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『BOSSGARD』 ヒーロー?それとも悪役⁉ どちらも主役になれる、非対称マルチバトルゲーム!【オススメPCゲームレビュー】
DMM GAMESは2020年7月2日、PC/PS4/Switch用ソフト『BOSSGARD(ボスガルド)』をリリースした。本作は1人のプレイヤーとして強力なボスとなるか、はたまた多種多様な特性を持ち、2人~5人の仲間とチームを組みながら戦うヴァイキング側につくか選択することができ、最大6人のプレイヤーで遊ぶことのできる非対称型のマルチプレイヤーボスバトルとなっている。
ゲームのルールは相手の体力ゲージを先にゼロしたどちらかが勝利。ボスになれば、唯一無二な力を発揮することでヴァイキングを踏みにじる強力な攻撃をこと出すができる。ヴァイキングは剣や弓などで攻撃したり、固有のアビリティを発動することで、各キャラクターの個性をいかしつつ、仲間と協力しながらボスに挑むことが可能だ。
戦いのステージも多数用意されている。神々が宿っていそうな神秘的なヴァルハラ、煮えたぎるマグマに囲まれたロスト・テンプル、カラフルでポップな可愛らしい見た目のキュート・アリーナなど、種類はさまざま。見下ろし型のフィールド内でバトルを行い、全体の動きを把握しながらプレイする。マップには行く手を阻むギミックも存在するので、一体どんな仕掛けが待ち受けているのか、いろいろと試してみるのもよし!
”ボス”と聞いて思い浮かべるとすれば、炎の渦から登場する大型のドラゴンや、邪悪な波動で包まれた悪の帝王だったり、異空間に突如人型のようなナニかが現れて目から光線……などなど、そんなイメージを持っている人も多いだろう。
だが本作に登場するボスは一味も二味も違った。一見怖そうに見えるが、よーく見てみると山形食パンだったり、ラバーカップ(トイレ詰まりを解消させるアレ)だったりと、「本当にボスなの?」と思えるような愛らしさのある風貌ばかり。
ボスの攻撃やスキルの発動は、マウスで相手に標準を定めて、キーを入力するだけでオーケーなので、筆者のようなコマンド入力が苦手な人でもお手軽に攻撃できるのはうれしいポイントだ。ボスで遊ぶときはキー入力ひとつでこんなにも強力な技が出せるので、ヴァイキングを一層させたときの爽快感は病みつきになること間違いなし。
また、ヴァイキングに攻撃をすると、体力ゲージの下に存在するレイジゲージが溜まり、これを使って強力な技を発揮することができるのも、ボスならではの強みだ。
▲本作で人気の高いボスキャラ「オラフ・オブ・ブレッド」。移動をすることが苦手だが、身体全体をスタンプさせてその場にいるヴァイキングにダメージを与えることができる
▲この試合では1対5で序盤からヴァイキングチームに”コテンパン”にされてしまったオラフ・オブ・ブレッドだが……
▲第2形態になって体力ゲージが復活。見た目が狂暴化した!?
そしてボスには隠された(?)最終奥義が存在する。その名も第2形態。体力ゲージがゼロになって「これはボスの負けだな……」と思いきや、セカンドステージたるものが存在したのだった。さらに邪悪な姿に変貌し、攻撃やスキルの威力がアップする。これがまた鬼強い!
▲こちらはプランジ・D。トイレが詰まったときに使うアレ。見た目からも香ばしそうなにおいが……!? 人にラバーカップをくっつけるなど普段できない行為だが……!
