知らないゲームをジャケ買いしたい！ こんにちは！ ゲームブロガーのラー油です。

今回は回転寿司が好きな自分にピッタリなオーラを感じて即買いしたこちらを紹介！


べすとまんから520円で配信中の『わんおぺ寿司』です。

ワンオペで挑む回転寿司経営アクションゲーム。スマートフォンからの移植ですが、グラフィックはPC向けに再構成されています。

舞台はニッポンの食文化が衰退した20XX年。最後の寿司職人である父親から無茶振りされたプレイヤーは、ニッポンの心である寿司文化を取り戻すために全国制覇を目指します！

ワンオペレーションで回転寿司を経営せよ！ ニッポンの心を取り戻せ！


というストーリーなんですが、実際に寿司を握るのはロボットである「すしまるくん」。プレイヤーは「寿司生成ボタン」を押すだけでどんどん寿司が完成。ボタン1つでへいお待ち！ これが20XX年ならではニッポンの心だ！


内容は制限時間60秒で寿司屋を経営し、お金を稼いでステージごとの高得点を目指すゲーム。お客さんがどんどん寿司を注文するので、マウス操作で「寿司生成ボタン」と、ベルトコンベアを切り替えるレバーを動かし、お客さんの元へ注文した寿司を届けていきます。

寿司を食べたお客さんが「ハヤい！」「ウマい！」と、小気味良いボイスで喜んでくれるのが遊んでいて気持ちの良い手触り。

寿司の生成には少し時間が掛かるので、ランチタイムやディナータイムを先読みしてたくさん作っておくのが大事。


しかし、60秒の制限時間なので回っている寿司は高速で腐っていきます。そうなると悪臭を振りまいてお客さんを追い払ってしまい、お店の評価もダウン。これはロボットに土下座させるしかない不祥事。お客さんすいませんね、こいつ機械だから心が無いもんで……。

操作は簡単なものの、高得点を狙うと難しいバランス。60秒経過した時に残っていた寿司は廃棄でペナルティとなるので、お客さんの注文を無理に聞くよりも、廃棄ロスを減らすことが大事です。ここは飲食店が題材のゲームとして割とリアルかも。優先するのはお客さんの心よりニッポンの心！


ステージが進むほどベルトコンベアの構造が複雑化していき、ご当地っぽいギミックも登場するので飽きさせない作り。

「ナラ公園」ステージでは寿司に混じって鹿せんべいが出現するので、ベルトコンベアを切り替えて鹿に喰わせないと邪魔になります。「オーイタのジゴク巡り」ステージだと、温泉の煙でお客さんが見えなくなるし、「トットリ」ステージでは砂丘の砂で寿司が砂だらけに。20XX年の寿司屋は大変だなぁ……。


稼いだお金でパートナーを購入することで、営業中に特殊スキルも使用可能となります。「お客を増やす」「ベルトコンベアの速度アップ」「寿司の鮮度回復」と、有用なものばかり。ステージに合わせた編成が高評価のカギになりますね。

よく出来たゲームではあるんですがバランスは厳しめ。次のエリアに進むのにお金が必要なんですが、難易度とギミックの複雑さが右肩上がりなので、難し過ぎて進むほどに稼ぎづらくなる作り。結局、序盤のステージを周回して稼ぐのが圧倒的に効率良し。難しいけど慣れると稼ぎやすい……というステージがもっと欲しいところでしたね。

ラー油的お値段評価：お値段以上の作り込み！

1プレイ60秒という短さで何度も遊びたくなっちゃうアクション。ドットも凝っていて満足度の高い1本です。現在実装されているのは「キンキ/チューゴク/シコク/キューシュー」地方までで、ストーリーも途中ではあるものの、既にお値段以上のゲームですね。難易度がちょっと怖いものの、今後のアップデートにも期待！


©2022 べすとまん

『わんおぺ寿司』Steamページ
https://store.steampowered.com/app/2063010/_/?l=japanese