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『Halo Infinite』PC版・「キャンペーンモード」レビュー:「再生」の物語が力強く告げるシリーズの新たな門出
2021年12月9日(日本時間)に『Halo Infinite』(ヘイロー インフィニット)のシングルプレイモード「キャンペーンモード」がローンチされた(Xbox Series X|S / Xbox One / PC)。主人公かつ最強の兵士であるマスターチーフとエイリアンの戦いを中心に描く、名作FPS『Halo』シリーズの最新作だ。
舞台は前作『Halo 5: Guardians』から約1年半後の世界。UNSC(国連宇宙司令部)の超大型空母インフィニティは、凶暴な戦闘集団バニッシュトに襲撃され、あっけなく壊滅した。インフィニティに搭乗していたマスターチーフは、バニッシュトの恐ろしい企みに気づき、環状惑星ゼータヘイローへ着陸。新しい仲間達と共に、バニッシュトを阻止するための戦いを開始する。
今回は待ちに待ったキャンペーン部分に絞ってレビューをお届けしよう。
『Halo Infinite』のポイント
■『Halo Infinite』マルチプレイヤーモードのレビューはこちら
『Halo Infinite』PC版「マルチプレイヤーモード」レビュー:クリエイティブな新風が吹き込む、無料化&原点回帰のアリーナFPS最新作!
つねに完璧であることではなく、
『Halo Infinite』はシリーズの新たな門出となった。原点回帰の前向きでヒロイックな物語と、『Halo 5』から続くシリアスなコルタナ(チーフのパートナー的存在だったAI)の物語の終わりをうまく融合している。そして新たな謎も残し、次回作へのバトンタッチを見事に果たした。
前向きな物語とシリアスなコルタナの物語は、相容れないように思える。その2つの両立を支えたものは、「いつも完璧なことではなく、失敗から立ち上がり、進み続けることがヒーローの証」というメッセージだ。
▲主人公のマスターチーフ
このメッセージは一般的なヒーロー像からすれば普通のことかもしれない。しかし、マスターチーフにおいては新鮮である。マスターチーフの英雄らしさと言えば、無謀なミッションをいつも完璧にこなしてしまうことだったからだ。
その完璧さが揺らぎはじめたきっかけは、『Halo 4』『Halo 5』で描かれた相棒AI・コルタナとの別れと、彼女の人類に対する裏切りだろう。『Halo Infinite』でも、マスターチーフはコルタナを説得できなかった後悔に苛まれている。さらに冒頭では敵対勢力のバニッシュトと戦い、完膚なきまでに叩きのめされてしまう。
▲ブルートを中心とした戦闘集団、バニッシュト
▲新キャラクターのエコー216(左)とウェポン(右)
『Halo Infinite』は、マスターチーフがそんな失敗を乗り越える姿をヒロイックに描き切った、再生の物語なのだ。今度こそ絶対に仲間を守ると誓い、新たな相棒AI・ウェポンや、パイロットのエコー216とチームとしての絆を深める。
また、バニッシュトに対抗するため、インフィニティの生き残りを集めて次第に力を取り戻していく。マスターチーフが弱音を吐く貴重なシーンもあるが、彼は相変わらず不屈のヒーローのままなのだ。いつも以上に頼もしい名言もたくさん飛び出す。完璧さとは一味違う、新しいマスターチーフ像に心を打たれた。
また、そのヒーローらしさを身近に感じさせてくれるキャラクター、エコー216に注目したい。エコー216はインフィニティの襲撃後に、マスターチーフと行動を共にする人物だ。
彼はマスターチーフと対照的で、英雄的な行動を好まない。とにかく強敵から逃げたがる人間くさいキャラクターなので、親近感を覚える。しかし、そんな彼にもとある後悔を乗り越え、バニッシュトに抗うことを決意する瞬間が訪れる。ヘタレなエコー216が、マスターチーフの隣で立ち上がる姿には勇気づけられた。
「失敗から立ち上がる」という再生の物語を鼓舞するような、活力に満ちている点もキャンペーンの特徴だ。
