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東京ゲームショウ2021オンラインにみる「ご当地ゲーム」の現状と可能性【インディーゲームレビュー 第108回】
インディーゲームには「その国・その地方」ならではの文化や歴史を盛り込んだ作品も多い。東京ゲームショウ2021オンラインの出展作品を中心に、そうした「ご当地ゲーム」の現状と可能性について考えてみよう。
この好例が、特定の国や地域の文化・歴史などの文脈を活かして作られた「ご当地ゲーム」だ。ゲーム黎明期の『ポートピア連続殺人事件』は好例で、近年では『アサシン クリード』シリーズがあげられるだろう。本連載で取り上げた『Beholder』(インディーゲームレビュー 第8回)『This War of Mine』(インディーゲームレビュー 第15回)なども加えられる。そのうえで、よりニッチな市場を攻められるインディーゲームこそ、こうした「ご当地ゲーム」が作りやすいと考えられる。
史上初のハイブリッド開催となった東京ゲームショウ2021オンラインでも、こうした「ご当地ゲーム」の出展が見られた。インディーゲームコーナーに登場した80作品を中心に、目についたタイトルを紹介しよう。
【TGS2021 Indie Game】プレイリスト(No.1~80)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLfuGgcBbCkUdbek8SUOiHKxFbA3U6-KnI
台湾の伝説的な英雄、廖添丁(りょう・てんてい)が主人公の横スクロールアクションゲームだ。廖添丁は日本が統治していた20世紀初頭の台湾に実在した、台湾版「鼠小僧次郎吉」ともいえる人物。ゲーム中でも義賊として富める者から奪い、貧しき者を養いながら、台北に潜む闇を暴いていく。もちろん開発は台湾のインディーで、戦前の彼の地の様子がよく描かれている。
ゲームはコミック調のストーリーパートと、骨太でスピーディーなゲームパートを繰り返しながら進めていく。短刀・ジャンプ・そしてスピーディーなカンフーを駆使して敵と戦っていき、腰帯を使えば敵の武器を奪って再利用することも可能だ。中国の伝統的なアートスタイルを意識したグラフィックも唯一無二で、本作ならではの魅力になっている。
ただし、操作がそこそこ複雑で、見た目ほど取っつきはよくない。だからこそ操作に慣れて、思い通りにアクションが繰り出せるようになれば、爽快感あふれるバトルが楽しめるようになるだろう。セーブポイントも多数用意されており、「死に戻り」によるストレスも少ない。Steamでデモ版が配信されており、2021年11月2日に正式リリースも決定ずみ。日本語ローカライズの品質も高く、安心して楽しめる。
Steam『添丁の伝説』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/1406850/_/
ディベロッパー「Creative Games Computer Graphics Corporation」公式サイト
https://www.cgcg.games/
廖添丁(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%96%E6%B7%BB%E4%B8%81
イギリスは世界でもまれに見る推理小説のメッカだ。中でもアガサ・クリスティとコナン・ドイルは推理作家の二大スターだと言えるだろう。この2人の作品群にインスパイアされたゲームが『Lord Winklebottom Investigates』だ。ゲームの舞台は1920年代で、プレイヤーはキリンのウィンクルボトム卿とカバのフランプル博士を操作して、孤島で発生した悲惨な殺人事件の謎に挑戦していくことになる。
最大の特徴は『モンティ・パイソン』を彷彿とさせる、人を食ったユーモアと手描きのアートスタイルの合わせ技だ。ゲームは古典的なポイント&クリック形式のアドベンチャーゲームで、数十種類のパズルを解きながらゲームを進めていく。日本語ローカライズも完璧で、ゲームオーバーも存在しないため(もちろんパズルの解き方がわからなくて、先に進めなくなることはある)、誰でもじっくりと楽しめる。
なお、ウィンクルボトム卿がシャーロック・ホームズ、フランプル博士がワトソンのパロディなのは言うまでもないだろう。開発は英シェフィールド在住の個人ゲーム開発者で、地元ならではのこだわりぬいた内容になりそうだ。
Steam『Lord Winklebottom Investigates』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/1024160/Lord_Winklebottom_Investigates/
ディベロッパー「Cave Monsters」公式サイト
https://cavemonsters.com/index.html
公式Twitter
https://twitter.com/cavemonsters
ナチスドイツ占領下での庶民の生活とレジスタンス活動を描き、大きな注目を集めた『Attentat 1942』。その続編が戦後の共産党政権下における混乱を描いたアドベンチャーゲーム『Svoboda 1945: Liberation』だ。ゲームは前作と同じく実写パート、コミックパート、ミニゲームなどで重層的に構成され、遊びながらさまざまな情報が学べるように工夫されている。