▲狙った場所に瞬時に移動しながら上から押しつぶす攻撃が可。ゴム先の棒をバチンと倒して強力なダメージを与えられる
▲プランジ・Dの第2形態。より吸引力が増しそうな見た目だ。棒の先がモーニングスターのように生まれ変わった。第二形態では棒先を3方向に倒すことが可能。これが当たったら絶対痛い
日本やフランス、ジャマイカ、デンマークからやってきたヴァイキング。彼らは剣やハンマーなどで戦う近距離型と、弓やガトリングガンで攻撃する遠距離型が存在するので、仲間との連携や立ち回りなども重要になってくるだろう。キャラクターによってアビリティが存在し、タレットを設置したりサーベルタイガーを召喚したりと、ボスに対してさらにダメージを与えることも可能だ。
仲間が攻撃を喰らい、ピンチになったらここぞというときにレイジを発動し、シールドや回復などで助け合うこともできる。こちらは積極的に使っていこう。また、ヴァイキング側はボスとは違い、それぞれの体力が存在するわけではなく、5人で共有の体力で挑むことになる。右上に「20」と表示されている数字は復活できる回数で、数字がゼロになり復活できなくなってからメンバー全員がやられてしまうとヴァイキングの敗北となる。20回も復活できるなんて余裕じゃん!なんて思っているとあっという間になくなってしまう。
▲シールドを展開し、ボスからの攻撃を防いでいる。この時、攻撃はできないが、シールド内に入っていれば自分や仲間を守り抜くことが可能
▲ボスやヴァイキングはスキンによって見た目を変えることができる。カナダ出身のヴァイキング「アシャ」の頭をパンにしてみた。このアンバランスさが絶妙に可愛らしい
対戦時間は1回につきおおよそ3分~5分ほど。気軽に遊べるのもうれしいポイントだ。筆者はこれまでいろんな非対称ゲームをプレイしてきたが、本作は試合テンポがよくて勝ち負けに拘らず何度も挑戦したくなった。絶大なダメージを与えることができるボス側には少し有利に感じる部分もあるが、ヴァイキング側で仲間とのチームプレイでボスを倒したときの達成感もこれまた最高でやめられない。
対戦後にはゴールドを獲得できるのだが、このゴールドでキャラクターのアンロックやスキンの開放など使用できる。負けてしまっても気持ちばかりのゴールドは手に入るので、プレイヤーを飽きさせない工夫が垣間見えた。気分次第で正義のヒーローを務めるもよし、悪役を演じるもよし、遊び方は君次第!
Published by EXNOA LLC. (C)Sand Sailor Studio Srl. All rights reserved.
●タイトル:BOSSGARD(ボルガルド)
●発売元:DMM GAMES
●開発元:Sand Sailor Studio
●ジャンル:非対称マルチプレイヤー・ボス・バトル
●発売日:2020年7月2日
●価格: 2420円
●動作環境:
OS: Windows 8/10 (32/64 Bit)
プロセッサー: Intel i7 920 @ 2.7 GHz, AMD Phenom II 945 @ 3.0 GHz
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GTX 680, AMD Radeon R9-280X
DirectX: Version 11
ストレージ: 2GB
●公式サイトURL:https://bossgard.games.dmm.com/
●ダウンロードサイトURL: https://dlsoft.dmm.com/detail/dmmgames_0120/
※本商品を利用するためには、「DMM GAME PLAYER」が必要です。
ゲームのルールは相手の体力ゲージを先にゼロしたどちらかが勝利。ボスになれば、唯一無二な力を発揮することでヴァイキングを踏みにじる強力な攻撃をこと出すができる。ヴァイキングは剣や弓などで攻撃したり、固有のアビリティを発動することで、各キャラクターの個性をいかしつつ、仲間と協力しながらボスに挑むことが可能だ。
戦いのステージも多数用意されている。神々が宿っていそうな神秘的なヴァルハラ、煮えたぎるマグマに囲まれたロスト・テンプル、カラフルでポップな可愛らしい見た目のキュート・アリーナなど、種類はさまざま。見下ろし型のフィールド内でバトルを行い、全体の動きを把握しながらプレイする。マップには行く手を阻むギミックも存在するので、一体どんな仕掛けが待ち受けているのか、いろいろと試してみるのもよし!
―個性豊かなボス達がコミカルでユニーク!
”ボス”と聞いて思い浮かべるとすれば、炎の渦から登場する大型のドラゴンや、邪悪な波動で包まれた悪の帝王だったり、異空間に突如人型のようなナニかが現れて目から光線……などなど、そんなイメージを持っている人も多いだろう。
だが本作に登場するボスは一味も二味も違った。一見怖そうに見えるが、よーく見てみると山形食パンだったり、ラバーカップ(トイレ詰まりを解消させるアレ)だったりと、「本当にボスなの?」と思えるような愛らしさのある風貌ばかり。
ボスの攻撃やスキルの発動は、マウスで相手に標準を定めて、キーを入力するだけでオーケーなので、筆者のようなコマンド入力が苦手な人でもお手軽に攻撃できるのはうれしいポイントだ。ボスで遊ぶときはキー入力ひとつでこんなにも強力な技が出せるので、ヴァイキングを一層させたときの爽快感は病みつきになること間違いなし。
また、ヴァイキングに攻撃をすると、体力ゲージの下に存在するレイジゲージが溜まり、これを使って強力な技を発揮することができるのも、ボスならではの強みだ。
▲本作で人気の高いボスキャラ「オラフ・オブ・ブレッド」。移動をすることが苦手だが、身体全体をスタンプさせてその場にいるヴァイキングにダメージを与えることができる
▲この試合では1対5で序盤からヴァイキングチームに”コテンパン”にされてしまったオラフ・オブ・ブレッドだが……
▲第2形態になって体力ゲージが復活。見た目が狂暴化した!?