まず、ウェポンとエコー216との軽快な会話にとても元気をもらえる。マスターチーフも冗談を言っていて驚いた。初代『Halo』『Halo 2』を彷彿とさせる部分だ。また、ゼータヘイローには豊かな自然が息づいている。見たことのない動物や朝夕の時間の流れに、生気を感じられるだろう。
▲バニッシュトの軍団長を務めるエスカラム
バニッシュトの軍団長エスカラムの力強さは特に印象に残った。エスカラムは悪役ながら、マスターチーフと同じく、仲間たちの未来のために戦うもう一人のヒーローとして描かれている。『Halo』シリーズは今までも悪役の生き様を描いてきた。ただ本作ではバニッシュト特有のパワフルさも相まって、どんな者も全力で生きているという生命賛歌のような気迫をひときわ感じた。
思わず引き込まれるストーリー展開も好印象だった。マスターチーフ自身も知らないバニッシュトの企みやコルタナの消息を一緒に追う構成なので、プレイヤーが置いてけぼりにならないのだ。初心者にとっては難しいかもしれないが、シリーズの中では比較的わかりやすいストーリーである。音声記録を効果的に使用した、ミステリアスな展開の見せ方もうまい。さらに過去作を想起させるシーンが多く、ファンとしてはたまらなかった。
日本語音声と字幕が一部不自然だったことは、ほぼ唯一の不満点だ。とはいえ、シーンの情緒的な部分を理解できないほどではない。
さらなる広がりを見せた、
『Halo Infinite』は、広大なセミオープンワールドを採用している。一見オープンワールドに思えても、実はエリアごとに分断されており、ほとんどは1~2本の道だけで互いに繋がっている。『Halo 3: ODST』もオープンワールドだったが、本作はより高い自由度で探索できる点が特徴だ。
▲本作のマップ(一部)
これはシリーズの中でも大胆な変更だが、プレイしてみるとスムーズに受け入れられた。「再生」というストーリーのメッセージと合ったアクティビティ、遊びやすさを実現する仕組み、そして今までの遊び方も尊重するシステムがあれば、『Halo』でもオープンワールド的なマップを自然に楽しめることを証明している。
▲奪還後の前線基地。緑色のホログラムがあるところから、武器や車両を要請できる
▲武勇ポイントで解放できる武器、車両、味方NPC
マスターチーフとプレイヤーは生き残りを集めてUNSCを再生させるため、UNSC前線基地の奪還、UNSC隊員の救助といった、各地のアクティビティをこなしていくことになる。アクティビティは好きな順番でプレイすることが可能だ。さらに本作から、ヒーローとの一体感を味わえる「武勇ポイント」が導入されている。アクティビティを達成すると獲得できるポイントだ(キャンペーンミッションでも獲得できる)。
武勇ポイントをためると、奪還した前線基地で要請可能な武器や車両をアンロックできる。UNSCを再生させる英雄的なアクティビティが、キャンペーンを有利に進めることに繋がるというわけだ。奪還済みの前線基地は火力支援の要請(武器・車両)、味方NPCの展開、ファストトラベルが可能になり、重要な拠点として機能する。
▲広大なマップでも、グラップルショットのおかげで楽に動ける
▲十分な人数の仲間を引き連れてミッションを進められる
広いマップの移動を楽にする仕組みも用意されている。ファストトラベルができて、車両を入手できる場所も多い。「グラップルショット」では高低差のある場所をどんどん進んでいけるため、むしろ移動が楽しかった。武勇ポイント次第ではワスプなどの飛行艇を使えるようになるので、エリア間の移動も楽になる。
また味方NPCがなかなかに強く、ソロプレイを支えてくれた。武勇ポイントをためて重装備のNPCをお供にできれば、さらに頼もしい仲間になるだろう。味方のセリフのバリエーションも多く賑やかで、人類として団結している実感が持てた。「バニッシュトって、どんなしょぼくれたデスメタルバンドよ?」など、センスが光る暴言は必聴である。
今までのように、キャンペーンミッションだけこなしてもクリア可能だ。ストーリーの続きが見たい時に、アクティビティを無理してプレイする必要はない。キャンペーンミッションをすべてクリアした後は、そのまま残したアクティビティを自由にプレイできる。キャンペーンミッションごとのリプレイは今後実装予定とのことだ。