ゲームの舞台は現代で、主人公はチェコとドイツの国境付近にある小さな村、スヴォボダ(Svoboda)に派遣された調査員だ。その過程で祖父の写真を発見した主人公は、祖父が第二次世界大戦と、それに続く共産党独裁政権の台頭にまつわる事件に関連していたことに気づく。はたして祖父は何をしていたのか、当時を生き抜いた人々に話を聞いて回る中で、次第に事件の真相があきらかになっていく。
本作は制作にチェコの国立アカデミーがかかわるなど、ゲームという形式をとりながら、ヨーロッパを覆った歴史の暗部をあきらかにし、後世に伝えようとする意図がこめられた作品だ。開発はプラハに拠点を置くCharles Gamesで、これもまた地元ならではのゲームだろう。前作ともども、日本語版の発売が期待されるタイトルだ。
Steam『Svoboda 1945: Liberation』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/1076620/Svoboda_1945_Liberation/
Steam『Attentat 1942』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/676630/Attentat_1942/
ディベロッパー「Charles Games」公式サイト
https://charlesgames.net/
ある国や地方で発祥した文化や、文化を構成する遺伝子(ミーム)は、しばしば外部に伝播し、土着の文化と融合して新たな文化を生みだす。インドで生まれた仏教が中国から日本に伝播する過程で、それまでの信仰と融合し、如来や菩薩が生まれたなどは好例だ(原始仏教は人間が悟りを開いて輪廻転生から解脱することを目的としており、神仏は存在しない)。
パチンコとローグライトが融合した『Peglin』もその一つだ。ゲームの開発はカナダのビクトリアに拠点を構えるRed Nexus Gamesで、メンバーのうち数名が日本への旅行経験があり、パチンコに興味を持ったことが、本作の開発につながった。タイトルの「Peglin」とは主人公の名前で、「Peg(パチンコの盤上にある釘の意味)」と「Goblin」の合成語。オーブを投射し、ペグやアイテムに当ててダメージを溜め、相手を攻撃していくことになる。
まだ体験版が公開されているだけだが、オーブを投射すれば何かがおきるというシンプルな操作と、オーブがペグの間を飛び回る視覚的なおもしろさ、そして適度な戦略性があいまって、ついつい遊び込んでしまう内容になっている。なにより、こうしたゲームが太平洋を越えたカナダで開発されていることに、驚かされるのだ。日本語にも完全対応している。
Steam『Peglin』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/1296610/Peglin/
ディベロッパー「Red Nexus Games」公式サイト
https://rednexus.games/
公式Twitter
https://twitter.com/rednexusgames
最後に国産ゲームも紹介しよう。地上にさまよう幽霊たちを冥界まで導いていくアクションノベルゲーム。主人公は冥界のコールセンターに就職したヴァニタスで、道に迷ったり、除霊されそうになったりと、さまざまな問題を抱えて電話してくる幽霊たちを、適切な機関に取り次いでいく。通話の内容に合わせて適切な選択を選べばスコアが加算され、正しい選択を続けていくことでコンボも発生する。
もっとも、とある事情から幽霊たちは、こちらの事情などおかまいもなく、短時間でまくしたてるように、一斉に話しかけてくる。オペレーターである主人公は、画面に3つ以上同時に表示される吹き出しと、そこに表示されるメッセージ、そして音声通話を聞きながら、その意味を瞬時に理解して正しい判断をしなければならない。まるで聖徳太子になった気分になること、請け合いのゲームだ。
本作の開発は東京に拠点を置くフロシキラボだ。ゲームのベースに幽霊や地縛霊といった日本文化と、冥界のコールセンターというマンガ的発想やアートスタイル、そして7人の言葉を同時に聞き分けたという聖徳太子のエピソードがあることは、想像に難くないだろう。リリースは11月1日の予定で、体験版も公開されている。一風変わったゲーム体験を求める人におすすめしたい内容だ。
Steam『1f y0u're a gh0st ca11 me here!』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/1647740/1f_y0ure_a_gh0st_ca11_me_here/
ディベロッパー「フロシキラボ」公式サイト
https://furoshikilab.wixsite.com/furoshikilab
パブリッシャー「WhisperGames」公式サイト
http://www.whisperinteractive.com/
世界に広がる「ご当地ゲーム」
本連載でしばしば言及しているように、ゲームのグラフィックやサウンドには「ゲームの世界観提示」と「ゲームのルール説明」という2つの要素がある。本稿ではこのうち前者に注目してみよう。すると、同じゲームのルールでも、世界観が異なるだけでまったく違う魅力がゲームに発生したり、特定のプレイヤーに刺さる内容になったりすることがわかるだろう。この好例が、特定の国や地域の文化・歴史などの文脈を活かして作られた「ご当地ゲーム」だ。ゲーム黎明期の『ポートピア連続殺人事件』は好例で、近年では『アサシン クリード』シリーズがあげられるだろう。本連載で取り上げた『Beholder』(インディーゲームレビュー 第8回)『This War of Mine』(インディーゲームレビュー 第15回)なども加えられる。そのうえで、よりニッチな市場を攻められるインディーゲームこそ、こうした「ご当地ゲーム」が作りやすいと考えられる。
