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『Aerial_Knight’s Never Yield』レビュー 洗練されたスタイルとミュージックが光るがゆえ、惜しい部分も際立つスタイリッシュランゲーム【オススメPCゲームレビュー】
目次
2021年5月19日に発売されたインディーゲーム『Aerial_Knight’s Never Yield』は、自動で走っていく主人公Wallyが道中の障害物にぶつからないように、決められたボタンをタイミングよく押して避けるスタイリッシュな横スクロール型ランゲームです。
ストーリーはWallyが何かの建物から逃げ出すところからはじまります。カプセルの封印から目覚めた彼は謎の組織からの追跡を受けることに。いつの間にか身につけていたスローモーションと危機察知能力を武器に、迫り来る追跡者たちから逃げ続けながら、Wally自身に何が起こったのかを探る物語となっています。
キーボードではWASDか↑↓←→、ゲームパッドでは4方向の十字キー、もしくはABXYの4つのボタンしか使わない非常にシンプルな操作と、ジャズやR&B、ヒップホップといった要素をたっぷりと詰め込んだ格好良い音楽に自然と身体を揺らしながらプレイしたくなる本作。謎の能力を有した主人公が組織による追跡から逃亡中の出来事を、プレイヤーはランゲームという形で体験することになります。
私はジャズとヒップホップの組み合わせが昔から大好きで、ゲームやアニメのサウンドトラックにそうした要素が取り入れられているとわかると、すぐにCDや音楽DL販売サービスで購入しては、料理中やリラックスタイム、原稿作業やのんびりドライブの際など自身の日常生活へ積極的に取り入れています。
自分が大好きなものを集めて自身の世界を構成していくというのは大変なことでもありますが、それでいて楽しく心地良さを感じるものです。今回紹介するゲームもそんな作者の大好きなもので構成された一作。本作をプレイする過程で素晴らしいビジュアルと音楽と出会いつつ、よりゲームとしての質を高めていってほしいという応援の気持ちが生まれ、今後もこの作者が手掛けていく作品を追いかけていく!と心に誓いました。
そんな筆者の大好きな要素がたくさん入った本作を今回レビューしていきます。
それぞれの行動には黃色(ボールト)、赤色(ジャンプ)、水色(ダッシュ)、紫色(スライディング)と特定の色が決まっており、基本的には出現する障害物のふちの色と行動の色を合わせることで回避ができます。障害物の種類によってはボールトとジャンプ両方で避けられるものや、スライディングとダッシュの両方で避けられるものもあったりしますが、最初はボタンの色を覚えながらプレイするとよいでしょう。
一度でも障害物に触れてしまうとゲームオーバーになるので、ボタンを押すタイミングや押し続ける時間を瞬時に判断していく必要があります。難易度が易しければ易しいほど主人公の超能力が発揮され、障害物に近づいた際にスローモーションが発動し、画面右上に次に来るもののヒントが対応した色線で表示されるので、ボタン入力に十分な余裕ができます。ゲームに慣れるまでは思う存分ヒントを利用しながら主人公の逃亡劇を手助けしていきましょう。
スタイリッシュなビジュアルに心惹かれる反面、
全編を通じてサイバーパンク、ヴェイパーウェイヴ風味のグラフィックとタイポグラフィに彩られた本作は、プレイヤーが走ることになる道中に映るさまざまなオブジェクトや背景などとても秀逸なものになっており、常に「次はどんなステージが待ち受けているのか?」と気になる作りとなっています。
しかしその反面、障害物の種類によってはどこからどこまでがぶつかる判定になっているかが分かりづらく、いつボタンを押すべき・離すべきなのか把握しづらいものがあります。
また、ステージによっては敵組織の攻撃によりいたるところで爆発が起きている箇所があったり、カメラワークにより木々や建造物、車などの影に隠れてしまったり、ヒントで表示される色が見辛いことが時折あり、視認性が悪くなってしまうことが多いです。そんな状況に出くわすと、スローモーションがあるにも関わらず、避けられないこともしばしばあるうえ、先述したような回避成功と失敗の判定が雑になっているような点も合わさり、理不尽なゲームオーバーが起こることもよくあるのです。
幸いステージ内にあるチェックポイントはちょうどよい感覚で配置されており、リトライはすぐに行えるので何度も繰り返して覚えていくこともできますが、いわゆる初見殺し、しかも自身のボタン選択の判断ミスではない理不尽なやり直しをさせられる部分が多めのような印象を受けました。