また、協力プレイ(キャンペーンCo-op)は2022年2月頃(シーズン2)、フォージ(マップ製作モード)は2022年5月頃(シーズン3)に実装される予定だったが、シーズン1が2022年5月まで延長されている。そのため、協力プレイとフォージの実装には、予定より3カ月ほどの遅れが出るだろう。
▲本作は開けたマップが多いので、あらゆる角度から狙われる
戦闘面ではマップが広くなったぶん、あらゆる方向から狙われる危険性が増えた。さらにバニッシュトはその荒々しさに恥じぬ硬さを持っており、難易度は前作よりも上がっている。ちなみに筆者は難易度「ヒーロー」でクリアした(前作の「アドバンス」にあたる)。
しかし「装備」などの新しいアイテムが増えたため、通常の戦闘ではそれらを駆使して敵を蹂躙する心地よい手ごたえが感じられる。むしろ戦術を考える楽しさが増えて、戦闘におけるストレスが減ったと言ってもいい。
たとえばグラップルショットでは、移動しなくても遠くの武器を引き寄せたり、敵に刺せばそのまま高速移動してすぐに殴れたりする。ジャッカルのシールド剥がしにも使えるので、今までのようにちまちま手足を狙う必要も減った。
加えて、脅威センサー、ドロップウォール、スラスターなど複数の装備を身につけられる。脅威センサーはアクティブカモフラージュを使用していたり、壁の向こうにいる敵の居場所がわかったりする優れものだ。ドロップウォールは展開式のシールドで、内側からの弾だけ通す。スラスターは瞬時に加速できる装備だ。これらの装備を、状況に合わせて切り替えながら戦うことになる。最初は切り替え操作が難しかったが、手が覚えた後は鮮やかにプレイできた。
▲本作では体力バーのついたボスが登場
ただ、キャンペーンミッションで出会うボスはかなり強く、ストレスフリーな戦闘とはいかない。硬いうえに、狭い屋内でグラビティハンマーなど高威力の武器を振り回してくるのがやっかい。道具を使いこなせば何とかなるが、コツを掴むまでに何度も死ぬ。しかし装備が増えて自由度が上がったからこそ、新しい作戦を練り上げていくトライ&エラーが楽しい。
▲装備のアップデートに使うスパルタンコア
▲装備は5段階までアップグレードできる
装備はマップに点在する「スパルタンコア」でアップグレード可能だ。主な内容はクールタイムの減少、パワーアップなどだが、さらに新しい機能が追加されることもある。グラップルショットの場合は敵に当てると電撃を与え、衝撃波を放つことができるようになる。装備の機能を徐々に拡張できるので、ずっと戦っていても飽きがこない。
▲初登場の武器、フュージョンコイル
そして「フュージョンコイル」は、『Halo Infinite』におけるもっとも派手で楽しい発明品だ。フュージョンコイルとは、破壊すると大爆発するボックスである。グレネードよりも攻撃力が高く、戦場の広範囲にダメージを与えられる。グラップルショットで引き寄せて投げるもよし(かなり遠くに投げられる)、そのまま撃って大爆発させるもよし、だ。自分の思惑通りに爆発させられたときはとても爽快である。
▲グラフィック設定「低」の景色
「低」でもゼータヘイローの景色は綺麗に感じられたが、やはり近い箇所だと粗さが目についた。とことんグラフィックを楽しみたいなら、おとなしく推奨スペックのPCでプレイしたほうがいいだろう。
・推奨スペック
プロセッサー:AMD Ryzen 7 3700X or Intel i7-9700k
メモリー: 16GB RAM
グラフィック: Radeon RX 5700 XT or Nvidia RTX 2070
・筆者PCのスペック
プロセッサー:インテル Core i7-10700K
メモリー:16GB RAM
グラフィック:GeForce RTX 2060 SUPER
本作のキャンペーンは、さまざまなメディアからも高評価を獲得した。新型コロナウイルスや、トレイラー公開時のグラフィックに関する騒動など、数多の障害を乗り越えて掴んだ成功と言えるだろう。そんなエピソードも含めて再生を象徴するような、前向きな力に満ちた1本だ。
(C) 2021 Microsoft Corporation. All rights reserved. Halo Infinite is a trademark of Microsoft Corporation.
