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『Forza Horizon 5』PC版レビュー:オープンワールド・レーシングの最高峰! PCならよりヌルヌル&ワイドに楽しめる! 美麗で広大なメキシコを走り抜けろ!
2021年11月9日にXbox Game Studios(マイクロソフト)からPC、Xbox Series X|S、Xbox One向けにリリースとなった、オープンワールドドライブゲーム『Forza Horizon 5』(フォルツァ ホライゾン 5)。お気に入りの愛車に乗って、レースなどのイベントに参加したり、ドライブやツーリングを楽しみながら美しい風景を堪能したりできる人気シリーズの5作目だ。
「クルマは好きか?」と聞かれると言わずもがな「好き」と答えている筆者だが、超庶民派ゆえに「高級車に乗る」なんてことはもちろん、ましてや何台も所有するなんて夢のまた夢。しかし『Forza Horizon 5』ならどうだろう。数千万円以上もするスポーツカーをいくつも所有して乗り回すこともできるし、最高のロケーションを自由に走ることだってできる。
そんなビッグドリームを叶えてくれる本作は、発売初週で1000万人以上がプレイ! Xboxタイトルでは史上最大のローンチタイトルとなった。さらに、12月10日に行われた「The Game Awards 2021」でも、Best Audio Design、Best Sports/Racing、Innovation in Accessibility, Presented by Chevroletの3部門を受賞している。
なぜここまで人を魅了させるのか、勢いが止まらない『Forza Horizon 5』の面白さや魅力をじっくりお伝えしていこう。
『Forza Horizon 5』のポイント
その歴史を少し振り返る
『Forza』シリーズは、大きく分けて2種類のシリーズがある。『Forza Motorsport』シリーズはガチのシミュレーター寄り。実際に存在するサーキットが舞台でキャンペーンやレース、タイムアタックなど楽しむことができ、硬派で正統派なレーシングゲームと言ったところだ。
一方、『Forza Horizon』シリーズはどちらかと言えばアーケードライク寄りでスピンオフ的ポジション。ドラマチックなキャンペーンに加え、実際にある地域を基に架空の街を舞台にしたオープンワールドを自由に走り回ることができる。山に登ったり海辺を走ったりと、自由気ままにドライバーライフを楽しめる内容だ。
どちらも甲乙つけがたいほど好きな作品なのだが、のんびりドライブや美しい自然に囲まれた場所で写真を撮ったりすることが好きな筆者にとっては、『Forza Horizon』シリーズに軍配が上がる。
誰でも遊べるレースゲームに!
もう少しだけ、本作の歴史を振り返っておきたい。この『Forza』シリーズは、レースゲーム史上においてとんでもない革命を2つ、取り入れた。
まずひとつは、道路上に最適解のラインを表示させている、ということ。これは、画面左下のマップを見続けていなくても次のコーナリングのライン取りがわかり、スピードを出しすぎているとラインが赤く表示されるのでブレーキポイントもわかる。非常にありがたい機能だったりする。
そして、いつでも何度でもやり直せる「リワインド機能」も忘れてはいけない。ちょっとライン取りに失敗した、コースアウトした、なんてときは、リワインドを使えば数秒前の状況に戻すことができる超便利機能だ。
こんな機能をつけたら、レースゲームとしての面白さが損なわれるのではないかと心配したのだが、いまやこの仕組みがスタンダード化しつつある。むしろ間口を広めたといっていいだろう。これはとんでもない大発明だったのである。
また、すべてのアシストをオンにすれば、アクセルベタ踏みで一切操作せず走ることだってできる。ハンドルを自動で切り返してくれるのは、もはや未来自動車。運転をしたことがない子供でも、アシスト機能を使えば何となく操作できて運転気分を味わえるのだからすごい。自分のレベルに合わせてアシストを使うことで、アーケードライクなお気楽操作から、『Forza Motorsport』クラスのリアルな運転まで楽しめるのだからすごい。
▲ゲームの難易度レベルは、ゲーム内に登場する車の速さから車の各種設定まで、細かく設定できる
プレイする人の技量に合わせたアシスト機能にする……というのは少し面倒に感じるかもしれないが、いくつか設定をオン/オフにしてみたりしながらプレイすれば何となくわかってくるので、簡単すぎず難しすぎず、自分にとって適切なアシスト機能で本作を楽しんでほしい。
想像を超える大自然とカラフルな街!
