Epic Games Storeより、毎週提供されている無料ゲームをご紹介するこの企画。

今週の無料ゲームは、アドベンチャー・タイピング・ゲーム『Epistory - Typing Chronicles』。日本語の単語を打ちながら、折り紙で作られた世界を、女の子と狼とともに旅していくゲームだ。

なお、通常は2本ずつだが、今週は1本のみの公開となっている。

Epistory - Typing Chronicles（エピストリー - タイピングクロニクル）

価格：1480円
無料期間：～2023年1月27日 1:00
開発者：Fishing Cactus
パブリッシャー：Fishing Cactus
リリース日：2023年1月20日
https://store.epicgames.com/ja/p/epistory-typing-chronicles-445794

大狐に乗ったミューズを操作して、折り紙の世界を広げよう

『Epistory - Typing Chronicles』はクオータービューのアドベンチャーゲーム。プレーヤーは、まだ何も語られていない世界の架空のキャラクター。白紙のままのこの世界の秘密を解き明かし、敵を倒していくことで、まだ見ぬ世界が広がっていくことになる。

主人公である女の子と狼の移動はWASDやカーソルキーで行える。途中で道がふさがれたりしている時には「Enter」キーか「space」キーを押すと、アクセスできる建物や昆虫などの敵にフォーカスする。この時それぞれ表示される言葉をタイピングすることで、バリケードなどを破壊したり敵を倒したりできる。この部分がタイピングゲームとなっているわけだ。

このゲームの世界全体が、作家の頭の中にあるまだ見ぬ物語という設定で、世界を冒険することで秘密が徐々に明らかになってくる。


ちょっとした育成の要素もあり、主人公の移動が速くなったり、複数の単語を持つ敵と戦う際に、ひとつタイプすると次の言葉を炎で燃やす（タイピングしなくてもよくなる）といったさまざまな効果がある。複数の敵がいる場所では、タイプした単語が優先されるので、一番近い敵の単語をタイプしつつ、次に近い単語をタイプするなど、近づきすぎないように調整することも肝心だ。


対応言語は日本語をはじめ、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語（ブラジル）、ロシア語、ポーランド語、チェコ語などにも対応し、各国のキー配列の違いもサポートしている。日本語はヘボン式が採用されており、「将棋」なら「SHOUGI」と表示され、「SYOUGI」の入力は受け付けてくれない。あくまで見た目と同じ言葉を入力しなければならない点には注意が必要だ。単語自体は非常にシンプルなものが多いので、外国語を勉強したいという人にもおすすめだ。

オンラインランキングがあったり、プレイヤーの腕前に合わせた難易度になったりと、細かなシステムもしっかりしている。折り紙で作られた優しい世界の旅の果てに見えるものとは何か。全体的な難易度は低めなので、ぜひタイピングを楽しみながらストーリーも追いかけてみてほしい。


Epistory - Typing Chronicles
https://store.epicgames.com/ja/p/epistory-typing-chronicles-445794
【これから始めるPCゲーム】「Epic Games Store」の使い方
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