ちなみに、カメラワークに関してはストーリーとゲームプレイ両方の演出としてとあるギミックが用意されています。筆者個人としてはこのギミックが現れた瞬間に心が燃えたのですが、同時にここでゲームプレイに戸惑ってしまうプレイヤーも少なからず出てくると思います。深く追求すると本作をプレイする上での驚きを削ぐため、軽く触れる程度に留めておきますが、使用するキー・ボタン配置はどの状況であっても常に固定されている、ということだけは心に留めておいてください。
難易度ノーマルは易しすぎる印象があり、
初回プレイで必ずプレイすることとなる難易度ノーマルは、主人公の特殊能力であるスローモーションと危機察知が100%発揮されており、障害物を目の前にしたときに長時間スローモーション状態になり、障害物が来る直前に押さなければいけないボタンの色が画面右上に表示されます。プレイしはじめた序盤は、このようなシステムでもありだと思っていたのですが、ステージをクリアしていくにつれだんだんとスローモーションがゲーム全体のテンポを崩しているように感じられて仕方がありませんでした。
プレイヤースキルにもよりますが、難易度ノーマルを一周クリアするまでは詰まることなく進められればだいたい60分~80分ほどでクリアでき、ゲーム全体のボリュームは非常にコンパクト。特定ステージをクリアするごとに主人公のコスチュームが次々とアンロックされ、特殊な条件を満たすことで挑戦できるボーナスステージも存在しています。
そのため難易度が低いうちは、空いた時間に通しプレイが気軽にできるアーケードライクなランゲームという印象を受けました。しかし、一度ゲームをクリアすると、本作が持つ本来の難しさと面白さが目を覚まします。
本作におけるゲームプレイの真骨頂!
難易度ノーマルをクリアした暁には、「ハード」、「インセイン」という2つの難易度が新たに解禁されます。なかでも筆者がおすすめしたい難易度「インセイン」はそれまでの難易度にあったスローモーションや危機察知能力が封印されてしまううえ、ステージ中に存在する障害物が多くなります。
「ノーマル」や「ハード」でのプレイ時は一定時間ずっと走るだけのような場面があったりするのですが、「インセイン」になるとそうしたことも少なくなり、プレイヤーの集中力と反射神経を試すかのごとく、障害物が立て続けに設置されるようになります。その置き方も非常にいやらしく、ボタン入力の判断を巧みに迷わせてくることでしょう。ヒントもヘルプもなし、より純粋なランゲームとして本作を楽しむことができます。
ステージごとのタイムも記録されるため、常にダッシュをし続けながら障害物を避けつつ、どれだけ早くゴールにたどり着けるか。本作では障害物によっては複数の解法が用意されていることもあるため、より早いタイムを記録するにどのボタンを入力すれば良いか?といった判断も必要になってきます。スローモーションや危機察知に頼らない、自分自身との戦いになるでしょう。
ちなみに、先述したボーナスステージは現在プレイ中の難易度に関係なく最高難易度でのプレイとなるので、初回プレイでも「インセイン」の難しさの片鱗を味わうことは可能です。ボーナスステージを攻略して先に絶望を味わうもよし、「ノーマル」、「ハード」、「インセイン」と順々に難しい難易度を味わうもよし。本作をプレイする際に感じることができる体験を最大限に発揮した難易度となるので、一度クリアした方はぜひそこでストップせずに、この「インセイン」でのゲームプレイを推奨します。
"決して譲らない"ゲームであるからこそ、
本作はボリュームとして非常にコンパクトで気軽に遊びやすくありながら、ゲームプレイ、ビジュアル、デザイン、音楽のテイストなど作者であるAerial_Knight氏が「好き」なものとやりたかったことを全面に出せているゲームです。
本作をプレイしていくうちに、タイトルである「Never Yield」=「決して譲らない」という言葉が作者の心情であるのではないか?と感じるほどには、Aerial_Knight氏が大好きなものがゲームいっぱいに詰まっていました。自分自身を表現するという点において非常に素晴らしいゲームであるがゆえに、プレイしていくうちにだんだんと目立ってくる視認性の悪さや障害物の当たり判定の雑さなどがどうしても気になってしまうのです。現状でも十分楽しめますが、今後もしアップデートによってそうした悪目立ちしてしまっている部分が調整されるのであれば、より快適なゲームプレイ、そして作者の「大好き」が詰まった世界のなかを気持ちよく走ることができるランゲームになるでしょう。
スタイリッシュなグラフィックとデザイン、音楽に浸りながらアーケードゲームを遊ぶときのような体験をしたい、そんなプレイヤーにおすすめしたい本作『Aerial_Knight’s Never Yield -決して譲らない-』。気になった方はぜひ、Wallyの逃亡劇の行く末をともに手助けし、そして見届けてみてください。
(C)2021 Headup GmbH, all rights reserved.