●タイトル:Halo Infinite
●ジャンル:FPS
●発売元:Xbox Game Studios(マイクロソフト)
●開発元:343 Industries
●プラットフォーム:PC(Steam、MSストア)、Xbox Series X|S、Xbox One
●発売日:2021年12月9日
●価格:7590円[税込](マルチプレイのみなら基本プレイ無料)
※Xbox Game PassおよびPC Game Pass対応
●必須スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: Intel Core i5-4440 または AMD Ryzen 5 1600
メモリー: 8GB
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX1050Ti または AMD RX 570
ストレージ: 50GB
●推奨スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: Intel Core i7-9700K または AMD Ryzen 7 3700X
メモリー: 16GB
グラフィック: NVIDIA GeForce RTX2070 または AMD RX 5700XT
ストレージ: 20GB
●公式サイトURL:
●ダウンロードサイトURL:
Steam https://store.steampowered.com/app/1240440/Halo_Infinite/
MS Store https://www.xbox.com/ja-jp/games/store/halo-infinite/9pp5g1f0c2b6
舞台は前作『Halo 5: Guardians』から約1年半後の世界。UNSC(国連宇宙司令部)の超大型空母インフィニティは、凶暴な戦闘集団バニッシュトに襲撃され、あっけなく壊滅した。インフィニティに搭乗していたマスターチーフは、バニッシュトの恐ろしい企みに気づき、環状惑星ゼータヘイローへ着陸。新しい仲間達と共に、バニッシュトを阻止するための戦いを開始する。
今回は待ちに待ったキャンペーン部分に絞ってレビューをお届けしよう。
『Halo Infinite』のポイント
- 新しいマスターチーフ像をはじめとした前向きなストーリー
- ヒーローとして探検できる広大なセミオープンワールド
- ストレスは減り、戦術を練る楽しさは増えた新しい戦闘システム
■『Halo Infinite』マルチプレイヤーモードのレビューはこちら
『Halo Infinite』PC版「マルチプレイヤーモード」レビュー:クリエイティブな新風が吹き込む、無料化&原点回帰のアリーナFPS最新作!
