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【今週のEpic Games Store 無料ゲーム】『TFT』好きにおすすめな対戦型タワーディフェンス『Legion TD 2』が無料配信中! 『DotA』と肩を並べる『Warcraft 3』 MODの名作

目次
  1. 『Legion TD 2』
    1. ゴールドを稼ぎつつユニットを育てて「キング」を守れ!
    2. 「傭兵」を駆使して相手の「キング」を倒せ!
    3. じっくり遊べる一人用モードも充実
Epic Games Storeより、毎週提供されている期間限定無料ゲームをご紹介するこの企画。

2025年7月25日(金)より期間限定で無料配信されているゲームは、対戦型タワーディフェンスゲーム『Legion TD 2』(レギオン タワーディフェンス 2)だ。『World of Warcraft』のMODとして人気を博した『Legion TD』の続編であり、ローグライク要素も魅力のひとつとなっている。

無料配信期間は、2025年8月1日(金)0:00まで。



『Legion TD 2』



価格:1980円
デベロッパー:AutoAttack Games
パブリッシャー:AutoAttack Games
リリース日:2024年10月22日
初回リリース日:2021年10月1日
日本語:対応
URL:https://store.epicgames.com/ja/p/legion-td-2-a244b9

『Legion TD 2』は、2v2、4v4で対戦するマルチプレイ可能なタワーディフェンスゲームだ。アーリーアクセスとして2017年にリリースされ、2021年の正式リリースを経て、現在も多くのユーザーに支持されている。

もともとは『World of Warcraft 3』のMODとして開発され、当時は2番目に人気のMODと言われていた。ちなみに1位は世界的にも有名なMOBAの始祖と言われる『DotA』(初代の方)だ。

ゴールドを稼ぎつつユニットを育てて「キング」を守れ!


タワーディフェンスというと、迫ってくる敵軍を自軍の兵士や砲台の攻撃によって食い止め守り切ることが目標だ。それで敵と対戦と言われてもピンとこないだろう。

『Legion TD 2』は、タワーディフェンスでプレイヤーの分身とも言える「キング」を守ることが目的だ。

具体的には、ウェーブごとに押し寄せる敵を倒すことでゴールドを獲得し、新たなユニットを配置して自軍を強化していく。


ユニットにはさまざまな種類があり、強さや特性(タンク・遠隔攻撃・近接攻撃・回復など)が価格によって変わってくる。一度に選べるユニットは6種類のみで、気に入らない場合は「シャッフル」することで別のユニットに置き換えられる。もちろん、ゴールドが足りなければ購入はできない。


これらのユニットの属性は「チュートリアル」や「ミッション」では固定されているが、対人戦などでは自由に選択可能。8つの属性+これらが混ざった「マスターマインド」というものがあり、自然の力や動物、メカ、海の怪物といった特徴と戦い方がある。


ウェーブごとに敵の強さも変わっていくが、その目安となるのが場にいるユニットのコスト。ステータス欄にこれから現れるウェーブのコストの目安があり、自軍ユニットの合計コストが足りているか足りていないかを確認できる。それに合わせて強いユニットを配置するなどしていけばいい。

タワーディフェンスと呼んではいるが、感覚的に一番近いのは『チームファイト タクティクス』(TFT)だろう。『TFT』では敵プレイヤーと直接戦うことになるが、『Legion TD 2』のタワーディフェンス部分が『TFT』のモンスターと戦うターンと非常によく似ている。プレイしたことのある人なら感覚的にわかるはずだ。

「傭兵」を駆使して相手の「キング」を倒せ!


ここまではいわゆるタワーディフェンスで敵を倒していくだけのゲームに思えるが、『Legion TD 2』の対戦要素はここからだ。

まず、通常のタワーディフェンスでウェーブ(モンスター)を倒すことは大前提。そこに、「傭兵」というシステムが加わり、敵のウェーブと一緒にさまざまな能力を持つ「傭兵」を送り込み、敵を攻撃していくのだ。


そして、敵がウェーブを倒し切れずに全ユニットがやられてしまうと、ウェーブモンスターと生き残った「傭兵」が敵のキング(いわばプレーヤーの本体)に向かって進軍し、攻撃を加える。最終的に敵のキングの体力をゼロにすれば勝利となる。

つまり、自分がやられないためにタワーディフェンスゲームで身を守り、稼いだゴールドによって「傭兵」などを強化して敵のキングを倒すことが目的だ。

ただし、「傭兵」はユニットのようにゴールドで雇えるわけではないのがミソ。「傭兵」を雇うためには、マップの中央に光っている「ミティウム」という鉱物が必要で、それらを発掘してくれる「労働者」をゴールドで雇うことで発掘のスピードが上がる(労働者の人数が増える)。

タワーディフェンスでウェーブを倒す
→ゴールドを稼ぐ
→労働者を雇って「ミティウム」を発掘する
→たまった「ミティウム」で「傭兵」を雇い敵のキングを攻撃する
→タワーディフェンスでウェーブを倒す(以下、繰り返し)


というのが対戦の一連の流れとなる。

強力な「傭兵」を雇えば、それだけ相手にダメージを与えやすくなるが、前提としてウェーブをしっかり食い止めなければならず、そのためには強力なユニットをゴールドをかけて買わなければならない、といったかたちで、稼いで、戦って、さらに稼いで、をひとつの試合の中で繰り返していくことになる。

これが、慣れてくると非常に面白い。

ユニットにも無数のタイプがあり、これから出てくるウェーブの強さはある程度の目安しかわからないので、戦ってみて次のユニット構成を考える必要が出てくる。高額なユニットを1体置くのと、低額なユニットを多数置くのではどちらがいいのかも、ウェーブの種類や戦略によって変わってくる。


少しプレイすれば、ユニットと「労働者」と「傭兵」をバランスよく強化していくコツがつかめてがぜん楽しくなるはずだ。

じっくり遊べる一人用モードも充実


対人戦には、カジュアルマッチやCo-opモードなどもあるほか、世界中のプレイヤーと対戦できるランク戦もある。世界中のプレーヤー情報を見られる「リーダーボード」なども用意されている。


それだけでなく、ひとりで遊びたい人向けに「ミッション」も用意されており、属性による有利不利といった戦略も楽しめる。こちらはDLC専用ミッションもあり、ひとつひとつのミッションがかなり充実している。



もちろん、対戦好きなら絶対にランク戦に挑むべきだろう。2vs2の対戦となっており、2レーンが1組となってチームごとのキングを倒すというかたちだ。


試合終了後には、プレイヤーごとの戦況やダメージなどもチェックできるほか、ユニットの配置方法や傭兵の数、ダメージ量、さらに戦況のグラフなども参照でき、かなり情報を得ることができる。



タワーディフェンスという言葉からは想像できないほど、練りこまれたシステムと、『DotA』や『LoL』と同じくらいの時間をかけて作りこまれてきたゲーム性は、MOBAタイトルと比較しても何ら劣らない。

じっくりひとりで遊ぶもよし、血気盛んにランクに挑むもよし。戦略オートバトルが好きな方には、必ずハマること間違いなしの一作だ。

Epic Games Store
https://store.epicgames.com/ja/

© 2024 AutoAttack Games, Legion TD, and Legion TD 2 are registered trademarks of AutoAttack Games, Inc.

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