そうした大発明の歴史を経て、2021年に発売となったのが『Forza Horizon 5』だ。過去の『Forza Horizon』シリーズでは、1作目でアメリカ合衆国コロラド州、『~2』は南ヨーロッパ、『~3』はオーストラリア、『~4』はイギリスと、各国をモデルとした舞台構成となっていた。今作は多彩な風景を持つメキシコを舞台としている。
マップ面積はシリーズ史上最大の広さ! 前作よりも約1.5倍ほど拡大し、マップ内に分布する岩山やジャングル、火山やグアナファトの都市など11種類ものバイオームを詰め合わせているので、ちょっと走ると景色がどんどん変わっていくのがじつに楽しい。
また、前作まで実装されていた季節や天候などの環境変化に、「砂嵐」と「熱帯性暴風雨」が新たに追加された。製作するにあたってメキシコ現地を実際に訪ねたとのことで、あらゆる環境を地物の位置や面積・体積などを計測して再現したり、現地の空を24時間12K解像度のHDRカメラで撮影し続け、ゲーム内の空を表現させたり……と、ここまでこだわり貫いた技術は他に類を見ない。
これは『Forza』あるあるで、シリーズが登場するたびに「これもう実写じゃん!」がお決まりのフレーズなのだが、今作は本気の本気で実写に等しい。恐らく次回作が出る時も間違いなく言っていると思うが……。
ゲーム性としては4作目で極まっていた感じだが、本作はそのボリュームをアップさせて、ゲーム体験をよりパワーアップさせた仕上がりとなっている。
▲活火山の周辺を走る。地響きが鳴り今にも吹き出しそうだ
キャンペーンでレースをこなすだけで
マップ上に点在しているロードレースやクロスカントリーレース、ダートレース、ストリートレースといったさまざまなレースに参加しよう。ソロでのレースはもちろん、オンラインのフレンドと対戦・協力してレースを楽しめる。
また本作では「アコレード」というポイントを貯めることで、ストーリーモードに基づく「Horizon アドベンチャー」のチャプターの開放が可能。飛行機や貨物列車などとレース対決をする「ショーケース」、古代遺跡や火山の探索ができる「エクスペディション」などのイベントが盛りだくさん。かなり膨大なイベント数なので隅々までやっていくのは大変かも……なんて思うかもしれないが、気づけばサクサク進んでいたりするので焦らずゆっくり熟していくといい。
▲本作から加わった「Horizon アドベンチャー」はメキシコ気分を最大限に満喫できるイベントだ
時間を忘れて夢中になる
筆者が最も熱中するフォトモード。クルマをいろんな角度から撮影でき、気づけば500枚以上撮っていた。その中からお気に入りのフォトを選定していくのもなかなか面白い。
▲フォトは時間を忘れるほど夢中になる
「Forza Vista」モードでは、PC版は環境次第でレイトレーシングが適用され、ジャングルに差し込む光や車体に反射する様子が何とも美しく映るので写真に収めておきたいところ。ここまで綺麗な写真が撮れると、ハードカバーでフォトブックを作りたくなるレベルだ。
自分だけの特別なクルマを手に入れろ!
『Forza』シリーズと言えば、いわゆる「痛車」も伝統的な醍醐味のひとつ。○や△などのパーツひとつひとつを組み合わせてイラストを作る製法だが、職人たちによる凄腕な痛車を世界中から探すこともできる。自分で作るも良し、職人たちによる個性溢れた作品を眺めるも良し、車体に貼りつけるも良し。メキシコでまさかこんなクルマが!? なんて映え撮りするのも楽しい。
▲早速、職人さんのデザインをダウンロードさせていただいた。このミスマッチ感がたまらない
▲ちょっとボカし処理を入れさせてもらったが、このように痛車がズラリと……!
このためにグラボをアップグレードしたくなる!
