今日も元気に直感頼りにゲームをチョイス！ ちょっと怪しげでも自分の直観を信じるぞ！ と、元気良く行きたいところですが、今回は久しぶりに編集部からのオススメタイトルを紹介します。

ほほぉ……？ 編集部のお手並み拝見と行きましょうか！（偉そう）


MELPOT, inc.から520円で配信中の『Messier111』。全方位から迫り来る敵をひたすら撃ちまくる、ツインスティックシューティングです。難易度変更は無くモード1つだけというストロングスタイル。しかし、手触りは良好でなかなか熱くなる1本でした。


円形のフィールド内から出ないように戦い続ける内容。こちらの攻撃は通常ショットと、溜めてから発射するショットガンのようなショットの2種類となっています。同時に使うことも可能です。

敵を倒し続けると経験値が溜まってレベルアップ。そして敵を倒してゲージを最大まで溜めれば、一定時間攻撃力が超パワーアップするオーバードライブが発動可能に！ 一回やられたらゲームオーバーで、スコアと生存時間が記録されて終了となります。ひたすら最高記録に挑むスコアアタックゲームですね。


大量の敵の隙間を逃げ回りながら、ショットでじりじりと数を減らしていく緊張感が楽しいバランス。経験値の高いザコ敵を優先的に倒したり、ザコ敵を吐き出す拠点をあえて放置する判断が必要になってくるし、オーバードライブで敵を一掃する一発逆転っぷりもたまらない。

個人的に気に入っているのはショットの「ドス！」という効果音と、倒した敵がバラバラになって散っていく描写。「弾で敵を破壊する」というより、「光の槍が敵に刺さって砕け散る」と表現したくなる独特の重さがあって気持ち良いです。


3分以上生き残れたら一人前というハードなバランスですが、その分1プレイが短く、やられてももう一回！ となる中毒性がありますね。

気になった点としては……BGMが無い！ グラフィックが地味なのも相まって、非常に寂しくなります。お気に入りのサントラでも流して中和するしかない！

ゲーム自体がシンプルな作りで、目標になるものやオンラインランキングも無いため、慣れ始めは楽しいものの、飽きが来るのも早いですね。カメラワークのせいで画面外の敵が確認し辛いのも気になりました。

【ラー油的適正価格：420円（Steam価格520円）】
バランスや手触りは良好なものの、演出や本作ならではの個性の弱さが気になるところ。現在のSteamにツインスティックシューティングは星の数ほど溢れているせいもあり、悪くはないけど物足りない……というゲームでした。もう一押しでかなり面白くなりそう！

(C)2020 MELPOT, inc.

Steam『Messier111』のページ
https://store.steampowered.com/app/1375420/Messier111/