こんにちは！ ゲームブロガーのラー油です！

今回はタイトルとロゴにピンと来たので買ってみたら、思わぬ尖った内容で「これは掘り出し物！」となったこちらを紹介。


StudioTwilightから410円で配信中の『BulletGarden』です。まいた種が武器となって育つ、不思議な惑星で戦う2Dシューティング。


シンプルな色使いのドットが目を引きますが、ステージ構成がランダムで、300以上あるこちらの武装も基本ランダムなのが最大の特徴。武器アイテムを取るたびに謎の武器が装填されるので困惑しっぱなし。

トリッキー過ぎる斜めレーザーなどは序の口で、一定時間動かずにいると自分の周りを攻撃、自機にデカい剣がくっつく、画面下から月型の衝撃波が大量に出てくる、いきなりデカい手が出てきて合掌で敵を攻撃、画面に霧がかかって見づらくなる、ペンギンやネコが発射されるなどなど……。


300という数があるので、何度遊んでも「何だこの変態的な性能の武器は！」「どうしろっていうんだ！」と叫ぶことになります。

これをうまく使いこなして、ランダムに展開される敵陣を突破していくのがクセになる面白さ。

武器アイテムをたくさん取ると複数装備が可能になるので、運と取るタイミング次第では、画面内に多種多様な弾やレーザーが乱舞し、敵の群れを次々破壊するお祭り騒ぎに。小気味良い効果音とBGMも相まって非常に気持ち良い手触り。


また、メインとなる「カスタムモード」ではアイテムとして登場するシードを消費して武器の生成が可能。簡単に言うとランダムに武器が出てくる武器ガチャですね。使う武器の種類と順番をプレイヤーが選択できるので、ランダム要素を減らせるのですが、組み合わせの数が膨大なため、これはこれでどの武器を装備するか悩ましい！

「ミッションモード」も存在。こちらは武器やクリア条件などが指定され、敵配置も固定されたステージを1つずつ攻略していくモードです。

ボス戦は運の要素が強すぎるように感じましたが、他のモードとは違った形で、武器を使いこなす面白さがあって良し。


300もの武器すべてにある解説や世界観を掘り下げるテキスト、黒、白、赤で統一されたドット表現なども雰囲気出ていますね。

難点はややとっつきにくいところ。一応チュートリアルはあって理解してしまえば難しくはないのですが、画面構成がちょっとわかりづらいので最初は戸惑います。説明を読んでも使い方がよくわからない武器も多かったり。

BGMのリズムにあわせてボタンを押すことで攻撃する、ボックスタイプの武器というのがあるのですが、タイミング表示が右上に小さく表示されるだけな上に、タイミングがシビアなのも大変でした。

【ラー油的適正価格：800円（Steam価格410円）】
見た目こそ地味で少々とっつきにくいものの、やればやるほどに味わい深いゲーム。1プレイの短さと、武装がうまくハマった時の気持ち良さが絶妙で延々と遊んじゃう内容です。やり込み要素も満載で作り込みはお値段以上。ヘンテコ武器てんこ盛りのシューティングに興味があればぜひ！

（C）2021 StudioTwilight

『BulletGarden』Steamページ
https://store.steampowered.com/app/1495920/BulletGarden/