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ついにきたサマーアップデート! 設定上最強と言われているオロの使い心地はいかに?【ストーム久保のプロ格闘ゲーマーのゲンバから! 第33回】 (2/2)

『ストリートファイターIII』シリーズに登場したキャラクター、仙人オロ。シリーズ3作目の『ストリートファイターIII サードストライク』では、非常に凶悪な起き攻めをすることで有名かと思います。

そんな過去作の凶悪さが『ストVCE』でも健在だと予想したプレイヤーは、同時に追加された「あきら」を無視して、トレーニングモードに籠ったのは言うまでもありません。

▲コスチューム数から差を感じますが、貪欲な格闘ゲーマーは未来を求めているのでオロを使います

オロの技は全体的にリーチが短く、特殊技と必殺技は癖が強い性能をしています。リーチの短さから、立ち回りは早めの前ステップとオロ固有のシステムである「2段ジャンプ」を使って翻弄することが大切だという感触です。

しかし、オロといえばセットプレイ! 私が好きな言葉に「起き攻め」がある通り、追加日からずっとオロの連携・セットプレイを研究していました。

今回は研究の成果を共有したいと思いますので、当記事を見た後はさっそく対戦で使ってもらえたら幸いです。

見つけたのは、VスキルII「蓑虫」とVトリガーII「天狗石」を活用したガードを揺さぶる連携!

▲VトリガーIIは↓+中P+中Kで発動すると、Vタイマーが短い代わりに呼び出すオプションが5つになる「天狗乱石」になります

【連携のレシピ】
前中P VトリガーⅡ「天狗乱石」発動→前中Pキャンセル蓑虫→P派生 or 派生無し しゃがみ弱K

この連携は、蓑虫からPボタン追加入力で出せる中段技の柿落としと、派生技を出さないで着地からしゃがみ弱Kを出すことで中下段の2択にしています。中段技の柿落としがヒットした場合、オプションの追撃が入るので高ダメージコンボを決められます。しかも、通常ならガードされると反撃が確定する柿落としの隙をオプションがカバーしてくれます!

▲オプションのおかげでオロ側が攻めを継続できます

そして、蓑虫から派生技を出さずに着地後、しゃがみ弱K→しゃがみ弱Pキャンセル中連ね蹴足をすれば、下段の択になるのでガードを揺さぶることができるというわけです。

どちらの選択肢だろうが、ガードされてもオプションのおかげで攻めが継続するのがこの連携の強いところ。なので、自信を持って中段か下段を入れ込んでいきましょう!


天狗乱石を利用した連携は、今現在も開発されています。オプションの自動追撃の軌道を利用した表裏択、VスキルIの鬼火と絡めた連携も見つかってきているとかなんとか……。

私は、この天狗乱石の伸びしろ=オロの伸びしろと考えました。将来的に1回天狗乱石を引っかけられれば勝てる、そんな凶悪なキャラクターへと昇華する可能性もあるので、今後も研究を続けていきたいと思います。

というところで、今回のコラムはここまでになります。

『ストVCE』次回の大型アップデートは、2021年11月と発表されていることから、しばらくはこのバージョンでやっていくことでしょう。まずは、仕様の変わったVシフトを意識しながらオロの研究を進めていって、大きな大会で披露できるように頑張りたいと思います。

以上、『ストVCE』のゲンバからでした!

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【コラム】ストーム久保の「プロ格闘ゲーマーのゲンバから」

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