つねに完璧であることではなく、
失敗から立ち上がることがヒーローの証明
『Halo Infinite』はシリーズの新たな門出となった。原点回帰の前向きでヒロイックな物語と、『Halo 5』から続くシリアスなコルタナ(チーフのパートナー的存在だったAI)の物語の終わりをうまく融合している。そして新たな謎も残し、次回作へのバトンタッチを見事に果たした。前向きな物語とシリアスなコルタナの物語は、相容れないように思える。その2つの両立を支えたものは、「いつも完璧なことではなく、失敗から立ち上がり、進み続けることがヒーローの証」というメッセージだ。
▲主人公のマスターチーフ
このメッセージは一般的なヒーロー像からすれば普通のことかもしれない。しかし、マスターチーフにおいては新鮮である。マスターチーフの英雄らしさと言えば、無謀なミッションをいつも完璧にこなしてしまうことだったからだ。
その完璧さが揺らぎはじめたきっかけは、『Halo 4』『Halo 5』で描かれた相棒AI・コルタナとの別れと、彼女の人類に対する裏切りだろう。『Halo Infinite』でも、マスターチーフはコルタナを説得できなかった後悔に苛まれている。さらに冒頭では敵対勢力のバニッシュトと戦い、完膚なきまでに叩きのめされてしまう。
▲ブルートを中心とした戦闘集団、バニッシュト
▲新キャラクターのエコー216(左)とウェポン(右)
『Halo Infinite』は、マスターチーフがそんな失敗を乗り越える姿をヒロイックに描き切った、再生の物語なのだ。今度こそ絶対に仲間を守ると誓い、新たな相棒AI・ウェポンや、パイロットのエコー216とチームとしての絆を深める。
また、バニッシュトに対抗するため、インフィニティの生き残りを集めて次第に力を取り戻していく。マスターチーフが弱音を吐く貴重なシーンもあるが、彼は相変わらず不屈のヒーローのままなのだ。いつも以上に頼もしい名言もたくさん飛び出す。完璧さとは一味違う、新しいマスターチーフ像に心を打たれた。
また、そのヒーローらしさを身近に感じさせてくれるキャラクター、エコー216に注目したい。エコー216はインフィニティの襲撃後に、マスターチーフと行動を共にする人物だ。
彼はマスターチーフと対照的で、英雄的な行動を好まない。とにかく強敵から逃げたがる人間くさいキャラクターなので、親近感を覚える。しかし、そんな彼にもとある後悔を乗り越え、バニッシュトに抗うことを決意する瞬間が訪れる。ヘタレなエコー216が、マスターチーフの隣で立ち上がる姿には勇気づけられた。
「失敗から立ち上がる」という再生の物語を鼓舞するような、活力に満ちている点もキャンペーンの特徴だ。
まず、ウェポンとエコー216との軽快な会話にとても元気をもらえる。マスターチーフも冗談を言っていて驚いた。初代『Halo』『Halo 2』を彷彿とさせる部分だ。また、ゼータヘイローには豊かな自然が息づいている。見たことのない動物や朝夕の時間の流れに、生気を感じられるだろう。
▲バニッシュトの軍団長を務めるエスカラム
バニッシュトの軍団長エスカラムの力強さは特に印象に残った。エスカラムは悪役ながら、マスターチーフと同じく、仲間たちの未来のために戦うもう一人のヒーローとして描かれている。『Halo』シリーズは今までも悪役の生き様を描いてきた。ただ本作ではバニッシュト特有のパワフルさも相まって、どんな者も全力で生きているという生命賛歌のような気迫をひときわ感じた。
思わず引き込まれるストーリー展開も好印象だった。マスターチーフ自身も知らないバニッシュトの企みやコルタナの消息を一緒に追う構成なので、プレイヤーが置いてけぼりにならないのだ。初心者にとっては難しいかもしれないが、シリーズの中では比較的わかりやすいストーリーである。音声記録を効果的に使用した、ミステリアスな展開の見せ方もうまい。さらに過去作を想起させるシーンが多く、ファンとしてはたまらなかった。
日本語音声と字幕が一部不自然だったことは、ほぼ唯一の不満点だ。とはいえ、シーンの情緒的な部分を理解できないほどではない。
さらなる広がりを見せた、
人類を立て直すための舞台と戦闘
『Halo Infinite』は、広大なセミオープンワールドを採用している。一見オープンワールドに思えても、実はエリアごとに分断されており、ほとんどは1~2本の道だけで互いに繋がっている。『Halo 3: ODST』もオープンワールドだったが、本作はより高い自由度で探索できる点が特徴だ。▲本作のマップ(一部)