PC版は、たとえばNVIDIA GeForce RTX 3070以上のグラフィックボードを搭載しているAlienwareシリーズなら、 4Kグラフィック/60fps以上を実現。さらに21:9のウルトラワイドディスプレイに対応しており、このオープンワールドレースゲームな雰囲気をトコトン楽しむなら、ハイスペック環境のPC版をオススメしたい。
▲16:9(上)とウルトラワイドの21:9
▲解像度やフレームレート、テクスチャクオリティなど、PCに合わせてグラフィックを最適に設定
PC版は発売直後から起動が不安定なユーザーが多発していたが、現在は問題なく起動するようになった(筆者のPCでも最初は起動せずだったので焦った)。まだ細かいバグは残っているものの、普通にプレイすることはできる。
膨大で豊富なレースから、500種類を超えるクルマのラインナップ、極限までフォトリアルなグラフィック、進化したサウンド……など、どれも前作以上というかレースゲームとして最高峰の仕上がりとなっている本作。Xbox Game Passに加入していれば、発売日に即遊べることについても「本当にいいの?」と思った人も多いはずだ。
スポーツカーに関しては少し疎いかもと思っている人でも、「このクルマは見た目がカッコイイな」「これは可愛いな」という程度の興味でまったく問題ない。「このクルマ、気に入ったかも!」と思ったら、早速乗車して広大なメキシコの大地を自由に駆け巡ってみてはどうだろうか。たくさんの人に出会えたり、お気に入りの場所を見つけたり、時にはレースしてみたりといろんな楽しみ方の可能性が見つかるはず。1日1イベントレース、なんていうのんびりペースで遊べるのも本作の良さだ。
遊び方無限大な『Forza Horizon 5』をぜひ遊んでみてほしい。
(C) 2021 Microsoft Corporation
●タイトル:Forza Horizon 5
●ジャンル:レースゲーム
●発売元:Xbox Game Studios(マイクロソフト)
●開発元:Playground Games
●プラットフォーム:PC(Steam、MS Store)、Xbox Series X|S、Xbox One
●発売日:2021年11月9日
●価格:
通常版:7590円[税込]
デラックスエディション:9680円[税込]
プレミアムエディション:1万2099円[税込]
●必須スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: Intel Core i5-4460 または AMD Ryzen 3 1200
メモリー: 8GB
グラフィック:NVIDIA GeForce GTX970 または AMD RX470
ストレージ: 110GB
●推奨スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: Intel Core i5-8400 または AMD Ryzen 5 1500X
メモリー: 16GB
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX1070 または AMD RX590
ストレージ: 110GB
●公式サイトURL:https://www.xbox.com/ja-jp/games/forza-horizon-5
●ダウンロードサイトURL:
Steam:https://store.steampowered.com/app/1551360/Forza_Horizon_5/
MS Store:https://www.xbox.com/ja-jp/games/store/forza-horizon-5-%E6%A8%99%E6%BA%96%E7%89%88/9nkx70bbcdrn
「クルマは好きか?」と聞かれると言わずもがな「好き」と答えている筆者だが、超庶民派ゆえに「高級車に乗る」なんてことはもちろん、ましてや何台も所有するなんて夢のまた夢。しかし『Forza Horizon 5』ならどうだろう。数千万円以上もするスポーツカーをいくつも所有して乗り回すこともできるし、最高のロケーションを自由に走ることだってできる。
そんなビッグドリームを叶えてくれる本作は、発売初週で1000万人以上がプレイ! Xboxタイトルでは史上最大のローンチタイトルとなった。さらに、12月10日に行われた「The Game Awards 2021」でも、Best Audio Design、Best Sports/Racing、Innovation in Accessibility, Presented by Chevroletの3部門を受賞している。
なぜここまで人を魅了させるのか、勢いが止まらない『Forza Horizon 5』の面白さや魅力をじっくりお伝えしていこう。
『Forza Horizon 5』のポイント
- シリーズ最大ボリュームで、走っているだけで楽しい
- ウルトラワイドで60fps以上で遊べる環境なら、さらなる没入感
- 細かいバグはまだあるが、それでも唯一無二の体験
その歴史を少し振り返る
『Forza』シリーズは2種類あり!
『Forza』シリーズは、大きく分けて2種類のシリーズがある。『Forza Motorsport』シリーズはガチのシミュレーター寄り。実際に存在するサーキットが舞台でキャンペーンやレース、タイムアタックなど楽しむことができ、硬派で正統派なレーシングゲームと言ったところだ。一方、『Forza Horizon』シリーズはどちらかと言えばアーケードライク寄りでスピンオフ的ポジション。ドラマチックなキャンペーンに加え、実際にある地域を基に架空の街を舞台にしたオープンワールドを自由に走り回ることができる。山に登ったり海辺を走ったりと、自由気ままにドライバーライフを楽しめる内容だ。
どちらも甲乙つけがたいほど好きな作品なのだが、のんびりドライブや美しい自然に囲まれた場所で写真を撮ったりすることが好きな筆者にとっては、『Forza Horizon』シリーズに軍配が上がる。
誰でも遊べるレースゲームに!