そしてボスには隠された(?)最終奥義が存在する。その名も第2形態。体力ゲージがゼロになって「これはボスの負けだな……」と思いきや、セカンドステージたるものが存在したのだった。さらに邪悪な姿に変貌し、攻撃やスキルの威力がアップする。これがまた鬼強い!
▲こちらはプランジ・D。トイレが詰まったときに使うアレ。見た目からも香ばしそうなにおいが……!? 人にラバーカップをくっつけるなど普段できない行為だが……!
▲狙った場所に瞬時に移動しながら上から押しつぶす攻撃が可。ゴム先の棒をバチンと倒して強力なダメージを与えられる
▲プランジ・Dの第2形態。より吸引力が増しそうな見た目だ。棒の先がモーニングスターのように生まれ変わった。第二形態では棒先を3方向に倒すことが可能。これが当たったら絶対痛い
強力なボスに立ち向かう!ワールドワイドなヴァイキングたち
日本やフランス、ジャマイカ、デンマークからやってきたヴァイキング。彼らは剣やハンマーなどで戦う近距離型と、弓やガトリングガンで攻撃する遠距離型が存在するので、仲間との連携や立ち回りなども重要になってくるだろう。キャラクターによってアビリティが存在し、タレットを設置したりサーベルタイガーを召喚したりと、ボスに対してさらにダメージを与えることも可能だ。
仲間が攻撃を喰らい、ピンチになったらここぞというときにレイジを発動し、シールドや回復などで助け合うこともできる。こちらは積極的に使っていこう。また、ヴァイキング側はボスとは違い、それぞれの体力が存在するわけではなく、5人で共有の体力で挑むことになる。右上に「20」と表示されている数字は復活できる回数で、数字がゼロになり復活できなくなってからメンバー全員がやられてしまうとヴァイキングの敗北となる。20回も復活できるなんて余裕じゃん!なんて思っているとあっという間になくなってしまう。
▲シールドを展開し、ボスからの攻撃を防いでいる。この時、攻撃はできないが、シールド内に入っていれば自分や仲間を守り抜くことが可能
▲ボスやヴァイキングはスキンによって見た目を変えることができる。カナダ出身のヴァイキング「アシャ」の頭をパンにしてみた。このアンバランスさが絶妙に可愛らしい
対戦時間は1回につきおおよそ3分~5分ほど。気軽に遊べるのもうれしいポイントだ。筆者はこれまでいろんな非対称ゲームをプレイしてきたが、本作は試合テンポがよくて勝ち負けに拘らず何度も挑戦したくなった。絶大なダメージを与えることができるボス側には少し有利に感じる部分もあるが、ヴァイキング側で仲間とのチームプレイでボスを倒したときの達成感もこれまた最高でやめられない。
対戦後にはゴールドを獲得できるのだが、このゴールドでキャラクターのアンロックやスキンの開放など使用できる。負けてしまっても気持ちばかりのゴールドは手に入るので、プレイヤーを飽きさせない工夫が垣間見えた。気分次第で正義のヒーローを務めるもよし、悪役を演じるもよし、遊び方は君次第!
Published by EXNOA LLC. (C)Sand Sailor Studio Srl. All rights reserved.
●タイトル:BOSSGARD(ボルガルド)
●発売元:DMM GAMES
●開発元:Sand Sailor Studio
●ジャンル:非対称マルチプレイヤー・ボス・バトル
●発売日:2020年7月2日
●価格: 2420円
●動作環境:
OS: Windows 8/10 (32/64 Bit)
プロセッサー: Intel i7 920 @ 2.7 GHz, AMD Phenom II 945 @ 3.0 GHz
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GTX 680, AMD Radeon R9-280X
DirectX: Version 11
ストレージ: 2GB
●公式サイトURL:https://bossgard.games.dmm.com/
●ダウンロードサイトURL: https://dlsoft.dmm.com/detail/dmmgames_0120/
※本商品を利用するためには、「DMM GAME PLAYER」が必要です。
【連載】Alienware Zone PCゲームレビュー<2020年版>
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