(C)2021 Aerial_Knight
●タイトル:Aerial_Knight’s Never Yield
●ジャンル:横スクロールランゲーム
●発売元:Headup
●開発元:Headup
●プラットフォーム:PC(Steam、Epic Game ストア)、Xbox One
●発売日:2021年5月20日
●価格:1220円[税込](Xbox One版は1400円[税込])
●必須スペック
OS: Windows XP SP2
プロセッサー: シングルコアCPU 2.6GHz以上
メモリー: 1GB
グラフィック:DirectX 9.0c以上対応のGPU
ストレージ: 2GB
●推奨スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: デュアルコアCPU 3.0GHz以上
メモリー: 2GB
グラフィック: NADIA GeForce 8 シリーズ または AMD Radeon HD2000シリーズ
ストレージ: 2GB
●公式サイトURL:https://www.aerialknight.com/
●ダウンロードサイトURL:
Steam https://store.steampowered.com/app/1323540/Aerial_Knights_Never_Yield/
Epic Game ストア https://www.epicgames.com/store/ja/p/aerial-knights-never-yield
ストーリーはWallyが何かの建物から逃げ出すところからはじまります。カプセルの封印から目覚めた彼は謎の組織からの追跡を受けることに。いつの間にか身につけていたスローモーションと危機察知能力を武器に、迫り来る追跡者たちから逃げ続けながら、Wally自身に何が起こったのかを探る物語となっています。
キーボードではWASDか↑↓←→、ゲームパッドでは4方向の十字キー、もしくはABXYの4つのボタンしか使わない非常にシンプルな操作と、ジャズやR&B、ヒップホップといった要素をたっぷりと詰め込んだ格好良い音楽に自然と身体を揺らしながらプレイしたくなる本作。謎の能力を有した主人公が組織による追跡から逃亡中の出来事を、プレイヤーはランゲームという形で体験することになります。
私はジャズとヒップホップの組み合わせが昔から大好きで、ゲームやアニメのサウンドトラックにそうした要素が取り入れられているとわかると、すぐにCDや音楽DL販売サービスで購入しては、料理中やリラックスタイム、原稿作業やのんびりドライブの際など自身の日常生活へ積極的に取り入れています。
自分が大好きなものを集めて自身の世界を構成していくというのは大変なことでもありますが、それでいて楽しく心地良さを感じるものです。今回紹介するゲームもそんな作者の大好きなもので構成された一作。本作をプレイする過程で素晴らしいビジュアルと音楽と出会いつつ、よりゲームとしての質を高めていってほしいという応援の気持ちが生まれ、今後もこの作者が手掛けていく作品を追いかけていく!と心に誓いました。
そんな筆者の大好きな要素がたくさん入った本作を今回レビューしていきます。
シンプル操作で楽しめる格好良さ全振りのランゲーム
本作はステージクリア型のランゲームになっていて、高速道路や街並み・ビル群の中を駆け抜けながら、窓ガラスや看板、転がってくる車や地雷、戦闘ドローンなどさまざまな障害物をボールト (小ジャンプ)、ジャンプ(大ジャンプ)、ダッシュ(通常よりさらに速く走る)、スライディング(操作している間はずっとスライディングしている)と4種類の動きで器用に避けながら進んでいく主人公を操作します。それぞれの行動には黃色(ボールト)、赤色(ジャンプ)、水色(ダッシュ)、紫色(スライディング)と特定の色が決まっており、基本的には出現する障害物のふちの色と行動の色を合わせることで回避ができます。障害物の種類によってはボールトとジャンプ両方で避けられるものや、スライディングとダッシュの両方で避けられるものもあったりしますが、最初はボタンの色を覚えながらプレイするとよいでしょう。
