ゲームブロガーのラー油です！ サマーシーズン到来！ という暑さになってきましたが、時勢的に旅行には行きづらいところ。

というわけで、前回に続いて小旅行的な1本をチョイス。タイトルと森の雰囲気に惹かれて買ったこちら。


Whitethorn Digitalから1010円で配信中の『マラビラ島の動物たち / Beasts of Maravilla Island』です。

主人公は野生動物写真家の女の子であるマリナ・モンテズ。祖父の残した言葉に導かれ、魔法あふれる不思議なマラビラ島で撮影をするゲームです。


自然あふれるマラビラ島を歩きながら、鳥や虫、植物などを撮影して図鑑を埋めていく作り。

祖父の日記を参考に希少な動物の生態を確認し、指定された撮影をすべてできれば次のエリアに進めるようになります。ストーリーを優先して進めても良し、図鑑コンプを目指して撮影しまくっても良し、風景を収めても良し。正面からの撮影だけでなく自撮りもできちゃう。

カメラを向けた対象が図鑑に未登録だと「NEW」の文字が表示されるなど、システム面も親切ですね。

マップはそこまで複雑ではありませんが、現実には存在しない生命が息づく大自然が実に神秘的。こちらの口笛に反応するなど動物たちの動きも細かく、これは撮影が捗るってもんです。


海外タイトルですが日本語翻訳も丁寧で、祖父の日記がすべて手書きになってるのはお見事！


のんびりと島を探検しながら撮影を楽しむゲームなので、マリナに身の危険は無いのですが、「ネオンヤドクガエル」とか、どう解釈してもヤバい名前の生物がゴロゴロしてるのが恐怖！ ものすごい神経毒を発射してきそう！ まあ、マラビラ島の優しさを信用して恐れず歩きましょう。


個人的にお気に入りは見た目が豪華な「オウゴンシマガメ」。かわいいけどカメムシかー！ となる「ウサミミエメラルドカメムシ」。また、本作で唯一、動物というよりキャラクター寄りのかわいさな「ワニラッコ」辺りですね。生態は実際のゲーム内で確認してみてください！

【ラー油的適正価格：1010円（Steam価格1010円）】
海岸、ジャングル、川、そして……と、移り変わる幻想的な風景を堪能しながらの撮影がたまらない1本。小粒ながら良い撮影ゲームでした。この夏はぜひマラビラ島へ！

C2021 Banana Bird Studios, LLC/Whitethorn Digital

『マラビラ島の動物たち / Beasts of Maravilla Island』Steamページ
https://store.steampowered.com/app/1378020/__Beasts_of_Maravilla_Island/?l=japanese