史上初のハイブリッド開催となった東京ゲームショウ2021オンラインでも、こうした「ご当地ゲーム」の出展が見られた。インディーゲームコーナーに登場した80作品を中心に、目についたタイトルを紹介しよう。
【TGS2021 Indie Game】プレイリスト(No.1~80)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLfuGgcBbCkUdbek8SUOiHKxFbA3U6-KnI
『添丁の伝説』
台湾の伝説的な英雄、廖添丁(りょう・てんてい)が主人公の横スクロールアクションゲームだ。廖添丁は日本が統治していた20世紀初頭の台湾に実在した、台湾版「鼠小僧次郎吉」ともいえる人物。ゲーム中でも義賊として富める者から奪い、貧しき者を養いながら、台北に潜む闇を暴いていく。もちろん開発は台湾のインディーで、戦前の彼の地の様子がよく描かれている。
ゲームはコミック調のストーリーパートと、骨太でスピーディーなゲームパートを繰り返しながら進めていく。短刀・ジャンプ・そしてスピーディーなカンフーを駆使して敵と戦っていき、腰帯を使えば敵の武器を奪って再利用することも可能だ。中国の伝統的なアートスタイルを意識したグラフィックも唯一無二で、本作ならではの魅力になっている。
ただし、操作がそこそこ複雑で、見た目ほど取っつきはよくない。だからこそ操作に慣れて、思い通りにアクションが繰り出せるようになれば、爽快感あふれるバトルが楽しめるようになるだろう。セーブポイントも多数用意されており、「死に戻り」によるストレスも少ない。Steamでデモ版が配信されており、2021年11月2日に正式リリースも決定ずみ。日本語ローカライズの品質も高く、安心して楽しめる。
Steam『添丁の伝説』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/1406850/_/
ディベロッパー「Creative Games Computer Graphics Corporation」公式サイト
https://www.cgcg.games/
廖添丁(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%96%E6%B7%BB%E4%B8%81
『Lord Winklebottom Investigates』
イギリスは世界でもまれに見る推理小説のメッカだ。中でもアガサ・クリスティとコナン・ドイルは推理作家の二大スターだと言えるだろう。この2人の作品群にインスパイアされたゲームが『Lord Winklebottom Investigates』だ。ゲームの舞台は1920年代で、プレイヤーはキリンのウィンクルボトム卿とカバのフランプル博士を操作して、孤島で発生した悲惨な殺人事件の謎に挑戦していくことになる。
最大の特徴は『モンティ・パイソン』を彷彿とさせる、人を食ったユーモアと手描きのアートスタイルの合わせ技だ。ゲームは古典的なポイント&クリック形式のアドベンチャーゲームで、数十種類のパズルを解きながらゲームを進めていく。日本語ローカライズも完璧で、ゲームオーバーも存在しないため(もちろんパズルの解き方がわからなくて、先に進めなくなることはある)、誰でもじっくりと楽しめる。
なお、ウィンクルボトム卿がシャーロック・ホームズ、フランプル博士がワトソンのパロディなのは言うまでもないだろう。開発は英シェフィールド在住の個人ゲーム開発者で、地元ならではのこだわりぬいた内容になりそうだ。
Steam『Lord Winklebottom Investigates』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/1024160/Lord_Winklebottom_Investigates/
ディベロッパー「Cave Monsters」公式サイト
https://cavemonsters.com/index.html
公式Twitter
https://twitter.com/cavemonsters
『Svoboda 1945: Liberation』
ナチスドイツ占領下での庶民の生活とレジスタンス活動を描き、大きな注目を集めた『Attentat 1942』。その続編が戦後の共産党政権下における混乱を描いたアドベンチャーゲーム『Svoboda 1945: Liberation』だ。ゲームは前作と同じく実写パート、コミックパート、ミニゲームなどで重層的に構成され、遊びながらさまざまな情報が学べるように工夫されている。
ゲームの舞台は現代で、主人公はチェコとドイツの国境付近にある小さな村、スヴォボダ(Svoboda)に派遣された調査員だ。その過程で祖父の写真を発見した主人公は、祖父が第二次世界大戦と、それに続く共産党独裁政権の台頭にまつわる事件に関連していたことに気づく。はたして祖父は何をしていたのか、当時を生き抜いた人々に話を聞いて回る中で、次第に事件の真相があきらかになっていく。
本作は制作にチェコの国立アカデミーがかかわるなど、ゲームという形式をとりながら、ヨーロッパを覆った歴史の暗部をあきらかにし、後世に伝えようとする意図がこめられた作品だ。開発はプラハに拠点を置くCharles Gamesで、これもまた地元ならではのゲームだろう。前作ともども、日本語版の発売が期待されるタイトルだ。
