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『1-Bit Revival: The Residuals of Null』シンプルなグラフィックに8bit風のBGMが際立つミニゲーム集【Steamジャケ買い1本勝負 第44回】

Steamに溢れる膨大なゲームの渦に、今日も直感のみでダイブする! 44回目となるSteamジャケ買い1本勝負。今回はレトロ風のゲームや、ミニゲーム集が好きな自分のツボにハマったのと、「これ紹介したら4本勝負になってちょっと面白くない?」という判断で選んだコイツ!


Alex Hanson-Whiteより410円で配信中の『1-Bit Revival: The Residuals of Null』。「1-bit」というタイトル通り、白と黒のみのシンプルなグラフィックで表現されたゲームで、ルールや世界観の違うゲームが4本収録されている内容です。

つまり4-bitのゲームということになるのか……?


4つのゲームはそれぞれ探偵、パイロット、探検家(と書いてあるがアマゾネスにしか見えない)、忍者が主人公となっています。

探偵は、爆弾で壁や敵を破壊しながらアイテムを回収するアクションゲーム
パイロットは、宇宙船を操作して隕石やエイリアンを倒すシューティングゲーム。
探検家は、ブロックを活用して敵を倒したり、同じ色のブロックを揃えて消して得点を稼ぐアクションパズルゲーム
忍者は、壁キックで飛び回りながら敵を斬りまくるアクションゲーム。


どれも一画面構成で、極限まで簡略化されたグラフィックが眩しい内容です。キャラはすべて丸や四角で表現されており、言われなければ……いや、言われてもこれが何なのか理解は難しいものの、そこはプレイヤー側が無限のイマジネーションでカバー! 想像力という絵の具で黒と白の画面を好きに塗り分けましょう!


ゲーム開始時に表示される短いデモ画面も実にクール。単色だからこそ映える光の表現が目を引きますね。

ただ、ゲームとしてはどれも淡々としており、メリハリが無いゲーム展開をかなり続けないと、ハイスコアを狙えないのがつらいところ。探偵と忍者のゲームは、一定間隔で重力の向きや地形が変化するというやっかいな要素もあり、運が悪いと連続でダメージを受けてしまったりも。

冒険家のゲームは敵をまとめてブロックで潰し、その勢いでブロックの色も揃えてボーナスを取る!といった高度なプレイも可能で結構面白いのですが、やはりもう一捻り欲しかったところ。まあ、そんなところも含めて原始的なゲームの再現なのでしょう。

【ラー油的適正価格:300円(Steam価格410円)】
1粒で4度美味しい……とはいかなかったものの、雰囲気などは好きな作品です。中断機能もあるので、ちょっとした時間にダラダラ遊ぶのは悪くないかも。

© 2019 Alex Hanson-White

■ラー油のプロフィール
SIMPLEシリーズなどを応援するゲームブログ『絶対SIMPLE主義』を運営するブロガー。完全新作ソフトとダウンロード専用ソフトに目が無い。 宇宙人キャラをウリにしつつあるがキャラは固まっていない。
Twitter:https://twitter.com/daikai6
「シシララTV」連載コラム:http://sisilala.tv/myarticles/432

■関連リンク
Steam『1-Bit Revival: The Residuals of Null』のページ
https://store.steampowered.com/app/1025480/1Bit_Revival_The_Residuals_of_Null/
【連載】ラー油のSteamジャケ買い1本勝負

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