスごとに固有能力があり、クレリックは味方の回復、アーチャーは味方の移動を1マス増やす、ローグは敵の装備を解いて攻撃不可にさせる、魔法使いは隣り合うキャラを反対側に移動させるなどなど、単純にマス目を移動するだけではない戦略が取れるのも面白い。これらの固有能力は使うだけで経験値が得られるため、敵から遠く戦えないような時も、「ターン終了」にせずに実行できる固有能力は必ず使っておこう。特に、レベルが低い序盤はわずかな経験値でも成長速度が上がるので有効だ。
▲メイジの隣の仲間を移動させる能力(「テレポート」が「テポート」となっている)
クラスチェンジ、「絆」システムなどやり込み要素も満載
戦闘の合間、つまり各章が終わったところで、獲得したゴールドを使って回復・バフ・武器グレードアップのためのキャラ同士でアイテムを交換したり、武器のグレードをアップさせることも可能だ。武器はそれぞれ4種類あり、たとえばウォリアーなら攻撃力が高い「ロングソード」、クリティカル(必殺)が高い「サーベル」、命中率が高い「小太刀」、重量が軽い「ショートソード」の4種類を切り替えられ、それぞれアップグレードすることで強化できる。
▲ウォリアーであるアービンの4つの武器。画面下にある①~④がアップグレードに使うアイテムの所持数
さらに、経験値により一定のレベルに達すると「クラスチェンジ」が可能に。ひとつのクラスに4つの個性的が進化が可能で、個性を伸ばすのもよし、格闘が強いヒーラーのような伸ばし方をしたりと、ユーザーによって遊び方の幅も広い。
▲クレリックの4つのクラス。パラメーターもかなり異なる
重厚なストーリーも特徴だ。キャラごとの性格や関係性の描写は、章の合間に「絆」というシステムで展開される。過去のエピソードや戦いへの考え方などを知ることで、キャラへの愛着なども変わってくるだろう。
▲休憩時に「絆」コマンドから会話を楽しめる
日本人好みのアニメ調キャラや、完ぺきとは言えないまでも自然なローカライズで、システム的にも遊びやすい。残念ながら、戦闘中に突然アプリが落ちてしまう深刻なバグが報告されているが、ストーリー、BGM、システムなど完成度の高い作品だ。
Evil Dead: The Game|Epic Games Store
https://store.epicgames.com/ja/p/evil-dead-the-game
Dark Deity|Epic Games Store
https://store.epicgames.com/ja/p/dark-deity-0b08d1
【これから始めるPCゲーム】「Epic Games Store」の使い方
https://gamerszone.jp/post/2327
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