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『Gigapocalypse』時空をこえてビル壊せ! 大怪獣総進撃!【Steamジャケ買い1本勝負 第104回】

こんにちは! ゲームブロガーのラー油です!

皆さんは「怪獣」はお好きですか? 自分は好きなので皆さんも好きという前提で話を進めますが、世の中に怪獣がメインのゲームが少ない! 版権作品はめったに出ないし、インディーでもまれにポツポツと出るくらい。怪獣のゲームもっと出て欲しい……!

今回はそんな怪獣ゲー飢餓の自分の目に飛び込んできた1本を紹介!


Headupから1010円で配信中の『Gigapocalypse』(ギガポカリプス)です。怪獣を育成しながら街をバリバリと破壊していく内容。Steamの商品ページには……。

「本作は『ゴジラ』や『キング・コング』のような怪獣映画の金字塔や、名作ゲーム『Rampage』にインスパイアされたレトロスタイルのアクションゲームです」

と、書いてあり、こんなことを言われたら買うしかない!

『Rampage』といえば1986年のアーケードゲームですが、2018年の映画版も10~20メートルくらいの怪獣が街で暴れ回るスケール感が最高。主演がドウェイン・ジョンソンで、こっちも怪獣みたいなものでしたね。


ゲーム内容は、街を破壊しながら右へと進むステージクリア型のアクションです。

マウスの左クリックで近接攻撃、右クリックで狙ったところにレーザー攻撃。移動はオートで、ボス戦だけ前後移動が可能となります。

登場する怪獣は9体。爬虫類系からファンタジー系、SF系まで多彩です。

とにかくクリックしまくって街を破壊するシステムで、ドットで表現された街、戦闘メカ、兵士が次々に吹き飛んでいくのが痛快な作り。


育成で強くできる箇所も多く、レベルアップによる新しいスキルの習得と強化に、ステージクリアで貯まるポイントを使って自分の部屋をデコって能力の底上げ、さまざまな能力で援護してくれるペットを最大5体まで装備などなど。どんどん派手でパワフルな怪獣が出来上がっていきます。

人間を食べて回復するスキルも存在するので、最近はすっかり見なくなった古式ゆかしい人食い怪獣が見れますね。


ボス戦は1対1のタイマン勝負。

「算劇がやってくる」というキャッチコピーで登場するボスがいて、翻訳ミスかと思ったら算数の問題で攻撃してきたので、むしろ良翻訳!


ステージクリア時やゲームオーバー時にはニュース番組が表示。すぐ死んだりするとちょっとしたお騒がせニュースで一笑に伏されるので、「愚かな人類め……次は街をさら地にしてやるからな!」という決意が高まりますね。

そんな内容ですが、とにかく繰り返しステージで遊んで、ステータスを底上げしてクリックしまくるクリッカー系のゲーム。やってみるとかなり淡々としていて、ステージ数の少なさや頻繁に挟まるミニゲームでテンポの悪いボス戦も気になるところ。ファンタジー系のステージが多いので、怪獣ゲーム感が薄いのも物足りなかったですね。

【ラー油的適正価格:700円(Steam価格1010円)】
ゲームとしては飽きるのが早い作りでしたが、爽快さはあり、怪獣の種類に長文の設定テキスト、ドットなどから作り手の熱量は感じられました。製作スタッフの今後に期待したい1本!

(C)2022 Goody Gameworks/Headup

『Gigapocalypse』Steamページ
https://store.steampowered.com/app/1543240/Gigapocalypse/?l=japanese
【連載】ラー油のSteamジャケ買い1本勝負

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