これはシリーズの中でも大胆な変更だが、プレイしてみるとスムーズに受け入れられた。「再生」というストーリーのメッセージと合ったアクティビティ、遊びやすさを実現する仕組み、そして今までの遊び方も尊重するシステムがあれば、『Halo』でもオープンワールド的なマップを自然に楽しめることを証明している。
▲奪還後の前線基地。緑色のホログラムがあるところから、武器や車両を要請できる
▲武勇ポイントで解放できる武器、車両、味方NPC
マスターチーフとプレイヤーは生き残りを集めてUNSCを再生させるため、UNSC前線基地の奪還、UNSC隊員の救助といった、各地のアクティビティをこなしていくことになる。アクティビティは好きな順番でプレイすることが可能だ。さらに本作から、ヒーローとの一体感を味わえる「武勇ポイント」が導入されている。アクティビティを達成すると獲得できるポイントだ(キャンペーンミッションでも獲得できる)。
武勇ポイントをためると、奪還した前線基地で要請可能な武器や車両をアンロックできる。UNSCを再生させる英雄的なアクティビティが、キャンペーンを有利に進めることに繋がるというわけだ。奪還済みの前線基地は火力支援の要請(武器・車両)、味方NPCの展開、ファストトラベルが可能になり、重要な拠点として機能する。
▲広大なマップでも、グラップルショットのおかげで楽に動ける
▲十分な人数の仲間を引き連れてミッションを進められる
広いマップの移動を楽にする仕組みも用意されている。ファストトラベルができて、車両を入手できる場所も多い。「グラップルショット」では高低差のある場所をどんどん進んでいけるため、むしろ移動が楽しかった。武勇ポイント次第ではワスプなどの飛行艇を使えるようになるので、エリア間の移動も楽になる。
また味方NPCがなかなかに強く、ソロプレイを支えてくれた。武勇ポイントをためて重装備のNPCをお供にできれば、さらに頼もしい仲間になるだろう。味方のセリフのバリエーションも多く賑やかで、人類として団結している実感が持てた。「バニッシュトって、どんなしょぼくれたデスメタルバンドよ?」など、センスが光る暴言は必聴である。
今までのように、キャンペーンミッションだけこなしてもクリア可能だ。ストーリーの続きが見たい時に、アクティビティを無理してプレイする必要はない。キャンペーンミッションをすべてクリアした後は、そのまま残したアクティビティを自由にプレイできる。キャンペーンミッションごとのリプレイは今後実装予定とのことだ。
また、協力プレイ(キャンペーンCo-op)は2022年2月頃(シーズン2)、フォージ(マップ製作モード)は2022年5月頃(シーズン3)に実装される予定だったが、シーズン1が2022年5月まで延長されている。そのため、協力プレイとフォージの実装には、予定より3カ月ほどの遅れが出るだろう。
▲本作は開けたマップが多いので、あらゆる角度から狙われる
戦闘面ではマップが広くなったぶん、あらゆる方向から狙われる危険性が増えた。さらにバニッシュトはその荒々しさに恥じぬ硬さを持っており、難易度は前作よりも上がっている。ちなみに筆者は難易度「ヒーロー」でクリアした(前作の「アドバンス」にあたる)。
しかし「装備」などの新しいアイテムが増えたため、通常の戦闘ではそれらを駆使して敵を蹂躙する心地よい手ごたえが感じられる。むしろ戦術を考える楽しさが増えて、戦闘におけるストレスが減ったと言ってもいい。
たとえばグラップルショットでは、移動しなくても遠くの武器を引き寄せたり、敵に刺せばそのまま高速移動してすぐに殴れたりする。ジャッカルのシールド剥がしにも使えるので、今までのようにちまちま手足を狙う必要も減った。
加えて、脅威センサー、ドロップウォール、スラスターなど複数の装備を身につけられる。脅威センサーはアクティブカモフラージュを使用していたり、壁の向こうにいる敵の居場所がわかったりする優れものだ。ドロップウォールは展開式のシールドで、内側からの弾だけ通す。スラスターは瞬時に加速できる装備だ。これらの装備を、状況に合わせて切り替えながら戦うことになる。最初は切り替え操作が難しかったが、手が覚えた後は鮮やかにプレイできた。
▲本作では体力バーのついたボスが登場
ただ、キャンペーンミッションで出会うボスはかなり強く、ストレスフリーな戦闘とはいかない。硬いうえに、狭い屋内でグラビティハンマーなど高威力の武器を振り回してくるのがやっかい。道具を使いこなせば何とかなるが、コツを掴むまでに何度も死ぬ。しかし装備が増えて自由度が上がったからこそ、新しい作戦を練り上げていくトライ&エラーが楽しい。
▲装備のアップデートに使うスパルタンコア
▲装備は5段階までアップグレードできる