『Forza』シリーズの大発明!
もう少しだけ、本作の歴史を振り返っておきたい。この『Forza』シリーズは、レースゲーム史上においてとんでもない革命を2つ、取り入れた。まずひとつは、道路上に最適解のラインを表示させている、ということ。これは、画面左下のマップを見続けていなくても次のコーナリングのライン取りがわかり、スピードを出しすぎているとラインが赤く表示されるのでブレーキポイントもわかる。非常にありがたい機能だったりする。
そして、いつでも何度でもやり直せる「リワインド機能」も忘れてはいけない。ちょっとライン取りに失敗した、コースアウトした、なんてときは、リワインドを使えば数秒前の状況に戻すことができる超便利機能だ。
こんな機能をつけたら、レースゲームとしての面白さが損なわれるのではないかと心配したのだが、いまやこの仕組みがスタンダード化しつつある。むしろ間口を広めたといっていいだろう。これはとんでもない大発明だったのである。
また、すべてのアシストをオンにすれば、アクセルベタ踏みで一切操作せず走ることだってできる。ハンドルを自動で切り返してくれるのは、もはや未来自動車。運転をしたことがない子供でも、アシスト機能を使えば何となく操作できて運転気分を味わえるのだからすごい。自分のレベルに合わせてアシストを使うことで、アーケードライクなお気楽操作から、『Forza Motorsport』クラスのリアルな運転まで楽しめるのだからすごい。
▲ゲームの難易度レベルは、ゲーム内に登場する車の速さから車の各種設定まで、細かく設定できる
プレイする人の技量に合わせたアシスト機能にする……というのは少し面倒に感じるかもしれないが、いくつか設定をオン/オフにしてみたりしながらプレイすれば何となくわかってくるので、簡単すぎず難しすぎず、自分にとって適切なアシスト機能で本作を楽しんでほしい。
想像を超える大自然とカラフルな街!
メキシコへようこそ!
そうした大発明の歴史を経て、2021年に発売となったのが『Forza Horizon 5』だ。過去の『Forza Horizon』シリーズでは、1作目でアメリカ合衆国コロラド州、『~2』は南ヨーロッパ、『~3』はオーストラリア、『~4』はイギリスと、各国をモデルとした舞台構成となっていた。今作は多彩な風景を持つメキシコを舞台としている。マップ面積はシリーズ史上最大の広さ! 前作よりも約1.5倍ほど拡大し、マップ内に分布する岩山やジャングル、火山やグアナファトの都市など11種類ものバイオームを詰め合わせているので、ちょっと走ると景色がどんどん変わっていくのがじつに楽しい。
また、前作まで実装されていた季節や天候などの環境変化に、「砂嵐」と「熱帯性暴風雨」が新たに追加された。製作するにあたってメキシコ現地を実際に訪ねたとのことで、あらゆる環境を地物の位置や面積・体積などを計測して再現したり、現地の空を24時間12K解像度のHDRカメラで撮影し続け、ゲーム内の空を表現させたり……と、ここまでこだわり貫いた技術は他に類を見ない。
これは『Forza』あるあるで、シリーズが登場するたびに「これもう実写じゃん!」がお決まりのフレーズなのだが、今作は本気の本気で実写に等しい。恐らく次回作が出る時も間違いなく言っていると思うが……。
ゲーム性としては4作目で極まっていた感じだが、本作はそのボリュームをアップさせて、ゲーム体験をよりパワーアップさせた仕上がりとなっている。
▲活火山の周辺を走る。地響きが鳴り今にも吹き出しそうだ
キャンペーンでレースをこなすだけで
本作の楽しさを味わえる!
マップ上に点在しているロードレースやクロスカントリーレース、ダートレース、ストリートレースといったさまざまなレースに参加しよう。ソロでのレースはもちろん、オンラインのフレンドと対戦・協力してレースを楽しめる。また本作では「アコレード」というポイントを貯めることで、ストーリーモードに基づく「Horizon アドベンチャー」のチャプターの開放が可能。飛行機や貨物列車などとレース対決をする「ショーケース」、古代遺跡や火山の探索ができる「エクスペディション」などのイベントが盛りだくさん。かなり膨大なイベント数なので隅々までやっていくのは大変かも……なんて思うかもしれないが、気づけばサクサク進んでいたりするので焦らずゆっくり熟していくといい。
▲本作から加わった「Horizon アドベンチャー」はメキシコ気分を最大限に満喫できるイベントだ
時間を忘れて夢中になる
フォトモード
筆者が最も熱中するフォトモード。クルマをいろんな角度から撮影でき、気づけば500枚以上撮っていた。その中からお気に入りのフォトを選定していくのもなかなか面白い。▲フォトは時間を忘れるほど夢中になる
「Forza Vista」モードでは、PC版は環境次第でレイトレーシングが適用され、ジャングルに差し込む光や車体に反射する様子が何とも美しく映るので写真に収めておきたいところ。ここまで綺麗な写真が撮れると、ハードカバーでフォトブックを作りたくなるレベルだ。
自分だけの特別なクルマを手に入れろ!