一度でも障害物に触れてしまうとゲームオーバーになるので、ボタンを押すタイミングや押し続ける時間を瞬時に判断していく必要があります。難易度が易しければ易しいほど主人公の超能力が発揮され、障害物に近づいた際にスローモーションが発動し、画面右上に次に来るもののヒントが対応した色線で表示されるので、ボタン入力に十分な余裕ができます。ゲームに慣れるまでは思う存分ヒントを利用しながら主人公の逃亡劇を手助けしていきましょう。
スタイリッシュなビジュアルに心惹かれる反面、
視認性の悪さと判定の雑さが目立つ
全編を通じてサイバーパンク、ヴェイパーウェイヴ風味のグラフィックとタイポグラフィに彩られた本作は、プレイヤーが走ることになる道中に映るさまざまなオブジェクトや背景などとても秀逸なものになっており、常に「次はどんなステージが待ち受けているのか?」と気になる作りとなっています。しかしその反面、障害物の種類によってはどこからどこまでがぶつかる判定になっているかが分かりづらく、いつボタンを押すべき・離すべきなのか把握しづらいものがあります。
また、ステージによっては敵組織の攻撃によりいたるところで爆発が起きている箇所があったり、カメラワークにより木々や建造物、車などの影に隠れてしまったり、ヒントで表示される色が見辛いことが時折あり、視認性が悪くなってしまうことが多いです。そんな状況に出くわすと、スローモーションがあるにも関わらず、避けられないこともしばしばあるうえ、先述したような回避成功と失敗の判定が雑になっているような点も合わさり、理不尽なゲームオーバーが起こることもよくあるのです。
幸いステージ内にあるチェックポイントはちょうどよい感覚で配置されており、リトライはすぐに行えるので何度も繰り返して覚えていくこともできますが、いわゆる初見殺し、しかも自身のボタン選択の判断ミスではない理不尽なやり直しをさせられる部分が多めのような印象を受けました。
ちなみに、カメラワークに関してはストーリーとゲームプレイ両方の演出としてとあるギミックが用意されています。筆者個人としてはこのギミックが現れた瞬間に心が燃えたのですが、同時にここでゲームプレイに戸惑ってしまうプレイヤーも少なからず出てくると思います。深く追求すると本作をプレイする上での驚きを削ぐため、軽く触れる程度に留めておきますが、使用するキー・ボタン配置はどの状況であっても常に固定されている、ということだけは心に留めておいてください。
難易度ノーマルは易しすぎる印象があり、
初回プレイは若干ダレてしまいがち
初回プレイで必ずプレイすることとなる難易度ノーマルは、主人公の特殊能力であるスローモーションと危機察知が100%発揮されており、障害物を目の前にしたときに長時間スローモーション状態になり、障害物が来る直前に押さなければいけないボタンの色が画面右上に表示されます。プレイしはじめた序盤は、このようなシステムでもありだと思っていたのですが、ステージをクリアしていくにつれだんだんとスローモーションがゲーム全体のテンポを崩しているように感じられて仕方がありませんでした。プレイヤースキルにもよりますが、難易度ノーマルを一周クリアするまでは詰まることなく進められればだいたい60分~80分ほどでクリアでき、ゲーム全体のボリュームは非常にコンパクト。特定ステージをクリアするごとに主人公のコスチュームが次々とアンロックされ、特殊な条件を満たすことで挑戦できるボーナスステージも存在しています。
そのため難易度が低いうちは、空いた時間に通しプレイが気軽にできるアーケードライクなランゲームという印象を受けました。しかし、一度ゲームをクリアすると、本作が持つ本来の難しさと面白さが目を覚まします。
本作におけるゲームプレイの真骨頂!