装備はマップに点在する「スパルタンコア」でアップグレード可能だ。主な内容はクールタイムの減少、パワーアップなどだが、さらに新しい機能が追加されることもある。グラップルショットの場合は敵に当てると電撃を与え、衝撃波を放つことができるようになる。装備の機能を徐々に拡張できるので、ずっと戦っていても飽きがこない。
▲初登場の武器、フュージョンコイル
そして「フュージョンコイル」は、『Halo Infinite』におけるもっとも派手で楽しい発明品だ。フュージョンコイルとは、破壊すると大爆発するボックスである。グレネードよりも攻撃力が高く、戦場の広範囲にダメージを与えられる。グラップルショットで引き寄せて投げるもよし(かなり遠くに投げられる)、そのまま撃って大爆発させるもよし、だ。自分の思惑通りに爆発させられたときはとても爽快である。
PCは推奨スペック以上がオススメ
筆者は本作を推奨スペックより少し下のPCでプレイしたので、参考までにその様子もお伝えしたい。筆者のPCでは、グラフィックの品質プリセット設定が「中」だとカクつきが目立つという結果になった。「低」にすると問題なくプレイできる。▲グラフィック設定「低」の景色
「低」でもゼータヘイローの景色は綺麗に感じられたが、やはり近い箇所だと粗さが目についた。とことんグラフィックを楽しみたいなら、おとなしく推奨スペックのPCでプレイしたほうがいいだろう。
・推奨スペック
プロセッサー:AMD Ryzen 7 3700X or Intel i7-9700k
メモリー: 16GB RAM
グラフィック: Radeon RX 5700 XT or Nvidia RTX 2070
・筆者PCのスペック
プロセッサー:インテル Core i7-10700K
メモリー:16GB RAM
グラフィック:GeForce RTX 2060 SUPER
まとめ
『Halo Infinite』キャンペーンは、ヒーローが失敗から立ち上がり、また新たな試練へ旅立つ再生の物語を描き切った。自然に楽しめるセミオープンワールドや絶妙なバランスはそのままに、追加された新たな戦闘システムは、シリーズの可能性を広げてくれている。本作のキャンペーンは、さまざまなメディアからも高評価を獲得した。新型コロナウイルスや、トレイラー公開時のグラフィックに関する騒動など、数多の障害を乗り越えて掴んだ成功と言えるだろう。そんなエピソードも含めて再生を象徴するような、前向きな力に満ちた1本だ。
(C) 2021 Microsoft Corporation. All rights reserved. Halo Infinite is a trademark of Microsoft Corporation.
●タイトル:Halo Infinite
●ジャンル:FPS
●発売元:Xbox Game Studios(マイクロソフト)
●開発元:343 Industries
●プラットフォーム:PC(Steam、MSストア)、Xbox Series X|S、Xbox One
●発売日:2021年12月9日
●価格:7590円[税込](マルチプレイのみなら基本プレイ無料)
※Xbox Game PassおよびPC Game Pass対応
●必須スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: Intel Core i5-4440 または AMD Ryzen 5 1600
メモリー: 8GB
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX1050Ti または AMD RX 570
ストレージ: 50GB
●推奨スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: Intel Core i7-9700K または AMD Ryzen 7 3700X
メモリー: 16GB
グラフィック: NVIDIA GeForce RTX2070 または AMD RX 5700XT
ストレージ: 20GB
●公式サイトURL:
●ダウンロードサイトURL:
Steam https://store.steampowered.com/app/1240440/Halo_Infinite/
MS Store https://www.xbox.com/ja-jp/games/store/halo-infinite/9pp5g1f0c2b6
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