クリエイティブハブで車に独自ペイントを!
『Forza』シリーズと言えば、いわゆる「痛車」も伝統的な醍醐味のひとつ。○や△などのパーツひとつひとつを組み合わせてイラストを作る製法だが、職人たちによる凄腕な痛車を世界中から探すこともできる。自分で作るも良し、職人たちによる個性溢れた作品を眺めるも良し、車体に貼りつけるも良し。メキシコでまさかこんなクルマが!? なんて映え撮りするのも楽しい。▲早速、職人さんのデザインをダウンロードさせていただいた。このミスマッチ感がたまらない
▲ちょっとボカし処理を入れさせてもらったが、このように痛車がズラリと……!
このためにグラボをアップグレードしたくなる!
ウルトラワイドモニターがほしくなる!
PC版は、たとえばNVIDIA GeForce RTX 3070以上のグラフィックボードを搭載しているAlienwareシリーズなら、 4Kグラフィック/60fps以上を実現。さらに21:9のウルトラワイドディスプレイに対応しており、このオープンワールドレースゲームな雰囲気をトコトン楽しむなら、ハイスペック環境のPC版をオススメしたい。▲16:9(上)とウルトラワイドの21:9
▲解像度やフレームレート、テクスチャクオリティなど、PCに合わせてグラフィックを最適に設定
PC版は発売直後から起動が不安定なユーザーが多発していたが、現在は問題なく起動するようになった(筆者のPCでも最初は起動せずだったので焦った)。まだ細かいバグは残っているものの、普通にプレイすることはできる。
膨大で豊富なレースから、500種類を超えるクルマのラインナップ、極限までフォトリアルなグラフィック、進化したサウンド……など、どれも前作以上というかレースゲームとして最高峰の仕上がりとなっている本作。Xbox Game Passに加入していれば、発売日に即遊べることについても「本当にいいの?」と思った人も多いはずだ。
スポーツカーに関しては少し疎いかもと思っている人でも、「このクルマは見た目がカッコイイな」「これは可愛いな」という程度の興味でまったく問題ない。「このクルマ、気に入ったかも!」と思ったら、早速乗車して広大なメキシコの大地を自由に駆け巡ってみてはどうだろうか。たくさんの人に出会えたり、お気に入りの場所を見つけたり、時にはレースしてみたりといろんな楽しみ方の可能性が見つかるはず。1日1イベントレース、なんていうのんびりペースで遊べるのも本作の良さだ。
遊び方無限大な『Forza Horizon 5』をぜひ遊んでみてほしい。
(C) 2021 Microsoft Corporation
●タイトル:Forza Horizon 5
●ジャンル:レースゲーム
●発売元:Xbox Game Studios(マイクロソフト)
●開発元:Playground Games
●プラットフォーム:PC(Steam、MS Store)、Xbox Series X|S、Xbox One
●発売日:2021年11月9日
●価格:
通常版:7590円[税込]
デラックスエディション:9680円[税込]
プレミアムエディション:1万2099円[税込]
●必須スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: Intel Core i5-4460 または AMD Ryzen 3 1200
メモリー: 8GB
グラフィック:NVIDIA GeForce GTX970 または AMD RX470
ストレージ: 110GB
●推奨スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: Intel Core i5-8400 または AMD Ryzen 5 1500X
メモリー: 16GB
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX1070 または AMD RX590
ストレージ: 110GB
●公式サイトURL:https://www.xbox.com/ja-jp/games/forza-horizon-5
●ダウンロードサイトURL:
Steam:https://store.steampowered.com/app/1551360/Forza_Horizon_5/
MS Store:https://www.xbox.com/ja-jp/games/store/forza-horizon-5-%E6%A8%99%E6%BA%96%E7%89%88/9nkx70bbcdrn
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