Steam『Svoboda 1945: Liberation』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/1076620/Svoboda_1945_Liberation/
Steam『Attentat 1942』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/676630/Attentat_1942/
ディベロッパー「Charles Games」公式サイト
https://charlesgames.net/
『Peglin』
ある国や地方で発祥した文化や、文化を構成する遺伝子(ミーム)は、しばしば外部に伝播し、土着の文化と融合して新たな文化を生みだす。インドで生まれた仏教が中国から日本に伝播する過程で、それまでの信仰と融合し、如来や菩薩が生まれたなどは好例だ(原始仏教は人間が悟りを開いて輪廻転生から解脱することを目的としており、神仏は存在しない)。
パチンコとローグライトが融合した『Peglin』もその一つだ。ゲームの開発はカナダのビクトリアに拠点を構えるRed Nexus Gamesで、メンバーのうち数名が日本への旅行経験があり、パチンコに興味を持ったことが、本作の開発につながった。タイトルの「Peglin」とは主人公の名前で、「Peg(パチンコの盤上にある釘の意味)」と「Goblin」の合成語。オーブを投射し、ペグやアイテムに当ててダメージを溜め、相手を攻撃していくことになる。
まだ体験版が公開されているだけだが、オーブを投射すれば何かがおきるというシンプルな操作と、オーブがペグの間を飛び回る視覚的なおもしろさ、そして適度な戦略性があいまって、ついつい遊び込んでしまう内容になっている。なにより、こうしたゲームが太平洋を越えたカナダで開発されていることに、驚かされるのだ。日本語にも完全対応している。
Steam『Peglin』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/1296610/Peglin/
ディベロッパー「Red Nexus Games」公式サイト
https://rednexus.games/
公式Twitter
https://twitter.com/rednexusgames
『1f y0u're a gh0st ca11 me here!』
最後に国産ゲームも紹介しよう。地上にさまよう幽霊たちを冥界まで導いていくアクションノベルゲーム。主人公は冥界のコールセンターに就職したヴァニタスで、道に迷ったり、除霊されそうになったりと、さまざまな問題を抱えて電話してくる幽霊たちを、適切な機関に取り次いでいく。通話の内容に合わせて適切な選択を選べばスコアが加算され、正しい選択を続けていくことでコンボも発生する。
もっとも、とある事情から幽霊たちは、こちらの事情などおかまいもなく、短時間でまくしたてるように、一斉に話しかけてくる。オペレーターである主人公は、画面に3つ以上同時に表示される吹き出しと、そこに表示されるメッセージ、そして音声通話を聞きながら、その意味を瞬時に理解して正しい判断をしなければならない。まるで聖徳太子になった気分になること、請け合いのゲームだ。
本作の開発は東京に拠点を置くフロシキラボだ。ゲームのベースに幽霊や地縛霊といった日本文化と、冥界のコールセンターというマンガ的発想やアートスタイル、そして7人の言葉を同時に聞き分けたという聖徳太子のエピソードがあることは、想像に難くないだろう。リリースは11月1日の予定で、体験版も公開されている。一風変わったゲーム体験を求める人におすすめしたい内容だ。
Steam『1f y0u're a gh0st ca11 me here!』販売ページ
https://store.steampowered.com/app/1647740/1f_y0ure_a_gh0st_ca11_me_here/
ディベロッパー「フロシキラボ」公式サイト
https://furoshikilab.wixsite.com/furoshikilab
パブリッシャー「WhisperGames」公式サイト
http://www.whisperinteractive.com/
【コラム】小野憲史のインディーゲームレビュー
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- 『SIGNALIS』2Dからローファイ3Dへ~サバイバルホラーのリスペクトと再生【インディーゲームレビュー 第128回】
- 『Ukraine War Stories』ゲームの民主化とプロパガンダとしてのゲーム【インディーゲームレビュー 第127回】
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- 『迷路探偵ピエール:ラビリンス・シティ』絵本版とゲーム版、2つのピエールの違い【インディーゲームレビュー 第125回】
- ボタンを“離す”操作性がもたらすものとは? テナガザルの2Dアクション『Gibbon: Beyond the Trees』【インディーゲームレビュー 第124回】
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- 『ボクロボ ~Boxed Cell Robot Armies~』インディーゲームにおける「間口の広さと奥の深さ」問題【インディーゲームレビュー 第122回】
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