最高難易度「インセイン」での攻略が熱い
難易度ノーマルをクリアした暁には、「ハード」、「インセイン」という2つの難易度が新たに解禁されます。なかでも筆者がおすすめしたい難易度「インセイン」はそれまでの難易度にあったスローモーションや危機察知能力が封印されてしまううえ、ステージ中に存在する障害物が多くなります。「ノーマル」や「ハード」でのプレイ時は一定時間ずっと走るだけのような場面があったりするのですが、「インセイン」になるとそうしたことも少なくなり、プレイヤーの集中力と反射神経を試すかのごとく、障害物が立て続けに設置されるようになります。その置き方も非常にいやらしく、ボタン入力の判断を巧みに迷わせてくることでしょう。ヒントもヘルプもなし、より純粋なランゲームとして本作を楽しむことができます。
ステージごとのタイムも記録されるため、常にダッシュをし続けながら障害物を避けつつ、どれだけ早くゴールにたどり着けるか。本作では障害物によっては複数の解法が用意されていることもあるため、より早いタイムを記録するにどのボタンを入力すれば良いか?といった判断も必要になってきます。スローモーションや危機察知に頼らない、自分自身との戦いになるでしょう。
ちなみに、先述したボーナスステージは現在プレイ中の難易度に関係なく最高難易度でのプレイとなるので、初回プレイでも「インセイン」の難しさの片鱗を味わうことは可能です。ボーナスステージを攻略して先に絶望を味わうもよし、「ノーマル」、「ハード」、「インセイン」と順々に難しい難易度を味わうもよし。本作をプレイする際に感じることができる体験を最大限に発揮した難易度となるので、一度クリアした方はぜひそこでストップせずに、この「インセイン」でのゲームプレイを推奨します。
"決して譲らない"ゲームであるからこそ、
より快適なゲームプレイを楽しみたくなる
本作はボリュームとして非常にコンパクトで気軽に遊びやすくありながら、ゲームプレイ、ビジュアル、デザイン、音楽のテイストなど作者であるAerial_Knight氏が「好き」なものとやりたかったことを全面に出せているゲームです。本作をプレイしていくうちに、タイトルである「Never Yield」=「決して譲らない」という言葉が作者の心情であるのではないか?と感じるほどには、Aerial_Knight氏が大好きなものがゲームいっぱいに詰まっていました。自分自身を表現するという点において非常に素晴らしいゲームであるがゆえに、プレイしていくうちにだんだんと目立ってくる視認性の悪さや障害物の当たり判定の雑さなどがどうしても気になってしまうのです。現状でも十分楽しめますが、今後もしアップデートによってそうした悪目立ちしてしまっている部分が調整されるのであれば、より快適なゲームプレイ、そして作者の「大好き」が詰まった世界のなかを気持ちよく走ることができるランゲームになるでしょう。
スタイリッシュなグラフィックとデザイン、音楽に浸りながらアーケードゲームを遊ぶときのような体験をしたい、そんなプレイヤーにおすすめしたい本作『Aerial_Knight’s Never Yield -決して譲らない-』。気になった方はぜひ、Wallyの逃亡劇の行く末をともに手助けし、そして見届けてみてください。
(C)2021 Headup GmbH, all rights reserved.
(C)2021 Aerial_Knight
●タイトル:Aerial_Knight’s Never Yield
●ジャンル:横スクロールランゲーム
●発売元:Headup
●開発元:Headup
●プラットフォーム:PC(Steam、Epic Game ストア)、Xbox One
●発売日:2021年5月20日
●価格:1220円[税込](Xbox One版は1400円[税込])
●必須スペック
OS: Windows XP SP2
プロセッサー: シングルコアCPU 2.6GHz以上
メモリー: 1GB
グラフィック:DirectX 9.0c以上対応のGPU
ストレージ: 2GB
●推奨スペック
OS: Windows 10
プロセッサー: デュアルコアCPU 3.0GHz以上
メモリー: 2GB
グラフィック: NADIA GeForce 8 シリーズ または AMD Radeon HD2000シリーズ
ストレージ: 2GB
●公式サイトURL:https://www.aerialknight.com/
●ダウンロードサイトURL:
Steam https://store.steampowered.com/app/1323540/Aerial_Knights_Never_Yield/
Epic Game ストア https://www.epicgames.com/store/ja/p/aerial-knights-never-yield
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